昨日の追いコン、およびこの2年間を振り返り、先生にお伝えしたいことがあります。
それは、私が渡辺ゼミでの2年間でどう変わったのか、そして、このゼミと先生に対する感謝の想いです。
2年半前、先生は覚えていらっしゃっらないかもしれませんが、渡辺ゼミに入ることが決まった直後、私は日本語のティーチングアシスタントとしてオーストラリアに一年間行きたいと思い立ち、
「一年休学してオーストラリアに行こうか悩んでいます」と先生にメールを送ったことがありました。
そのときは、先生からは「もっと早くに言ってくれれば、もう一人多く入ゼミさせられたかもしれない。
君がこのタイミングでこのようなメールをくれたことが残念だ」という旨のご返信を頂きました。
確かにそうだと反省したのを覚えています。笑
結局、悩んだ末、私はオーストラリアには行かず、日本で2年間ゼミの活動に励むことに決めました。
納得したうえでの決断でしたが、「これでもう、大学時代に長期間海外で過ごすことはできなくなった。もしかしたら後悔するかもしれないな」となんとなく感じていました。
しかし、今の私は、あのときの決断に、全く後悔がないと胸を張って言えます。
それだけ、私にとってかけがえのない、濃密な2年間でした。
何度も挫けそうになり、何度も歓喜しました。
同期には何度も腹が立ち、失望して、気がついたら彼らといつも一緒に笑い、大好きになっていました。
私はたくさんのことを学び、できることや考えることの幅が広がっていました。
この2年間、ゼミを通して学んだことを挙げればきりがありません。
何かに本気で没頭する大切さ、
自分の得意なことや苦手なこと、
研究分野の知識、
自分なりのリーダーシップの発揮の仕方、
プレゼンで伝える力、
問いを立てる力、
強いメンタル、、
多くのことを学んだ2年間でしたが、その中でも、最も重要だったと感じるのは、「他人のためにどれだけできるか」とことです。
2年前の私は利己的で、決して無情ではないものの、自分のメリットを感じなければ、他人のために行動するようなタイプではありませんでした。
なので、このゼミでの先生や先輩の振る舞いが、自分には不可解なことも何度もありました。
以前、先生に「なんでゼミの活動にそんなにコミットするんですか?」
と尋ねたことがありました。
不思議になるくらい先生は時間や情熱をゼミのために注いでいたからです。
先輩たちは、私たちの研究のために一緒に徹夜してくれたり、ゼミで困っていたらすぐに駆けつけてくれたり、なんでここまでするのだろうと思うほど私たちを助けてくれました。
いつしか同期も、時を重ねるほどに、自分を犠牲にしてでもお互いを助け合うようになっていました。
そんな経験を2年間してきた私は、今なら少しは先生や先輩に近づけたんじゃないかと思っています。
最初はわからなかった、先生や先輩たちの行動の意味が、今なら少しは分かる気がします。
他人のために自分ができることを全力でする。
全力で、です。
これって、本当にかっこいいし、美しい。
少しも自分のためにならなくたって、少しでもその人のためになるのなら、それだけでいいんだな、と思えるようになりました。
それで十分なのだと。
それが、私がこのゼミを通して、学んだ重要なことだと思っています。
そして、それを含め、沢山のことを学び、自分を大きく変えてくれた渡辺ゼミ、渡辺先生に本当に感謝しています。
「人生で大切なのは,生きてきたという,それだけのことではない。
これまで送ってきた人生の価値を決めるのは,
他人の人生にどのような違いをもたらしたかということなのだ。」
上記は先生がブログで引用されていた文ですが、
先生は、私の人生に大きな違いをもたらしました。
先生のおかげで、今の私があります。
改めて、この2年間、渡辺ゼミの一員でいられたことを誇りに思います。
本当に苦しくて、楽しくて、幸せな2年間でした。
先生、ありがとうございました。
また明日、お話しできるのを楽しみにしています。
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