以前から,期末の公式の授業評価アンケート以外に,講義開始時,講義期間中に一回程度独自にアンケートを実施して,講義に対する希望や意見,あるいは感想を学生に書いてもらっていた。
本年度も,講義期間中に,授業中に行う課題と合わせて意見や感想を聴取した。
それを読んで分ったこと,あるいは再確認できたこと。
第一に,静かな私語のない授業環境を学生は期待しており,それを実現してあげると,とっても喜ぶ,ということ。
「私語がないので集中できる」「周りが頑張っているので,自分も頑張れる」「静謐な環境は気分が良い」などなどの感想多し。
こんな意見がめっちゃ多い。
これほんと!
200人の履修者のうち50人ぐらいが指摘している。
第二に,講義開始後の5分~15分ほどをかけて,前の講義の復習をしてあげると,その日の講義内容に入り込みやすいし,結果として内容理解を促進するということ。
「復習をしてくれるので,授業に入り込みやすい」「復習はありがたい」などなどの感想多し。
第三に,専門用語や理論を,学生にとって身近な出来事や事象に例えて説明してあげると,とっても学生の理解を促進するということ。
「配賦」の説明の際には,ドライブに行った時にガソリン代をどう分けるか?といった例を。
「予定配賦」の説明の際には,キャンセルの不可能なコンパにドタキャンが続出したら割り勘代をどうやって計算すれば納得する?といった例を。
「総合原価計算と個別原価計算の違いを説明する際には,もし五つ子ちゃんの一人当たりの養育費を計算したかったらどうやって?といった例を。
数え上げたらきりがないが・・・。
総じて,高い評価を頂戴してはいるが,まだまだ改善意見もあるので,それらをできるだけ反映し,最高の講義を創りあげたい。
この講義を聞きたい!って思わせることのできるような,そんな最高の講義をね。
そんな気持ちになれるのも・・・
「この講義なら1限でも行こうって気になります!」とか・・・
「先生の講義は全然眠くなりません!」とか・・・
「本当に分りやすい講義をありがとうございます!」とか・・・
「自分は既に原価計算の勉強をしていましたが,なぜそのような処理をするのかとかは考えずに機械的に計算をしていたが,この授業で理解が促進されました!」とか・・・
言われちゃうとね・・・
体の奥底から,メラメラと燃えて来るものがある。
さて,週二回のセメスターの講義は,半期でトータル30回。
今年は,火曜日1限と金曜日3限のセメスターと,月曜日5限と水曜日2限のセメスターの両方を担当しているから,半期で全部で60回の講義をこなさなきゃならん。
今日でまだ17回しか終了していない。
三分の一もいっていないのか・・・。
ふー。
よし,やろう!
明日も頑張ろ!
まだまだ
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