専門ゼミの3年生のグループワークの発表も2回目を終えた。
発表を聞いて思うのだが…
とにかく先行研究のレヴューが足りない!
君らは,いわば最近埋められたお宝を発掘しようとしているわけです。
まずはここらが有望だと思われる地域に目星をつけたら(何となくここら辺に関心があるなぁという研究領域を定めたら),まずはどうしますか?
いきなり特定の場所を深く掘りますか?
まずは最近掘り返されたような跡がないか,広く探りませんか?
研究についても,まずは浅くてもいいから,初期段階のレヴューはまずは広い範囲を対象にして,数をこなすことが大事!
そうですね,各人一週間に4編か5編を読めば,グループで20~25編のレヴューしたことになり,これを一か月すれば,100編は行けますよね。
宝探しで広く探って,ここは!というところを見つけたら,そこを深く掘りますよね。
逆に言うと,これはってところが見つかるまでは,深く掘っても徒労に終わる危険性が高いということですよね。
研究でも同様です。
焦らないで。
まずはじっくりたくさんの論文を,しかしレヴューの軸は持ちつつも,探索し読み込みましょう!
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