2015年6月14日日曜日

12期とのこと

昨日の12期とのBBQ。
とても楽しかったし,温かく心地よい空気が流れる最高の会だった。
なかでも意義深かったのは,昨年から恒例となったネガティブ・トーク。
今までの人生のなかで,最も辛かったこと,哀しかったこと,傷ついたことを皆の前で披歴するというもの。
まずは私が話す。
おそらく親も知らないであろう,小学校時代の心の瑕をね。
それから,一人ずつ自分の過去を語る。
そんなに辛い思いをしてきたのかと,思わず落涙してしまう話しもあった。
皆良く頑張ってここまで歩いてきたね。
これからは一緒に歩いていこう。
我々は,もうファミリーだからね。
何でも相談せえよ。
さて,BBQ終了後から今日にかけて,12期生全員から感想メールが送られてきた。
その全てのメールが私にとっては,とても嬉しく,心を打つものであった。
一部,紹介してみたいと思う。
この子たちの人生を背負い,一歩ずつしっかりと歩を進めていこう。
誓うよ。
 
 
>皆の初めて見るような姿、初めて知る過去、そして思いを感じました。
自分と同じ様な経験があり、心から考えに共感できる人がいました。
それとは反対に、僕には想像もつかない人生を歩んで来ている人もいました。
これ程に皆、歩んできた道が違えば、考え方や生き方がそれぞれ異なるのは当然の事に思いす。
これからも皆は僕とは異なる"自分"を見せてくれるでしょう。
それと僕とを比較して、理解することで
僕の個性は何か、見つけられたら良いなと思います。
 
>いつも楽しい話をする12期生とあのような話をするのは初めてで、打ち明けられたこともすっきりして、みんなの話を聞けた事も距離が近くなったような気がして、ますます渡辺ゼミのことが好きになりました。
これからみんなで頑張っていこうという気持ちが一層強くなりました。
 
>後半の、ネガティブ体験告白は、非常に興味深いものでした。
こうして同じ年齢で、同じ大学に通い、同じ授業を受け、同じゼミに所属していても、その経歴や経験というのは本当に千差万別で、自分の人生とのあまりの違いに驚くばかりです。
人は、誰もみな人生の中でネガティブな体験やターニングポイントがあり、現在の人格形成に大きな影響をもたらしています。
だからこそ、その体験はなかったことにはできないし、それがなかったらそれはもはや自分ではないでしょう。
しかし、体験そのものが自分の一部だとしても、ネガティブな体験は人の心に穴をあけ影を落とし、それが重要なものであればあるほど、癒えることはないのかもしれません。
チームが個人と決定的に違うのは、そういった心の穴や影を互いに埋め、照らし合うことができるところだと思います。
能力や視点、考え方だけではない、人の本質的な部分での相互補完関係こそがチームのもつ力なのでしょう。
自分はこのゼミで、その力の強さ、つまり、個人の能力ではなし得ないこともチームであれば達成できるということを証明し、実感したいです。
12期は最高の素材だと思います。
必ず、高みへ到達してみせます。
12期という素材が、全員でひとつの家族として完成したとき、僕らは三冠を手にしているでしょう。

>"家族"のような存在だからこそ、今後いざこざも起こると思うし、それをよりいい方向に進むきっかけにできればいいと思います。
むしろ何もいざこざが無いよりも、お互いに思ったことを言い合えるような関係にしていきたいです。
12期に決まってから半年くらいになりますが、まだまだ良い"家族"になれると思うので、全員で協力しながら頑張りたいと思います!

>私は、皆の話を聞いて、衝撃を受けました。
私自身はごく一般的な家庭環境に育ち、色んな事情の人がいると頭では分かっていても、身近に感じることは今までなかったし、本人の口からそういうことを聞く機会も、もしかしたらそういった関係性も無かったかと思います。
まだ頭の中で整理しきれてはいませんが、それでも今日このタイミングで、皆の話を聞けたことはとても大切な意味があったと感じています。
人が積み重ねていくそれぞれの良いも悪いも含めた経験が、その人を色づけ形づくっていき、それは10人いれば10通りの、12期ひとりひとりに違った色や形があるのだと思います。
私は今日、その当たり前なようでいて、普段忘れてしまいがちな事に気がつくことが出来ました。
これから沢山衝突して、一緒に悩んで、一緒に喜んでいく仲間との距離が、また一歩近くなったと思います。
 
