2024年6月30日日曜日

結局コミュニケーション

結局,組織を円滑に回すのには,対面のコミュニケーションがすこぶる重要だという結論に行き着く。

ゼミの研究というのは,つまるところ,教員と当事者の学生たちと,それからそれを取り巻く同期と先輩と,時に後輩とのコミュニケーションが適切に行われているときに,成就する。

今日は,プロ野球の観戦をしながら,実に多くのことについて3年生とコミュニケーションをとることができた。

そのコミュニケーションがうまくいったときに,学生の中には,信じられないくらいの勢いで伸びていく者がいる。

振り返れば私もそうだったのかもしれない。

たまたま。

そう,人生を左右するのは,その「たまたま」なのかもしれない。

でもね,その「たまたま」を「たまたま」と流してしまうのか,それともチャンスと受けとめることができるのか,そこにセンスが必要だとは思う。

うちの今の3年生のゼミの数名は,そのセンスがある。

でも,その逆をいくとともに,うちのゼミのあるべき姿を追うことするできない人間がいるとすると,果たしてそれを放置しておいてよいものかどうか…

そこは徹底的に議論したいと思う。

ブログのビュー数

木曜からビュー数が凄い…

昨日なんて1日で1600回に届こうとしている(1日のビュー数のカウントは朝の9時から翌朝の9時まで)。

ゼミのこと書いているからかな。

でもゼミ生だけで、こんなに伸びるかなぁ。

誰が見てくれているんだろう。

さて、今日は午前中、最後のジャガイモの収穫をしてから、午後はジャイアンツのファームの試合を、ゼミ生と観戦予定。

天気がもつと良いのだけど…

2024年6月28日金曜日

融通無碍

柔軟さと言っても言いし,素直さと言ってもよい。

素直というと,言われたことに文句も言わずに従うというイメージを持つ人もいるかもしれないが,それは違う。

素直さとは,理屈的に納得できたならば,敢然と前言を翻してでも行動を修正できるようなことを言う。

グループワークで上手くいかないグループは,この融通無碍さ,柔軟さ,素直さが足りないことが多い。

自分たちの向かいたい方向に固執する。

研究において「したい」は注意が必要だ。

残念なことに私は理屈が通らない主張,首尾一貫していない主張には,徹底的に反問して,容易にそのまま通過させない。

「したい」だけではなく,論理的に筋が通った主張を展開しなければ,いつまでたっても足踏みしているだけ。

それから,先に進んでいるグループは,私とのメールのやり取りが非常に多い。

しつこいぐらい笑

なるべくして,現在の状況が発現している。

その理由を考えなければ,高尾山も登れない。   

2024年6月27日木曜日

3年生のグループワーク

21期のグループワークの進捗がすごい。

どこまで進歩するんだかというくらい,週ごとに進む,進む。

まずプロスポーツ組織の地域貢献活動がチームIDに及ぼす影響を究明しようとしているグループ。

今週は先行研究のレヴューが実によかった。

それに尽きるね。

レヴューが良いからこそ,私からのフィードバックもしやすいし,効果的にもなりやすい。

地域貢献活動(含むSDGs)のタイピング,調査対象のセグメンテーション,そしてそれらのセグメントごとの(あるいはセグメント間の比較の)チームIDへの影響に関する仮説の立案をしっかり行ってほしい。

次に,アメーバ経営システムの特性と首尾一貫性の関係を究明しようとしているグループ。

このグループの文献レヴューの水準も非常に高い。

そして,仮説立案が非常に緻密。

大学院レベル。

春学期中に分析モデルを完成させるという離れ業を,渡辺ゼミとして初めて成し遂げるかもしれない。

最後にスタジアムにおけるポジティブ・ネガティブな視聴覚体験が「感動」を通じて,再観戦意図に影響を及ぼすことを解明しようとしているグループ。

まずは感動体験を5つに分類し,それぞれについてしっかり考察してきているのが良い。

試合の中身に関係しない現象で視聴覚体験に影響を及ぼし,それが感動を喚起し,ひいては再観戦意図が促進されるのならば,プロスポーツクラブにとっては実に意義が大きい。

試合内容は流動的であり,結果も含めてクラブにとってはほとんどコントロール不能。

しかし,クラブがコントロール可能な現象で,感動を喚起し,ライト層をリピート層に変えることができるのなら…

これは実に大きい。

各グループ,引き続き頑張ってほしいね。

2024年6月25日火曜日

良いクラス

火曜日1限と金曜日3限の週2回開講している原価計算論。

1997年以に赴任した岡山大学時代から数えると(途中在外研究で2年ほど担当していないので),25年くらい,多い年では年3~5クラス(春学期月2限木4限のクラス,春学期火1限金3限のクラス,秋学期火1限金3限のクラス,プラス夜間部があったときにはそのクラスも)を担当した年もあるから,まぁ70~80クラスぐらいはこれまで担当してきた。

