明日は,某社の中目黒にある本社会議室において,8社の人事部の方にお集まりいただき,インター大会で優勝した3年生のグループにプレゼンをしてもらうことになっている。
また,私も渡辺ゼミとはどのようなゼミかをご説明し,これからご協力いただきたいことを開陳する予定。
これは今後の渡辺ゼミの方向性を定める,重要な行事である。
今まで,わがゼミでは,研究を行うにあたって最も重要といえる「リサーチ・クエスチョン」を導き出すために,主として文献研究を行ってきた。
しかし,これがなかなか難しい。
学生からすると,大変なプロセスであった。
このプロセスでかなり手間取り,プレゼン大会前の日程が非常に厳しくなってしまったことも一再ではなかった。
ある問題意識から課題を設定するが,まずはそれが探求すべき課題として妥当なものなのかどうかを,文献を渉猟することを通じて確定しなければならない。
すんなり確定すればいいのだけれども,一回で確定しなければ,何度も課題設定を繰り返し,何度も異なる分野の文献渉猟を繰り返さなければならなかった。
これに時間がかかるし,学生も疲弊する。
もし,今回,何社かの企業にご協力いただき,現実に企業の現場で生じている問題をお話しいただければ,妥当な課題設定をスムーズに進めることができる可能性が高い。
このことは,スケジュール的にも実に大きい。
さらに,現実の問題の解決に向かっているという感覚が,学生のモチベーションを強く促進することになるであろう。
リョウヤ,リカ,ミユ,ヨータロー,がんばろうな!
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