「ある車夫の心意気」の感想文の続き。
これらの感想文を見て,皆さんはどう思いますか?
私は,まずは素直に赤裸々に自分の想いを書いてくれたことが,とても嬉しい。
「松下幸之助のこのエピソードを聞いて、正直心が傷みました。
それは普段から自分がこの人の考えとはある意味逆の考えで行動していたからだろうと思います。
自分はそういった場面に遭遇した時きっとお金を貰ってしまうだろう、ただこれからはこの人の考えをふと思い出したいです。」
「車夫の頑なに祝儀をもらわない姿はとても素晴らしいものだと感じましたが、私だったら断りながらも「祝儀だからね。」なんて言われたら絶対受け取ってしまうだろうなと思いました。
私は周りからのバックアップにあぐらをかいていた部分はいくつもあります。
「これからは車夫のような立派な人に恥じないように。」なんて大きなことは言えませんし、これからもたくさん頼ってしまうと思うのですが、その頼り方をしっかり見直して変えていこうと思います。
私は人に頼りつつ頼られつつの関係を持ちたいと思います。」
「質のいい仕事を目指せるようになるのはそのような人なのかなぁと思いました。
仕事量より多くの賃金を貰えば、嬉しいし、豊かに近づくけど、心が豊かであるかどうかは違うのだなぁとかんがえさせられました。」
「この話を聞いて私は素直に感動した。
多くのお金を貰えば、自分は徳をするはずなのに、行った分しか貰わない姿はとてもかっこいいと思った。
しかし自分がもし同じ状況に置かれた時に、この姿をまねできるかと言われたら、自信を持って可能だという事はできない。
心のどこかでは嬉しいと感じてしまうと思う。
難しい事ではあるが、自分もこの車夫のように、生きていきたいと思った。」
「もらえるはずのお金よりも多くのお金が渡されたからといって、素直にもらうのではなく、自分が本当にそのお金に見合う頑張りをしたかが重要だという考え方はとてもかっこいいなと思いました。」
「松下幸之助の話はとても納得がいった。けれど実践は難しいと思った。
GWに旅館の住み込みのバイトに行った際、生まれて初めてお客様からチップをもらった。
金額も大したこと無かったがとても喜んでいる自分がいた。
この話を聞いて少し自分が恥ずかしくなった。
でもその時の喜びは忘れられない。」
「現在、私は損得勘定で動いてしまっています。
得をすることばかり考えているといずれ何らかの形で自分に帰ってくるのだなと気付きました。
私も松下幸之助さんのような心を持てるおばあちゃんになりたいと思います。
ただ、電車で席を譲ってもらったら素直に座りたいなとも思います。」
「私は今まで、授業を受けていてわからない問題があったら友達に見せてもらって提出物を出したり、答えを見て写して提出したりしてしまっていたことが多くあります。
しかしこの原価計算論を受け、渡辺先生の指導方針を信じてわからないところをわからないままにしないことを大事にしようと思って、練習問題はすべて自分の力で考えて解いたし、できなくてもできなかったことを受け入れてそのまま出しました。
ズルをせずにこつこつとやっていたことで、本当に自分の力になったと授業がすべて終わった今感じています。
松下幸之助のことばからは、この自分の経験と重なるように思いました。」
「確かに自分のやったことに対しての見返りは今までの経験からすると同じぶんだけ返ってきてる気がします。
松下幸之助のように公明正大に生きていく自身はないですが、できる限り公明正大に、泡銭をかき集めるような人間にはなりたくないと思います。」
「公明正大に生きているのかと考えたとき、生きていると言えないなと思いました。
親に学費を払ってもらって、今こうして授業を受けていられるわけであります。
授業中は基本休まないようにしていますが、気のゆるみで授業に遅れてしまったりしています。本当にこんなことでいいのかと考えさせられました。
友達によくプリント見せて、ノート見せてなどと言われます。断ることもできないので、見せますが、その人は自分の力でやってきたわけではありません。
それが巡り巡ってその人の不幸へ繋がるのではないかなと思ってしまいました。
不幸を願うわけではありませんが、真面目に授業に出ている人が報われるといいと思いました。」
「私は松下幸之助さんの話を聞き、今までの自分が惨めだなに思いました。
自分の実力ではなく、たまたまいい結果が出た時はその結果に満足する自分がいた。これから自分に厳しく生きていきたいと思う。」
「この話を聞いて、今までの自分の行いを少し振り返っただけでもこの精神に対する自分の行動が沢山あるなと思った。
一見、自分の行いに見合わない上乗せされた対価を受け取るということは今後の成功と関係ないのではないかとも考えたが、よくよく考えてみるとそれは間違いであるように思う。
人間は欲に弱い性であるというのは何度も聞いてきたことであるし、仕方がないことだとも思っていたが、つまりこの精神を日常に反映するということは、自分の中にとても強力な誓いや決心が必要であるだろう。
従ってその心変わりは、今後のあらゆる場面においての自分自身の行動に大きな自信に繋がると思うし、正しい人間に芯からなれるのではないかと思う。
心打たれたし、その通りに動けたらきっと変わることがあるだろうとおもうが、すぐにその通りに動けるかは正直簡単ではないし難しいだろう。
しかし、少しでもそのような行いを恥じるべきことだと思うことからでも変わることができるのではないかと思う。」
「その青年のした行動に対しての松下幸之助の言葉に感銘を受けました。
わたしもバイトでそこまでお客さんに貰ってと言われたら、貰ってしまっています。
確かにいま考えるとその多く払ってくれた分の価値だけ働いただろうか。そのお客様に対してそれだけ良い接客ができただろうか。
その青年のその一瞬の場での対応がそれだけ凄いことなんだと感じました。また、青年がその時偉大なだけたまたま貰わなかったのかもしれないのに深く考える松下幸之助はさすが偉大な実業家なんだと改めて感じました。」
「まずその若き青年に僕も感銘を受けました。
そんな若い人が少しの賞賛を受け取らないなんて正直僕はもらってしまうかなと思います。
でもこの話を聞くとなんだかなんだかわからないけど、バイト頑張ろうって思ったし、自分の待遇にあったお金をもらうということも重要なのかなと思った。」
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