2018年4月20日金曜日

ある一人のOBへ

ある一人のOBに対して言葉を贈りたい。

私は坂本竜馬が大好きで,そうなったのは,私が読書に本当の意味で目覚めたのが『竜馬が行く』だったからということが大きい。
竜馬のことを調べ,知り,そして憧れた。
彼の言葉で,心に残っているものはたくさんあるが…
彼が本当に言ったかどうかは不確実だけれども,さぞ言ったであろうなぁという言葉で,私が好きな言葉がある。
竜馬が行くのなかの関連する一節から,「巨人の星」で有名な梶原一騎がデフォルメして紹介した言葉。
「男なら死ぬときは、例え溝の中でも前のめりに死にたい」
たとえそこがドブのようなところでも,倒れるときは前つんのめりでいたい。
気持ちの問題。
いったん引いたら,気持ちがもたない。
どんなときでも前を向き,たとえ力尽きるときでも,前に向かう気持ちを失いたくない。

坂の上の雲にも好きな言葉がある。
「彼らは明治という時代人の体質で、前をのみ見つめながら歩く。
登っていく坂の上の青い天に、もしいちだの青い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂を登ってゆくであろう。」
私は…前のみをみつめ歩く。

0 件のコメント:

コメントを投稿