>なんと言ってもみんなで語り合い、先生の思いが募ったお話を聞くことができたネガティブトークはとても貴重な経験になりました。
あの場でも言わせて頂きましたが、今まで自分の本心をさらけ出す機会があまりなかったので、今回みんなに話すことで私がどんな人間なのか伝えることができて本当に良かったと思います。
また、1人1人の話を聞いている内に、普段明るく活発な人でも、私が経験したことの無いような辛く・苦しい現実を各々乗り越えてここまで来ていた事実を知り、鳥肌が立つ感覚に陥りました。
しかし、その一方でこのメンバーなら、12期ならきっと大丈夫だろうという何か確信の様なものを得ることが出来ました。
この気持ちはきっと他の12期のみんなも同じだと思います。
さらに、先生が繰り返し仰っていた「足掻く」という言葉もとても印象に残っています。
私は今までこの言葉自体に良い印象を抱いていなかったのですが、今回の先生のお話から足掻く姿こそ最も人間らしく、自分ももっと足掻いてみてもいいのではないかと感じました。
学内3冠を獲るために、そしてその先を勝ち得るにはまだまだ至らないことばかりな上にきっと険しい道のりが続くと思います。
ですが、信頼出来る仲間と先生と一緒ならばやってのけられるはずだと今日肌で感じた強い思いを胸に、これからより一層研究に励んで参ります。
本日は生涯忘れることの無いような時間を作って下さり、本当にありがとうございました。

僕はよく劣等感を感じやすく、すぐにネガティブになってしまい、自分を劣等感の塊だと思っているのですが、みんなそれぞれ劣等感であったり、葛藤を勿論抱えていて、同じや、むしろ僕より感じている人もいたのは驚きで、皆の話を聞いている時に様々な感情が身体中を駆け巡りました。今日の話を聞いて、とにかく思ったのが、学内3冠を絶対にとりたいと強く思いました。
僕は、どんな事でも勝負事に負けるのがめちゃくちゃ嫌いで、絶対に負けたくないと思っていて、
今の自分のグループでも出る大会は絶対に負けたくないと思っていたのですが、正直学内3冠を目指していたかと自分に問うと、もちろん皆で勝てればそれは1番良い事だとは思っていたものの、
最終的には自分のグループが勝てばそれでもいい、と心のどこかでは思っていたのですが、
今日皆と色んな話をして、それじゃダメだ、このメンバー全員で勝たなきゃダメだと強く強く思いました。
先生の3冠目指そうという言葉に鳥肌が立ち、めちゃくちゃ奮い立たされました。
僕も本気で勝ちに行きます。
勝って、このような素晴らしい環境のゼミを世の中に知らしめたいと思うし、変わりたいと言って、チャンスを与えてくれた先生、そしてこのメンバーが僕は大好きだから皆で喜びを分かち合いたいと思います。

 
>家族の代わりにはなれなくてもそれと同じように大切に思える場所を作りたいと普段から思っているのですが、その場所の1つが渡辺ゼミであったらいいなと思い、涙しそうになりました。
今日を通してお互いのことを深く知りいっそう団結が高まったと思います。
ここでもう一度気を引き締め直し一丸となってゼミ頑張っていきたいです。

>過去のネガティブな経験の話しの場では、自分の想像を越え、考えもしなかったものがいくつもあり驚きました。
ただ、このような形での話し合いで各々が自らのやる気を何に見いだしているかということと彼らの新しい一面を見れたことが今後のゼミにおいてとても重要になってくると確信しました。

このメンバーが欠けることなく走り切りたいと改めて強く感じました。


>今日のお話について、自分の過去や挫折をお互いに話すというようなことは、過去にも恐らくこの先の人生でもほとんどないことで、私にとってはとても大事な経験でした。
あまり過去を思い出したくないものと思っていましたが、いざ思い出してみると、今の自分を考える良いきっかけになりました。
それぞれの話を聞いて、みんなそれぞれの形で、それぞれの重さで様々なものを抱えて生きていて、私はそんなみんなと一緒に生きていきたいと強く感じました。
 
>2期での共有の時間が僕にとっては何事にも替え難き貴重な時間であったなと感じております。
皆それぞれ熱き思いを抱きこのゼミへ、、これは想像はしていたことです。
しかし、過去のそして今も継続する辛きこと。
その経験と葛藤から生まれた思いの深さと強さ。
一人ひとりのその想いを決して無下にすることなく
全員でこのゼミというものを形造っていきたいと思います。
 
