2012年2月21日火曜日

当たり前のことを当たり前に

「その企業に働く人の6割が,当たり前のことをきちんとやっている企業」

これは,優良企業とは何か,と問われた時の答えである(伊丹敬之『経営の未来を見誤るな』日本経済新聞社.)。

さらに伊丹先生はつづけて言う。
「この比率が7割にもなれば,それは超優良企業である。普通の企業は5割以下であろう。」

さて,我が中央大学は何割か?
休講をしない,私語は許さない,いけないことはいけないと言う,などなど何割の教職員ができているであろう。
タバコのマナーに関する学生に対するアンケート(中央大学のHP上でその結果を見ることができる)によれば,禁煙場所で喫煙している学生に教職員が注意しているところを見たことがない,という意見が多い。
それはそうであろう,と思う。
私が校内を制限速度の20㌔で走っていると,後ろから煽る車があまりにも多いから。
自分がルール違反をしているのに,恥ずかしくて学生に注意をすることなどできまい。
いつぞやは黒塗りの高級車に校内で煽られた。
あれはどこぞの貴人の車か。
何をか言わんや,である。

数年前に教授会で発言したが,何も変わらない。
しかし,私はあきらめない。

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