2016年6月17日金曜日

先週に続き

今日はゼミの日。
先週の2期のハギワラ君に続き,今日は4期のコダマ君が部下を一人連れてゼミに参加してくれた。
まだ33歳なのに人材会社の人事部長。
出世したなぁ。
ランチを一緒にしてから4年生の卒論報告を聞いてもらう。
厳しいが筋の通った指摘をしてくれた。
実務家なりの視点からの指摘もあり,学生たちにとっては大変有り難かったにちがいない。

ところで,12期生の今回の発表の人選だが,人事部長の先輩が来ゼミしてくれるということで,採用・人事系の研究している者のなかから希望者を重視したという。
何度も指摘してきたことだが…
はっきり言おう。
諦めたら終わりだからね。
12期はまだまだイズムを継承していない。
これである。
14名中11名が内々定を得ているなか,どうしてよりによって残りの3名のうちの2名を報告者として選ぶ?
先輩が来ゼミすることは,ずいっっぶん前に皆には伝えていたよね。
先輩の前で恥ずかしくない報告をするための十分な準備期間はあったよね?
それがあの報告?
あの報告では,渡辺ゼミ生の報告において大切なことがほとんど遵守されていない。
内容以前の問題。
就職活動真っ盛りの奴に,明らかにオーバーワークの奴に,なぜ担当させる?
本当に分かっていない。
サブゼミをしているんだろ?
事前に彼らの報告水準が分かっていたんだろ?
たとえ彼らが希望したとしても,まだその水準にはないから,別の人が報告しよう…と言える人間がいないのか12期には?
就職活動が終わったのだから,大変だけど,自分が寝ないで頑張って,代わりに報告を担当しようって気概・思いやりのある奴はいないのか?
それではいつまで経っても,変われないよ12期は。

4年の卒論報告が終わり,コダマ君から会社説明と,学生との質疑応答がなされ,3年生も研究上のヒントが得られたのでは。
予定時間を大幅に過ぎて終了し,コダマ君が帰った後,3年生のゼミを開始。
で,終了したのは21:30近く。

ルーティン班は,ヒアリング調査の結果を受け,その回答のバラツキの大きさや,回答内容の吟味を経て,ルーティン定義の改変が必要かどうかを検討する必要があるだろう。
その検討結果次第では,ヒアリングのやり方を変えなきゃね。

スポンサー班は,そろそろ方向性を定めないと。
いつものとおり漫然とレヴューの結果を報告するだけではダメ。
スポンサードの把握の仕方を工夫し(今日示唆したような方法とか),さらにはパブリシティ効果の把握の仕方も工夫して(特に文字数の把握の仕方について),とにかくサンプルの確保に努力してほしい。
さらには,調整変数や仲介変数などの把握など,メカニズムの究明に尽力すること。

ジョブクラ班は,モデルの全体像がうっすらと見えてきているのだから,それを鮮明にする作業,つまり変数間の因果関係をしっかりと認識する作業に焦点を絞るべき。
外国語論文のサーベイも,今日指摘したようにピンポイントでするようにして,短い時間でできるようになると,これからが楽だよ。

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