2021年4月29日木曜日

Jリーグビジネス論Ⅰ 3回目!!!

 本日のJリーグビジネス論Ⅰの講師は浦和レッズの星野高明氏。

本学出身のOB。

まずはクラブの概要について。

特にハートフルクラブについて。

毎年,350校くらい訪問して活動。

体育と道徳の授業に参画している。

WEリーグにも参画し,それを通じてSDGsに貢献。

トップチームについては,タイトルを13獲得したことのある強豪!

ACL2度優勝というのは,2万クラブの中で5つのクラブだけ!


地域特性

高い世帯年収,高い教育水準,高い居住性(住みたい街ランキング8位:2019,10位:2020),そしてサッカー熱が高い!

埼玉師範学校がサッカーを伝道する鍵となった。

この師範学校の校舎は浦和レッズのエンブレムにも描かれている。


スタジアム特性

埼玉スタジアム2002。

サッカー専用スタジアムとしては国内最大,アジアで2番目の観客席(63700席)!

アクセスはあまり良くなく,渋滞も。

大型映像装置「オーロラビジョン」,LEDアドボード「オーロラリボン」,高付加価値席「ホスピタリティエリア」等ハードは優れている。

浦和駒場スタジアム。

1967年開場,21500席。

浦和サッカーの歴史と共にある「聖地」。

ネーミングライツで名前が変わらないように,レッズが購入。


サポーター特性

男女比率:男性66.7%,女性33.3%

来場者平均年齢:43.6歳

ホームタウン居住率:75.9%

自由裁量所得:42,000円/月

同伴者:友人が1位なのはレッズのみ。

観戦動機:無償チケットは40クラブ中39位

2019シーズン,ホームゲーム平均入場者数:34,184人(J他クラブ平均,19,960名),14シーズン連続最多入場者数(世界のクラブの中でも48位)。

2位のFC東京との平均入場者数の差は3000人しかないけれども,入場料収入はレッズの方が2倍以上多い!


コロナ禍の影響

前年度から収入が22億円減少している。

しかし,スポンサー収入はほぼほぼ現状維持。

選手たちが独自に地元の卒業生(ホームタウン94校)への動画メッセージを作成!


スポンサー

Jリーグでも数少ない独立経営クラブであり,三菱系企業の割合は2割以下。

広告代理店依存が非常に低い。


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