2025年10月16日木曜日

流石に緊張するよね

今日は13時から1時間,日本人ならほとんどの人が知っているだろう,元日本代表サッカー選手(まだバリバリ現役)がオンラインでゼミに参加してくれた。

本当にお忙しい中,時差で先方は夜分の中,1時間も。

4年生二人のグループが,自分たちの研究を報告し,それをめぐって質疑応答をさせていただいたのだが,その二人はもうガチガチに緊張していた。

ま,当たり前か。

ちょっと前まで,代表で活躍していて,サッカーを好きな人にとっては,色々な意味で特別な人だろうから。

しかし,報告内容はしっかりまとめられており,安心して見ていられた。

流石,渡辺ゼミの4年生。

そこら辺の社会人10年生ぐらいと同じか,それ以上のクオリティ。

12月はいよいよ,学生たちも,オンラインではなく対面でお会いできる予定。

私もサインをもらいたい。

以前,対面でお会いした時には,仕事の話をしたので,サインのことなんて切り出せなかったが,学生がねだってくれたら,私も頼みやすい!!

2025年10月15日水曜日

再・研究室訪問

本日,5名の2年生の研究室訪問を受けました。

これで今のところ11名が来てくれました。

ゼミ変更期間後になってしまうけれども,金曜日にも1名が研究室訪問の予定。

結構,多くの2年生が来てくれているので,もし応募を考えていて,訪問をしていない学生は,選考にあたって大きく不利になってしまうかもしれません。

なので,渡辺ゼミに関心を持ってくれている2年生は,できるだけ研究室訪問をしておいた方が良いかも。

私も結構スケジュールがタイトなので,なかなか会うことができる時間が限定されてしまいますが,何とか都合をつけますので。

あ,そうそう明日の13時から,まだ海外で現役の選手で元サッカー日本代表選手がオンラインで渡辺ゼミに参加してくれて,4年生の卒論報告を聞いてくれて,コメントをしてくれることになっています。

どんな感じか気になる人は,私にメールを連絡してくれれば,情報提供します!

2025年10月14日火曜日

今年の一次募集の応募者数

2026年度の演習Ⅰの応募状況が,今日,発表されたようですね。

渡辺ゼミは15名だったそうです。

ちなみに,過去の応募者数は以下の通り! 

いずれも開示情報(つまり一度変更できますが,その変更前の数字)です。


2024年は11名(現3年生,22期生)

2023年は43名(現4年生,21期生)

2022年は19名(20期生)

2021年は27名(19期生)

2020年は29名(18期生)

2019年は20名(17期生)

2018年は12名(16期生)

2017年は14名(15期生)

2016年は16名(14期生)

2015年は15名(13期生)

2014年は19名(12期生)

2013年は39名(11期生)

2012年は26名(10期生)

2011年は25名(9期生)

2010年は11名(8期生)

2009年は25名(7期生)

2008年は32名(6期生)

2007年は20名(5期生)


2005年4月から2007年3月まで,ワシントン州シアトルのワシントン大学のビジネススクールで在外研究を行っっていたので,この間のゼミは担当なし。

2000年4月に中大に赴任して,4月募集して4名の学生(つまり1期生)が応募してくれたのを記憶している。

2001年からの2期生の応募が何人だったか記録に残っていないのだけれども,最終的に卒業したのが12名ぐらいだから,応募者は10数名いたと思う。

2002年からの3期生は応募者が10名で,韓国人,中国人,台湾人も在籍する国際色豊かな期だったね。

2003年からの4期生は応募者が12名で,この期が渡米する前の最後の期。

応募者が10名台だったときは,大概二次募集をしていたと思う。

2025年10月13日月曜日

研究室訪問

本日,会議の合間をぬって,渡辺ゼミに関心がある2年生6名の訪問を受けた。

1時間ほど2年生の質問に対して回答して,それからは過去の渡辺ゼミ生たちの卒業論文や,卒業の際に私がもらった色紙を30~40分ほどかけて,読んでもらった。

また,コロナ後は,紙媒体で卒業論文集を作成していないので,グーグルドライブに最新の卒業論文集のPDFファイルをアップしたので,研究室訪問してくれた2年生には,ドライブからそれを閲覧できるようにしてあげた。

