今日は書類作りで朝から大学。
だいぶ捗ったかな。
午後に2時間ほど,産業組織心理学会の研究会に参加。
テーマはマインドフルネス。
とても面白かった。
人間の苦しみの根源とは?
人間は無意識のうちに死や脅威を畏れ,意識的に社会の現象は首尾一貫しており,思い通りになると思い込むようになる。
例えば,家から外に出る時に,外界はコントロールできないことにまみれていると思ったら,怖くてとても外に出られない。
また,今普通の状態なら,これが首尾一貫として続くと意識的に思いこむ。
もし外出したら雷に打たれるかもと思ったら,外になど出られない。
こういった自己観/価値観が苦しみや不満足の源泉となる。
自然の摂理は,言うまでもなく無常つまり変化し続けるし,無我つまり思い通りにならない,というものだ。
例えば,体のどこかが痛いとする。
思いどおりになると思っていたら,が思い通りに実際にはならないのだから,イライラするし,不満がたまる。
つまりややもすると自然に身につけてしまう自己観と,実際の自然の摂理の間の乖離が苦しみを産むということ。
うむ,なるほど。
無常と無我を受け容れる,ということか。
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