2025年8月9日土曜日

立飛をほぼ満員にするとは…

昨日は,バレーボール部の80周年記念試合を観戦してきた。

現役生対現在プロのOBの選手の試合。

一番前の席を用意してくださり,大迫力でとても楽しむことできた。

立飛アリーナがほぼ満員に見えたので,おそらく2000人以上は入っていたと思う。

おそらく現在の中大の体育部会では,バレーボールが最も集客力があるのではないだろうか。

ところで,そこで出会いが。

中大杉並高校の同級生が,中大女子バレーボール部のコーチをしているとのこと。

大阪の会社の社長をしていて,土日に東京に来てコーチをしてくださっているとのこと。

本当に頭が下がる。

大学スポーツは,こういうOBOGに支えられている。

依存しすぎ,とも言えるが。

その彼とは,高校時代に同じクラスになったことはなかったけれども,私がサッカー部,そして彼がバレーボール部で,同じ体育会系ということで顔見知りではあった。

あまり話したことはなかったけれども,彼が大学でも体育会系バレーボールに所属して頑張っているとは聞いていた。

今度,ゆっくり酒でも飲みながら話しましょうということになり,その日が楽しみだ。




2025年8月7日木曜日

400人ぐらいに

昨日は多摩キャンパスのオープンキャンパスで,1回30分のスポーツ情報学部(仮称)の説明講演会を3回行う。

熱心な高校生や親御さんが何組も質問に来てくれたので,講演後だいたい30分くらいは対応させていただいた。

今日は後楽園キャンパスで,附属4校の生徒さんたちの前で,約1時間,新学部の説明をさせていただき,その後,オープンキャンパスに来ていただいた高校生や親御さん向けに1回30分の講演を2回行う。

さすがに疲れた。

が,トータル400名近くに新学部のことを説明することができ,感触としてはかなり関心を持ってもらえたと思う。

日本のスポーツ界の発展のために頑張りたい!!

2025年8月5日火曜日

データ・クリエイティブ

 ワクワクがとまらないわ。

映像プロデューサーの大野鉄平さんに教えてもらった。

データそのものをクリエイティブにする発想。

例えば,ラグビーワールドカップにおいて,日本が南アフリカに勝利した試合の最後のトライに至るまでの4分のデータそのものをアートにする事例。

https://dentsu-ho.com/articles/6253

例えば,今は亡きF1ドライバーのアイルトン・セナが樹立した,世界最速ラップの走行データを用い,彼の走りを音と光でよみがえらせる事例。

https://www.youtube.com/watch?v=7pC0YSdnss4

フェンシングの事例,これはスポーツであると同時に,エンターテイメントでありアート。

https://www.youtube.com/watch?v=eXFTKvvD07A


新学部では,データ・クリエイティブ論っていう授業を創りたいぜ!!

スポーツ情報学部では,スポーツをデータや映像で可視化して,それをスポーツの戦略・戦術改善,ビジネス,健康管理などに活用してくことを想定していたが,データをアート化するっていう発想はまったくなかった。

ワクワクがとまらない。

こういうの大好き。


2025年8月4日月曜日

AIか…

レポートの採点を行っているが…

AIに書かせたであろうレポートが続出…

AIにパターンがあるので,チェッカーにかけるまでもなく判明することも多い。

中国の大学では,チェッカーによる判定で30%を超えると,機械的にリジェクトされるという。

ま,そこまではしないがね…

講演の内容が反映されていれば,多少の疑いがあてっても,まぁ…ね。

しかし,レポートの評価は諸々難しい時代になった。

2025年8月3日日曜日

企業の方々へ

近年,博士号取得者の就職状況が改善しているという。

かつては,一つのことしか知らない「おたく」扱いで,厄介者のように見られていたのに…

時代がやっと追いついてきたということ。

博士ほどでは到底ないが,渡辺ゼミの学生は,ひと通りを研究の作法を習得して,まぁそこらの修士論文レベルの論文は書き上げて卒業していく。

本日,日曜日にもかかわらず渡辺ゼミ3年生と4時間ゼミを行った。

彼ら彼女らは,必死に先行研究を読みこんでいるが,ゼミ後の懇親会で言っていた。

他の大学生は研究論文を読んだことすらない,と。

そんな中,うちのゼミ生はそれこそ国内外を問わず,まだ3年生の前期にもかかわらず,おそらく一人100編程度の論文は読み込んでいる。

だから言ってやった。

就活のグルディスで,やれ学生時代に起業しただとか,英語の検定テストの結果が凄かっただとか,学生団体を組織して大きなイベントを実施しただとか,それはそれで尊いかもしれないが,その話題になったときに同じ土俵で戦う必要はないし,ましてやその同じ土俵に上がれないことを卑下する必要など全くない,と。

