2023年3月19日日曜日

日本酒造会社の原価計算か…

今日、学会の研究会に参加。

楯の川酒造における原価計算の手法などが紹介された。

同酒造会社では、酒米を1%まで削り醸すことがあるそうだ。

これは驚異的な数字。

大吟醸酒は50%以上精米することが、それを称する条件であり、かつて獺祭が20%まで精米するということで大変話題になったが、1%とは…

だとるすると残りの99%は副産物になるわけだが、すべてがそうすることができるわけではなく、削れば削るほど廃棄せざるをえない部分も増えてくる。

いわゆる負の製品だね。

しかし、実は酒はただ削ればいいわけではない。

削られるデンプンなどは雑味の原因になるが、逆にそれがあるからこそ味に深みが生まれることもある。

実際、低精米を売り(あえて酒米をあまり削らずに醸すということ)にしている酒蔵もあるくらい。

個人的には、最近、あまり削りすぎない酒が好きだなぁ。

昨晩は家族全員が揃って私の誕生日パーティをしてくれたのだが、でっかいオイスターを全部で17個買ってきて、それを生でいただきました。

もちろん、日本酒も。

最高にハッピーな一日でした。

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