2023年11月7日火曜日

プロデュース論7回目!

本日の講師は,テレ東のディレクターを長く務められ「家,ついて行ってイイですか?」等ヒット作を多く手掛けてきた高橋弘樹氏。Webでも「世界の果てに,ひろゆき置いてきた」や「日経テレ東大学」などヒット作をプロデュース。今は独立されて㈱tonariのCEOやReHacQのプロデューサー。

■企画の立て方

1.きっかけ

①自分の欲求・興味・関心

②心が動いた瞬間を切り取る(日常・読書・映像ワンシーン)

③未知の世界→興味ない人へ

④徹底的にバカ

⑤自分の不満

Point1:大体これらの掛け算

Point2:うまくいった企画の主語は…自分であったことが多いかも


2.プロのエンタメ化

プロとしてエンタメに昇華させることが大事。

A自分のやりたいこと(コンテンツ創りはマーケットインではなく,プロダクトアウトの方がうまくいく!そうでないと大変な作業なので辛くなる…),B自分・会社の強み,Cそしてニーズ(メディアごとのオーディエンスを想定してそのニーズを拾う),これらが重なっているものがエンタメ!

自分のやりたいことだけだと芸術であり,エンタメではない。

ニーズを満たしているだけだと,つまらない。

自分・会社の強みだけを活かすと,寒い企画になってしまう。

A+C,B+Cは必要な企画。

A+B+Cが最高の企画!!

3.ヒットの要件

①根本価値の否定

世間が100%アグリーしていることを否定

②狙う脳内物質の特定

セロトニン(ハッピー!や癒しが得られている時に分泌)orアドレナリン(興奮時に分泌し快感が得られる)orオキシトシン(母性本能がくすぐられると分泌)?

③痛烈なアンチテーゼ

例えば,ジャーナリズムに対するアンチテーゼ
時代を遡っても過去の小説もそうだった。

※コンテンツの6割ぐらいは音楽で決まる!
※メディアをやる醍醐味は,数万人に注目され,承認欲求が満たされること,これは一回経験するとやめられない!
※締め切りまでにいい企画のアイデアはでない。企画を出し終わって,ふぅとなった時に,良い企画を思いつくことがある!
※一番衝撃を受けた番組はNHKのヤノマミ?!

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