2014年10月9日木曜日

教授会の・・・

教授会の自治が脅かされている,という議論がある。
中央教育審議会や,いわゆる外圧によって,と。
しかし,内発的な脅威はないだろうか?
教授会の最中の過度なおしゃべり,理由なき遅刻と早退,それらの常態化。
もし,そういったことがあるとしたら,一人ひとりが,教授会の自治の必要性を高らかに体制に対して叫ぶ前に,自らを省みる必要があるのではないだろうか。

何かの改革が行われようとするとき,必ず推進者の他に,傍観者がいる。
ずーっと傍観者ならまだ害はないが,時に都合のよい時に事情も分らないまま,「堂々」と発言する傍観者もいる。
そして,推進者を阻もうとする。
言いたいことを,言う人間に対して,受け入れられるように言いたいならば,まさに教授会自治の旗の下,自らを律し,コンテクストを理解したうえで,それにふさわしい振舞いをもって会議に臨むべきであろう。
そのうえで言いたいことがあるのならば,言えば良い。

そう,物事を決定する場合には,文脈というものがある。
自己の価値観に盲目となり,文脈を無視して感情的になる,そういった人間にはなりたくない。

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