明後日の朝も3名の2年生が訪問予定。

本日がゼミの一次募集の応募締め切りだと思う。

そして,明日,その応募状況が発表され,水木曜日で一回だけ応募ゼミをチェンジできるはず。

もし渡辺ゼミに関心を持った人がいれば,応募後でも良いので,アポをとってから研究室訪問をしてくれると,ミスマッチが防げて良いかも。

2025年10月10日金曜日

インタラクション

インタラクション,こいつは組織において非常に重要な現象。

これを私も研究で扱うし,ゼミ生もたびたび言及する。

インタラクションの効果を考える時に,その実相に想いをいたすことが大事。

同じ目標達成にコミットした組織成員群がいる。

インタラクション概念を扱う以上,それは前提。

同じ目標にコミットした組織成員が,自分だけでは成し遂げられない状態に陥り,インタラクションを引き起こされるとする。

渡辺ゼミのグループワークに想いをいたすと良い。

先輩にインタラクトするときの,22期の目や言動に接したときに,21期は何を想い,どのように振舞うだろうか?

無駄話もするだろう,世間話もするだろう。

だが,それは本質的な行為か?

22期の求めに対して,21期がどのように振舞い,そして,それに対して22期がどのように振舞い,そして,その振る舞いを見て21期の心に何が沸き起こるか,考えてみると良い。

真の社会的な健康は,無駄話から生まれるものではない,と私は経験的に考える。

同じ目的達成を追い求め,互いに足りない面を補い合い,頼り合い,時に対立しつつも,最後は抱き合うくらいの感情が生起するくらいの関係に至ったとき,私は「こいつらがいれば良い,こいつらがいるからこそ,耐えられる,生きられる,だから明日も頑張ろう」と思える。

それこそ,私の「つながりの健康」の最高潮。

無駄話からでは,決して,ない。

ゼミ訪問第2弾

昨日,2回目のゼミ訪問が行われ,15名の2年生が5505号室に集ってくれました!!

先週と合わせて延べで28名が,ゼミの研究報告などを聞いてくれました。

昨年はだいぶ寂しかったのに比べて,今年は応募者数も相対的に多そうな予感。

すでに4名から研究室訪問の予約が入っています。

すでにこのブログでも書いていますが,応募者多数の場合は,意欲・行動力の観点から研究室訪問をした人は評価点がつきますので,遠慮せずに私にメールし,アポをとってから研究室質問してください。

一人だと不安だという人は,お友達も一緒でも構いません。

また,私もできるだけ同じ時間帯に複数の学生に来てもらうことにして,マンツーマンにならないようにします。

過去の卒業論文を見ることで,渡辺ゼミの研究水準を知ることができるし,過去の卒業生が卒業式の際に私に贈ってくれた色紙を見ることで,ゼミの雰囲気を知ることができますし,何より私と少人数で話すことで私の人柄も理解できるのではないかと思います。

なお,ゼミに応募後の訪問も歓迎ですので,遠慮なく連絡してください!!

2025年10月9日木曜日

あと一歩

あと一歩で,このイチローの動画の経験で,分かるってところの領域に行ける,かも。

22期は,今,その瀬戸際にいる。

やりぬく力,これを試すことができる,本当に良い機会。

https://www.youtube.com/watch?v=rim-OwdEyRQ

正直言って,22期のインターのプレゼンファイルは,まだまだ,だ。

これは過去の期の同時期と比べて,歴然としている。

が,そんなことは,はっきり言ってどうでも良い。

大事なことは,事ここに至っても,諦めていないこと。

必死に向かってくること,私に。

ここにきて,チームがまとまりつつある。

もっと,早くに,ね,なってりゃぁね,と思うが,今言っても,しようがあるまい。

しょうがない,私の時間も,ね。

明後日が,勝負。

渡辺ゼミの応募者の評価方法について

本日,ゼミ訪問の第2弾が,17:00から5505号教室で行われます。

是非,奮ってご参加ください!

その方が,選考において有利になりますから。

ということで,ゼミの応募者をどのように評価しているのか,説明します!