堂々と3年生の夏に研究論文を読み込み,オリジナルのモデルの構築のために全力を尽くし,論理的思考能力を鍛えることに膨大な時間を費やした,と言えば良い。

それがどれだけ有為な人財となるか。

企業の方々には理解をしてほしい。

そのことの意義を理解できないような人間が人事をしているような企業は,こちらから願い下げってことでOKだと思う。

理解できる人は,理解してくれる。

人は,自分を知ってくれる人のために,生きる。

それでいい。

それがいい。

頑張れよ,22期。

徐々にだが,モデルの完成に近づいているぞ!!



2025年8月2日土曜日

スケジュール管理

商学部長の時には秘書がいて,ハードなスケジュールをしっかり管理してもらっていたが,その退任後も,自分で自分のスケジュールはこれまでしっかいと管理できていた…はず。

しかし,昨日やらかした。

大学のトップの方々とのアポイントメントをスケジューラーに反映させることを失念しており…

電話を貰った時には,大学外で企業の方々とミーティングをしていて…

いやーダメだ。

最近,忙しすぎて,学生との連絡においてもミスがちょこちょこ。

PBL型の授業の場合,学生が主体的に企業などと連絡を取り合うのだけど,そのための確認メールがたくさん来るので,しっかり捌くのは大変は大変なのだけれども,学生も必死なので,これについていい加減な対応はとってはいけない。

反省しなきゃな。

が,とにかく最近スケジュールがタイトすぎるわな。

ビシッといこー,ビシッと!

2025年7月31日木曜日

The River

ブルース・スプリーングスティーンのThe Riverという歌。

https://www.youtube.com/watch?v=zHnZP2FmLCc&list=RDzHnZP2FmLCc&start_radio=1

彼の歌も素晴らしいが,詩も素晴らしい。

なんと物悲しいのか。

空虚な想いと根底にある怒りがひしひしと伝わりつつも,いや伝わるからこそ燃えるような生命力も感じる。

近年の言葉でいうとラスト・ベルトでの出来事か。

当該の地域は,あの大統領の地盤だという。

しかし,ブルースは強くかの国の今の政治の在り方を批判しているという。

かの国の複雑な今に想いを致す。



俺は鄙びた谷あいで生まれ育った。

そこじゃ男たちはガキの頃から,父親がしていたような仕事をするよう育てられる。

そんな俺とメアリーが出会ったのは,高校の時。

彼女はやっと17歳になったばかり。

俺たちはその谷間を抜け出し緑の草原への降りて行ったんだ。

俺たちは川まで降りていくと,川の中へと飛び込んだんだ。

そう,川まで降りていき,流れに浮かんだのさ。

それから俺はメアリーを妊娠させてしまい,でも彼女が書いてよこしたのはそれだけで。

それで俺が19歳の誕生日に,組合証と結婚式の上着を手に入れ,二人で裁判所まで行って,判事にその問題をすべて片付けてもらったんだ。

結婚式の笑顔も,教会の通路を歩くこともなく。

花束も無ければ,ウェディングドレスさえも無かった。

その晩,俺たちは川まで行くと,二人して川に飛び込んだんだ。

そう川まで降りていき,流れに浮かんだのさ。


俺は建設業の仕事を得た。

ジョンズタウンにある会社で。

でも最近はあまり仕事がないんだ。

それというのも景気のせいさ。

今じゃ,とても重要と思われたすべてのものが,そう,みんな雲散して消えてしまった。

今の俺はまるで忘れてしまったような振りをして,メアリーの方は無関心を装っている。

でも,俺たちが兄の車で出かけたことは覚えている。

貯水池で彼女の体は日焼けして水にぬれ,その夜は堤に横になったまま眠らずにいて,彼女をそばに抱き寄せた。

彼女の息遣いが,互いに感じられるようにと。

今は,そんな思い出がよみがえるたびに俺を悩ませる。

まるで呪いのように俺を苦しめるんだ。

叶わなかった夢はまやかしだったのか。

それもと何かもっと悪いものなのか。

そうした思いが俺を川へと向かわせる。

その川はもう干上がっていると分かっていても。

その思いが今夜俺を川へと向かわせるんだ。

川へと降りていく,彼女と俺。

そうさ,川まで降りていき,俺たちは流れに乗るのさ。