2013年12月6日金曜日

師走かな

一昨日,3年生のロングゼミが22:00ぐらいに終わり,家に帰って風呂に入ると,23:00を過ぎていた。
頭が妙にさえちゃっていたので,缶ビールを冷蔵庫から取り出し,何気なくビデオのリモコンを手に取った。
録画されている番組のなかに,ジブリの「おもいでぽろぽろ」があった。
翌日,朝から晩まで会議があるので,早く寝た方が良いのは分っていたけれど,ついつい最後まで見てしまった。
見ながら,小学校の頃のこと,中学校の頃のことなど,色々思い出した。

私も,映画の主人公のように,子供のころ,田舎に遊びに行くことに憧れたものだった。
私が小学校の頃には,父の実家は既に静岡を引き払い東京に越していたし,母の実家は日本橋だった。
母の実家は,戦争中に栃木に疎開し,その後ずっと栃木に住んでいたので,私にとってみれば田舎といえば田舎なんだけど,栃木駅の近くで,あまり「いなか」って感じなかったので,あまり惹かれなかった。
そこで私が狙いをつけたのは,小山市在の母の「いとこ」の家。
小山市は今でこそだいぶ発展したようだが,35年ほど前は,ほんとにド田舎だった。
夏休みに何日か遊びに行くと,捨て犬と遊んだり,蛇を捕まえてはぶんぶん振り回して,たまに通りかかる車に向けて投げつけたりした。
鮒やザリガニを捕まえに行ったり,カブトムシを段ボール箱一杯に捕まえたり,そりゃ楽しかった。
その家の息子はもう大学生だったが,たまに夏休みに帰省してきたときに会うののも楽しみだった。
防衛大の学生だったため,そりゃぴしっとしていて格好良かったし,何より戦闘機や戦車などのプラモデルをくれたから。
小山のおじちゃんちの子供にしてくれるのなら,嫌いなものも残さずに食べますって,心のなかで神様にお願いしながら,東京の家で眉間にしわを寄せながら,ニンジンやピーマンを無理して食べたっけ。

たまには良い映画を見て,心をうるおさなきゃね。
さて,明日は土曜日だけど,4年生と終日のゼミ。
スケジュールを確認すると,もう今年は年末に少し空いている日程があるだけど,学期中はほとんど空いている時間がない。
ほんと,師走って感じ。
さぁ,今年も全力で駆け抜けたと思えるよう,残り少ない2013年,ベストを尽くそう。

ということで,これから3年生の合同ゼミ用の論文の添削をしなきゃ。

0 件のコメント:

コメントを投稿