応募者が定員を超過した場合,ゼミ公開とゼミ相談とか,さらには研究室訪問とかをしてくれた人はかなり有利になります。

例年の評価方法は次の通りです(今年も全く同じになるかは未確定ですが)。

前提として,100点満点で評価されます。

3年と4年のゼミ生約30名が全員,私が作成した評価シートに基づき,面接の評価を行いますが,これが35点満点です。

30名程度のゼミ生の評価の平均値が用いられます。

私の面接評価の持ち点も35点満点です。

それからレポートも提出してもらいますが,これが20点満点で,私が評価します。

以上で,ゼミ生評価35点,私の評価35点,レポート20点で,90点ですよね。

残りの10点のうち3点がゼミ相談・公開への参加特典となり,研究室訪問をすると7点程度が付加されます。

なぜ,ゼミ相談・公開,研究室訪問を重視しているかというと,ミスマッチを防ぐためです。

実際にゼミを観察し雰囲気や,ゼミの進め方,研究内容,研究水準などを体感してほしいし,所属しているゼミ生の生の声も聴いてほしい。

研究室訪問をしてもらい,私に質問してもらえれば,率直に何でもお答えします。

そうすること,渡辺ゼミの十分な情報を得てもらい,そのうえでゼミに応募するかを判断してもらいたいのです!

2025年10月8日水曜日

ご回答のお願い!!

このブログをご覧の方で,もしJリーグのクラブのファンクラブに入っていて,小中学生のお子さんがいる方,あるいはお知り合いがいましたら,渡辺ゼミ3年生のグループワーク研究に協力していただけないでしょうか?

ほんの数分で終わるアンケートにご協力をしていただきたいです!

何卒よろしくお願い申し上げます!

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdEWO_WDjuft67H0IoEMoF26ljQrvs8FwfCC25SoyN2BP3JQw/viewform?usp=header

昨年の卒業生からの便り

こういう連絡が一番嬉しい。

何よりも嬉しい。

今年の春に卒業したOBからの便り。

売上高7兆円近い超大手企業に勤めるOBからの便り。

現役生(特に3年生)は,今,各種大会に向け研究が大詰めを迎え,大変な時期。

未来の姿を見ると良い。

人間は,未来に傾斜して,今を乗り切ることができるから。


>自分語りで恐縮ですが、近況を少しご報告できればと思い、メールさせていただきました。

まず、仕事のことからご報告します。

4月にご連絡したとおり、規模の大きい部署に配属され、同期の中でも最も業務量の多い環境で、ここ半年間奮闘して参りました。

残業も多く大変な日々ですが、最近は少しずつオンオフの切り替えもできるようになってきて、プライベートも充実させられています。(やつれていた時期には、現4年生に心配をかけてしまったこともありましたが笑)

今は渋谷の社員寮に入寮し、新生活も謳歌しております!

仕事の上ではやはり、OBの方々が口を揃えて仰る通り、私も渡辺ゼミでの経験のありがたさを強く実感しています。

プレゼンの機会も多い部署ですが、「これで本当に相手に伝わるか」を意識できるのは、ゼミで鍛えていただいたおかげだと感じています。厳しい上司から褒められることも増え、大学時代に険しい道を選んでよかったなと改めて思っています。

まだまだ未熟ですが、少しずつでも貢献できる人材になれるよう、引き続き精進して参ります。

また、先生のブログは毎日のように拝見しており、いつも力をいただいています。

23期の募集も始まったとのことで、時の早さに驚くとともに、意欲ある学生たちにぜひ渡辺先生のゼミに入ってほしいと思っています。

先生の活動量には本当に脱帽で、私も弱音を吐いていられないなと感じています。どうかお身体にはご無理なさらず、ゆっくり休めるときにはしっかり休んでいただければと思います。

卒論報告会やOB会でお会いできるのを楽しみにしています。学内大会やその他の大会も、機会があればぜひ拝見したいです。


ゼミ訪問第2弾!!

明日は,渡辺ゼミを公開するゼミ訪問の2回目が行われます。

5限の時間帯に,5505号室で行われます。

詳細は以下の画像をご覧ください!

ゼミ生の研究報告は,組織心理系の報告とスポーツビジネス系の報告が行われる予定です!!