>昨日のBBQのときにネガティブなエピソードをみんなに発表したことが一番印象に残りました。
12期全員の過去に合った嫌だったこと、つらかったことをきいて、私は今の彼、彼女のことしか見えないけど、その今を作っているのは過去の体験なんだと感じました。
初めは人の辛い話を聞くこと自体がつらいと思いましたが、みんなが話していくうちに相手のことを知るきっかけがたくさん生まれてきたのではないかと思いました。
また自分が辛いと思っていることを他の人も経験していたりしていて、私だけじゃないんだ、と感じました。
私がネガティブな話をした後、12期のメンバーから私がゼミ長として頑張る理由やきっかけを知り、もっとゼミに貢献できるよう頑張りたいとメールが入っていました。
自分が話したことで一緒に頑張ろう!と連絡をくれるメンバーもおり、私も今まで以上に12期で頑張りたい、12期だからこそできたんだと言わせるようなそんなゼミになるようにたいと強く思いました。
自分の気持ちや思いをぶつけ合う、言い合うことは相手を知る上で本当に大切なことなんだということを改めて感じました。
 
>今回のBBQでは、普段は知ることは出来ないネガディブな過去の話を聞き、その人を作りあげてきた内部の部分というのを知ることが出来ました。
本来人に話したくない話、閉じ込めている感情を素直に話してくれてとても嬉しかったです。
このような本当のネガディブな話を話し合える、話してくれるゼミは渡辺ゼミ以外ないと思います。
先生の家族になろうという言葉がとても印象に残りました。
それぞれ、感じることも多く、考えていると思います。私も正確な答えのようなものは出ていませんが、みんなで三冠を取りたいという気持ちはますます強くなりました。
ゼミへの覚悟についても考えています。
私たちにとってお互いを知る貴重な時間となったと思います。
本当の優しさについても考えていきたいと思います。
また、今回もっとも心に残っているのは家族の話です。
幸いにも自分は家族に恵まれていたので、本当の意味で気持ちを理解出来ていたとは思えません。
でも、子供にとって家族、親というのはそれだけ大きい存在であるということ、また家族の問題は難しいことだと思いました。
自分の家族、子供を将来持った時に幸せな家庭を築けるか不安になったのと同時に絶対に子供を幸せにしたいと思いました。

>今の自分を形成するネガティブな体験の話をすることは、みんなを理解する助けになりました。
仮に誰かに対し不満や理解できないことがあったとしても、否定に走らず理解できるようになると思います。
皆がこのゼミを選んだ理由、面白かったです。
このままじゃダメだと変わりたくて、何かを掴みたくて入ったんですね。
心の奥底でみんなが繋がっているから、同じ方向に団結して進めるような気がします。
そこにこのゼミの醍醐味があるように思います。
13期に「求めるもの」は、とても難しいです。
皆と協力していく気がある人も大事ですが、一人でできると思い込んでる奴がそうではないことに気づける場でもあると思ったのです。
何かブレない軸がある人は、話している時に嘘じゃないとわかると思います。
まだ先の話ですけど面接では、話している後輩の本心を汲み取れるように努力したいです。
昨日という大切な場を準備していただき本当にありがとうございました。
皆の行動の源泉が少しわかった気がします。
三冠は目指すけど、取れなかったとしても自分が振り返って意味があると思えたものがあれば、それは立派なキャリアなんですよね。
後悔のない1年にしたいです。
 
>皆それぞれ物語があって、辛い経験があって、渡辺ゼミにいるのだなと感じました。
自分はあの場でほとんど全てを話せました。仲のいい地元の友達やバンド友達にも話せないことを話しました。また、他の人も話したくないことを話したと思います。
ゼミに対して熱くなりました。

>私は、あまり家族という言葉が好きではありません。
今までも、事務的に必要にならない限りは、家族という言葉を、使ったこともないと思います。親も自分のためを思ってくれていること位は、いい加減21にもなれば理解はしてますが、それでも好きにはなれません。
ですが最後、先生の、擬似的なものでも家族だという言葉には、何故か涙が止まらなくなってしまいました。
今までも小学校高校で、クラスメートは家族!のような事を言われた時もありましたが、むしろ不快に思っていました。
ですが、何故か本当に嫌な気分がしなくて、早いですがあの時、そう思えるこのゼミを選んで良かったと思いました。
まだそこまで仲良くなっていない子もいます。
そんな12期生と、少しずつ関係を作って行きたいです。


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