3年生でインター大会予選に出場した3つのグループのうち1つのグループは決勝に進めなかった。
決勝に進むことは、強豪ぞろいのインターではそれ自体凄いことであり、予選で敗退することは渡辺ゼミでも珍しいことではなかった。
しかし、今年の3年生は、全力で研究に打ち込み、そしてグループの垣根を超えて互いに切磋琢磨し、支えあってきた。
私から見ても、3つのグループ間に研究水準に差があるわけではない。
それなのに、自分たちのグループだけが決勝に進めなかった…
彼ら彼女らの悲嘆はそれは大きかった。
壊れそうになりそうな子もいた。
でも、私は信じていた。
きっと、前を向き、今自分たちにできることに取り組み始めることを。
昨日は、来年のゼミ生の面接試験を実施後、その予選敗退したグループだけとご飯を食べに行った。
色々とたくさんのことを話した。
彼ら彼女らは前を向き始めている。
彼ら彼女らは勝利からは学べない、とても大事なことを学んだ。
いまや、勝者の心中を慮るところにまで至っている。
それでこそ渡辺ゼミのゼミ生だ!!
ユミ!ハヤト!シュンスケ!カナコ!リナ!
私は諸君の苦悩を心から支持する。
君らの心の襞に今回の経験は決して消えずに残るだろう。
そして、時にそれは痛むかもしれない。
しかし、その痛みの分だけ、他の人に優しくなれるだろう。
想いやることができるだろう。
その想いは巡り巡って、必ず何かの時に諸君を助けることになるであろう。
さぁ、笑顔で前を向き、歩を進めよう!!
0 件のコメント:
コメントを投稿