2023年12月16日土曜日

学内プレゼン大会

渡辺ゼミとしては久しぶりの出場。

3つのグループが3つの部門に出場した結果は…

2つのグループが最優秀賞。

最後の最後まで苦しんでいたスポンサーシップ班とトークン班が最優秀賞をゲットし、既に一つ大会に出場して優秀な成績をおさめていたスポーツ組織の感謝の研究をしていたグループが最優秀賞を逃す…

ま、良くあること。

どのグループも研究に協力してくれた組織のための報告書の作成をしたり、論文を書いたりしなければならず、やる事は盛りだくさん。

しばし休み、また引き続き頑張ってほしい。

とにかく今日はお疲れ様!!

2023年12月15日金曜日

美しい文章

仕事終わりに…ふと大好きな畑正憲の小説を本棚から取る。

取ったのかな…

取らされたのか…

それが取ってくれと言わんばかりに、背表紙から主張していたような気もする。

手に取り、一枚目をめくる。


>季節は覚えていない。

赤いセーターが目に焼き付いているので、たぶん4月の終わりか5月の初めのことだったろう。

私は内ポケットに一通の手紙を忍ばせていた。

むろん、忍ばせていたという位だから、尋常な手紙ではない。

初めて書いた恋文、つまり現在の妻、純子にあてたラブレターだった。


畑正憲の文章は野性的だ。

そして、野生の中にポエムがある。

いや野生はそもそもポエムなのかもしれない。

私はその一見アンバランスで、そしてなぜかハーモニーを感じる、そんなセンテンスが耐え難く好きで、ただひたすら活字を追ってしまう。


「ムツゴロウの青春記」

現代の若者の感想を聞いてみたいな。


そうそう感想といえば。

先日、14期のサド君から連絡をもらった。

折角就職した商社をやめ、いきなり、愛する彼女を置き去りにして!?、カナダに語学留学に行ってしまった、そのサド君。

今、カナダで犬ぞりとか、観光関係の仕事をしていて、今度帰国して、外資系の人材関係の会社に就職するという。

その彼に、その彼が送ってきた犬ぞりに乗っている羨ましい写真を見て、思わず私が大好きな植村直己のことを思いだしたと返信した。

植村直己…最高の冒険家…

そしたら、翌日、植村さんの本を早速読んだと連絡してくれた。

「極北に駆ける」

大好きだったなぁ。

サドに読んでもらえて、嬉しかったなぁ。

誰かが植村さんの本をこれからも読み続ければ、植村さんは死なない。

私も死ぬまでに、焦がれるほど好きだった植村さんのように、犬ぞりで旅をしたい。




2023年12月14日木曜日

思考訓練

なんとなく説明できている…
それでなんとか「こなしてこれた」ってことだろう。
しかし、ゼミではそれを見過ごさない。
「なんとなく」というグレーな部分を一切消し去り、ガラス張りにする。
そのためには、何度も何度も何度も何度もゼミ生には言い続けてきたことだが、図などで可視化することが大事。
議論しているだけでは、絶対にダメ。
図を書き、関係性を整理し、その関係を必ず文章に書き起こす。
その文章内にも曖昧さは残さない。
それができて、初めて議論の前提が成立しているということになる。
曖昧な理解しかできていない数人が、その状態のまま議論しても、出てきた結論のようなものは、なんとか論理的に成立して「見える」ように工作された、砂上の楼閣にすぎない。
すぐに崩れる。
何度作っても崩れる。
ただ時間が過ぎるだけ。

また、今日のゼミで改めて気になったことは、局地的に議論しているシーン。
何しているのって感じ。
それがゼミのパフォーマンスになんの関係があるのかね。
局地ではなく全体に対して、発表者に対して、大きい声で指摘すればいいだけ。
その指摘が合っているか分からないからとの反応があったが、数か月も経って、ゼミにおける議論とはどういうものか全く理解していないので、情けなくなった…
指摘なんて間違っていてもいいし、焦点がずれていたって何の問題もない。
議論を経て少しずつ正しい理解に近づいていけばいいだけ。
初めから正しい指摘・意見を言わなきゃと思ったら、指摘や意見なんて簡単にできん。
間違っていたら恥ずかしいとか悔しいとか、そんなもんごみ箱に捨てちまえ。
何の役にも立たんどころか、むしろ全体のパフォーマンスにとって有害。

