今日、学会の研究会に参加。
楯の川酒造における原価計算の手法などが紹介された。
同酒造会社では、酒米を1%まで削り醸すことがあるそうだ。
これは驚異的な数字。
大吟醸酒は50%以上精米することが、それを称する条件であり、かつて獺祭が20%まで精米するということで大変話題になったが、1%とは…
だとるすると残りの99%は副産物になるわけだが、すべてがそうすることができるわけではなく、削れば削るほど廃棄せざるをえない部分も増えてくる。
いわゆる負の製品だね。
しかし、実は酒はただ削ればいいわけではない。
削られるデンプンなどは雑味の原因になるが、逆にそれがあるからこそ味に深みが生まれることもある。
実際、低精米を売り(あえて酒米をあまり削らずに醸すということ)にしている酒蔵もあるくらい。
個人的には、最近、あまり削りすぎない酒が好きだなぁ。
昨晩は家族全員が揃って私の誕生日パーティをしてくれたのだが、でっかいオイスターを全部で17個買ってきて、それを生でいただきました。
もちろん、日本酒も。
最高にハッピーな一日でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