人数は岡山時代の100人ぐらいから,中大で多いときは300人以上のクラスを。

トータルすると2万人以上は延べで教えてきたってことか…

思えば遠くにきたもんだ。

さて,その中でも今年のクラスは最高レベルに授業がしやすい。

そして教えがいがある。

例年,開始のチャイムがなってから,授業を始めますと宣言して,それでも私語がやまないので,授業を始めますよ,はい始めますよと数回繰り返し,そしてようやっと静かになるのが普通。

最初の授業から数回は,かなり私語がやむまで時間がかかるのが通例。

ところが,今年のクラスは,最初のオリエンテーションで,なぜ授業中に静かにしてほしいかを理由を付して説明したら,開始のチャイムが鳴っている間に私語がやむ。

そして,授業中も私語はほとんどない。

プリントを配布している間とかは,少し私語していいよと言っているので,100分間ずっとだまっていろって言っているわけではないけれどもね。

かなり集中して授業が進行した場合には,3分ぐらい休憩をとることがある。

通常,その場合,わぁーんと響くくらい私語が行われ,はい休憩終了と言ってもなかなか私語が止まらないのだけれども,今年のクラスはやむ。

また,授業中に練習問題をほぼ毎回実施するのだが,難しい問題の場合は,前の回に類題を配り,それを宿題としてやってこさせて,授業中の練習問題に臨ませている。

その場合,類題を参考にしていいよって言うので,初学者は特に類題を横目に練習問題を解くことが多い。

でも,その類題を忘れてくる学生が例年10~30人はいるものだ。

今日の練習問題は特に難しかったので(日商1級レベル),きっと類題を忘れてくる学生もいるだろうからと,すでに前回配ったその類題の残部を本日の授業で持参したのだが…

ところが…はい,類題を忘れた人は手を挙げて!残部を持ってきたので忘れてきた人は前に取りに来て!って言ったのに…

誰も取りに来ない…

本日出席していた160名以上の学生が誰一人として…

全員忘れずに持ってきたいたということ。

こんなに頑張っている学生たちに報いるためにも,このクラスではE評価が誰一人でないくらい,私も分かりやすい授業を心がける。

そう誓うのであった。

2024年6月24日月曜日

美しさ

先週の土曜日の組織学会で面白かった研究報告は,意思決定における美の影響に関する研究。

非連続なイノベーションが続くような状況では,そもそも意思決定における不確実性が高く,そういう場合はいわば消極的な理由から「美しさ」の水準が高い方の案が選択されるという。

非常に面白く感じる一方,その美しさの測定尺度がちょっと気になった。

直接的な測定項目が少なく,果たしてこれで美しさを測ることができているのかなぁ,と。

しかし,この美しさという概念は,管理会計の文脈でも,スポーツビジネスの文脈でも,何気に重要な気がする。

いや,重要になっていくような気がするのだよね。

直観だけど。

研究って実は直観に導かれたアイデアが大事。

いずれ取り組んでみたいテーマ。

2024年6月23日日曜日

昭和の詩人

友部正人がすげーよって,親友の祐輔に言われて,カセットテープをもらって…

そんなものもどこへいったか分からんが…

今,聞いても,この声と間が,たまらん。

これ時々カラオケで歌うんだけど,だれもついてきてくれんが…

しんせいって知っているか?

しんせい一箱分の一日分ってピンとくるか?

https://www.youtube.com/watch?v=CITVlQF-cIE&list=RDCITVlQF-cIE&index=1


ふと後をふり返ると そこには夕焼けがありました

本当に何年ぶりのこと そこには夕焼けがありました

あれからどの位たったのか あれからどの位たったのか


ひとつ足を踏み出すごとに 影は後に伸びていきます

悲しい毒ははるかな海を染め 今日も一日が終ろうとしています

しんせい一箱分の一日を 指でひねってごみ箱の中


僕は今 阿佐ヶ谷の駅に立ち 電車を待っているところ

何もなかった事にしましょうと 今日も日が暮れました

あヽ中央線よ空を飛んで あの娘の胸に突き刺され

どこへ行くのかこの一本道 西も東もわからない

行けども行けども見知らぬ街で これが東京というものかしら

たずねてみても誰も答えちゃくれない だから僕ももう聞かないよ


お銚子のすき間からのぞいてみると そこには幸せがありました

幸せはホッペタを寄せあって 二人お酒をのんでました

その時月が話しかけます もうすぐ夜が明けますよ