とはいえ、明後日のプレゼン大会を前にして、各グループのパフォーマンスの中には、成長の跡が見られるところも多い。
トークン班は、3週間ぐらい前のパワポの内容・構成と比べると、今のそれは相当リファインされている。
スポンサーシップ班は、問題意識から仮説立案あたりまではかなり良い(後ろの部分で躓かなきゃ褒めたやりたかったぐらい)。
組織心理班は、大会をすでに一回経験しているだけに、プレゼンの仕方は他班と比べものにならないぐらい良い。

2023年12月13日水曜日

海外の学生と…

今日はわざわざテキサス工科大学に在学している学生さんが訪ねてきてくれた。

日本人だが,大学スポーツに関心があり,メディアにのった私の記事を見て,連絡をくれたとのこと。

話し出すといくら時間があっても足りないくらいだが,ポイントを絞ってお話しした。

メジャーリーグの球団にいったん就職するかもしれないと言っていたけれども,こういう有能な人材が日本の大学スポーツのために働いてくれるのならば,未来は明るい。

そう思った。

昨日も法学部の学生とオンラインで話ししたのだが,他学部であろうと,他大学であろうと,海外の大学であろうと関係ない。

大学スポーツを築構するために,同志を増やしたい。

ただ,それだけ。

2023年12月12日火曜日

プロデュース論12回目!!

本日のプロデュース論の講師の先生は,読売テレビのコンテンツ戦略センターの宣伝プロデューサーである折原加奈氏。

「⼈を動かす ―何も持っていない在阪テレビ局宣伝プロデューサー(宣伝P)の⼈と⾃分の動かし⽅」というテーマでご講演いただいた。

まず,在阪テレビ局のビジネスモデルとテレビ局を取り巻く環境の変化についてご説明いただく。

テレビ局の役割は…テレビ番組の製作・放送(つまり「作って届ける」)からテレビ番組の製作・供給(つまり「作って納める」)に変化。

テレビ局は次の二つをしなければならなくなった。

①電波を使って「公平な報道と健全な娯楽を届ける」社会的インフラ的ビジネス

②インターネットと使って「視聴者の『⾒たい』に応えるコンテンツを作って納める」⼩売業ビジネス

テレビ局は激ムズの時代を生きている,と中の人達は感じている。

そんな中で,宣伝Pのお仕事とは?

「この番組が,いかに⾒る価値がある番組か」「あなた向けの番組であるか」を伝えるために,ありとあらゆるチャネルを使って情報発信をすること!!

宣伝Pの人の動かし方とは?

①⽬指す世界を明確にする

②相⼿の⽬線で世界を⾒る(相⼿を憑依させる)

相手の「嬉しいこと」を盛り込み,可能な限り「嫌なこと」を避けたメッセージを届け,依頼する。

これって当たり前だけど,実はそれが一番ムズカシイ!!

2023年12月11日月曜日

まださざ波のような動きだけれども

最近、他大学のスポーツ関係者とお会いすることが多い。

夏以降、いくつかのメディアに中大バスケ部やサッカー部のことを取り上げていただいたので、詳しく話を聞きたいとのこと。

これまで関東の大手私大2校、中堅私大1校の方々とお会いしてきたが、今日はわざわざ関西の雄の私大の方にわざわざお越しいただいた。

折角の機会なので、2時間ほどじっくりとお話しして、部を取り巻く諸環境に関する問題意識は共通する部分が多く、私の知っている範囲でできるだけのアドバイスをして差し上げた。

そして、今後もコンタクトを取り合い、情報交換を続けていくことを約した。

目指すところは、ある部会単体の財政の充実にはとどまらない。

大学全体、そして大学スポーツ全体のために、今できることにできるだけ取り組んでいこうということ。

同志の存在は力をくれる。

2023年12月9日土曜日

詩人になれずに…

若いころ中原中也が好きだった。

詩人は偉大だ

詩には無限のひらめきがあるし、無限の解釈がある。

吉野弘という詩人がいる。


生命は


生命は

自分自身では完結できないように

つくられているらしい

花も

めしべとおしべが揃っているだけでは

不十分で

虫や風が訪れて

めしべとおしべを仲立ちする

生命は

その中に欠如を抱き

それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分

他者の総和

しかし

互いに

欠如を満たすなどとは

知りもせず

知らされもせず

ばらまかれている者同士

無関心でいられる間柄

ときに

うとましく思うことさえも許されている間柄

そのように

世界がゆるやかに構成されているのは

なぜ?


花が咲いている

すぐ近くまで

虻の姿をした他者が

光をまとって飛んできている


私も あるとき

誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき

私のための風だったかもしれない