午後の部はスポンサー営業の担当者のダニエル氏のプレゼン。
周囲にはビッグクラブが取り囲む環境で,いかにスポンサー企業をとっていくかが課題。
個人スポンサーシップというのもあり,日系企業は田中選手を個別に支援したいということもあるが,いかにクラブ全体を支援してもらえるようにするかも課題。
物価やチケット代も上がっていることもあり,それに合わせて年俸も考えなければならないが,そういったことも視野に入れなければならないことも課題の一つ。
広告代理店経由か直接的にか,二つのスポンサー獲得ルートがある。
フォルトナも2020/2021シーズンから直接的なスポンサーシップ獲得に,力を入れるようになった。
代理店経由の利点の一つは,システムを保有しているので,地域以外にグルーバルなスポンサーを獲得することができること。
スポンサーの実際の獲得の有無にかかわらず,固定でスポンサーシップ(これをギャランティという,例えば実際のスポンサーシップ額がギャランティを下回っても,代理店はそのギャランティをクラブに支払わなければならない…が実際はギャランティを上回ることがほとんど,その上回った部分は代理店の収入になる)が入ってくることのでリスクが少ないこと。
直接契約の一つの利点は,スポンサーとダイレクトにコンタクトをとることができること(企業の真の目的を把握できて,それを反映した施策を打てば,信頼関係の構築につながり,持続的な関係を構築できる)。
第二の利点は,代理店経由では条件次第でどこのクラブをスポンサードするかが決まるが,真に必要なアクティベーションを行うことができること。
第三に,コミッションを代理店に払う必要がないこと。
第四に,独自にマーケティング戦略を考案しなければならなくなったので,改めて自分たちを見直すようになったこと。
インフロント(代理店)からフォルトナに3人が移籍し,直接的なアプローチを担当するようになった。
Story sellingというスポンサー営業を取り入れるようになった。
クラブと企業が一緒に未来を作り上げていくために,パートナーになろうとアプローチする。
収益の柱。
①スポンサーシップ,②ホスピタリティ,③メディア・イベントセールス,④ビジネスケース。
①と②はクラシックな柱。
③と④はこれから伸ばしていきたい柱。
④はフォルトナと一緒にサービスや商品を創り上げていくこと。
実際のスポンサー営業の流れ。
まずはフォルトナの説明,デュッセルドルフの説明。
それからスポーツスポンサーシップの説明,フットボールのパワーを説明。
スポンサー企業のゴールとコンテンツをベースにして,一緒に未来志向で持続的なパートナーシップを構築していくのが,フォルトナのスポンサーシップのアプローチ。
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