10期に一人沼津の飲食店で奮闘しているI君がいる。
その男の店に,今度卒業する11期15名全員が,国内卒業旅行の途中に立ちよって,エールを送ってくれたとの連絡を受けた。
I君によれば,全員が来てくれたことに驚くとともに,心から嬉しかったとのこと。
その感激を,一年前より随分としっかりした文章で私に伝えてくれた。
I君の成長も嬉しかったが,何よりも11期生の振舞いに私は非常に感動した。
そういうことができる期なんだよなぁ,11期は。
奴らのゼミにおける振る舞いには,自然に優しさと思いやりが寄り添っている。
自我の雲は振り払われており,伝え聞いた者の心さえも晴々としてくれる。
皆,素晴らしい笑顔をしているじゃないか。
11期生諸君の卒業が迫っていることに改めて思いを致すと,心の中に寂寥という風が吹きすさぶ。
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