2025年10月5日日曜日

ヤザワを好きな理由

私も…

何か新しいものにチャレンジして…

おかげで痛い目にもあってきた

散々恥もかいてきた

https://www.youtube.com/watch?v=ORJLSfAhkiU


挑戦しない理由なんて…いくらでもいえる

要は,やるか,やらないか。

2025年10月4日土曜日

2026年度の演習Ⅰに関する情報④

過年度のゼミのことについては,当時のブログの記事が説明してくれている。

何より動画がやはり,その期の印象を伝えてくれる。

9期生について http://wtakeo.blogspot.com/2021/09/9.html

11期生について http://wtakeo.blogspot.com/2021/09/11.html

12期生について http://wtakeo.blogspot.com/2021/09/12.html

12期生と13期生について http://wtakeo.blogspot.com/2021/09/1312.html

14期生について http://wtakeo.blogspot.com/2021/09/1419.html

15期生について http://wtakeo.blogspot.com/2021/09/15.html

基本,上記は動画を作成してくれた期。

16期以降も動画は創っていたと思うのだけど,私の手元にない,ような気がする…

2025年10月3日金曜日

ゼミ訪問

昨日は,17時から19時近くまで,2年生向けにゼミを公開。

13名の学生に参加してもらいました。

渡辺ゼミの様子はどうでしたか?

先輩たちの研究発表の内容・水準はどうでしたか?

研究室訪問をすると,選抜の際に有利になるし,何より私のこと,ゼミのことを良く知ってもらえる。

ゼミに入ってからの,ミスマッチ感はできるだけなくしてほしいし,それは新ゼミ生にとっても,ゼミにとっても大事なこと。

よーく考えて,ゼミ選びをしてほしいな。

この歳になると…

自分がダメージ喰らうより辛いこと。

それは親友がダメージを喰らうこと。

ゴメン、力になれず。

できることは、一緒に飲んでやることぐらい…

でも…負けるなよ、絶対。

必ず成し遂げるという意欲は、決して失うなよ。

2025年10月1日水曜日

2026年度の演習Ⅰに関する情報③

渡辺ゼミの卒業生の就職先についての情報。

渡辺ゼミも今度の募集で23期目になり,OBOGの数も相当多くなっている。

各期全員分ではなく,数名分の就職先を開示しますね。

あ,現4年生の内定先は全部示したので,ゼミ相談会に来た人で,何か将来について相談がある人は,遠慮せずに「〇〇」に内定した人に相談があるんですけど」って尋ねてもらってOK!!


21期(現4年生の内定先):フジパングループ本社,テレビ神奈川,みずほリサーチ&テクノロジーズ,大和証券,野村證券,博報堂DYスポーツマーケティング,福岡ソフトバンクホークス,小田急電鉄,SHIFT,レバレジーズ,NIPPO,キーエンス,いわきFC,住友林業,マルハニチロ,三井住友銀行,明治安田,アイリスオーヤマ

20期:東京電力,ソフトバンク,レバレジーズ,税理士法人,杉並区役所,中国新聞,みずほ銀行,みずほ証券,野村證券,

19期:レバレジーズ,住友商事グローバルメタルズ,三菱UFJニコス,日本ハム,東京法務局

18期:三井住友銀行(2名),バンダイナムコ,アシックス,みずほ銀行

17期:クロス・マーケティング,早稲田大学大学院,松竹,きらぼし銀行,戸田建設,ヤマト運輸,北海道庁,NEC,みずほ銀行,みずほ証券,バイセルテクノロジー

16期: りそな銀行,京セラSOC,拓殖大学,ローム,セコム,中央大学大学院

15期:東日本本旅客鉄道,商工組合中央金庫,ソーダニッカ,東京ガス,花王,JCB,みずほ銀行,野村證券,東急リバブル,東京海上日動火災保険,オカムラ,レイス

14期:SMBC日興証券,Speee,シンプレクス,スタメン,パーソルプロセス&テクノロジー,オカムラ,JALUX,イオンモール,JFEスチール,山善,JALスカイ,大和証券,パーソルキャリア,あおぞら銀行,ジブラルタ生命保険(転職⇒バイトダンス)

13期:京セラコミュニケーションシステム,あおぞら銀行,イオンリテール,OPA,NTTデータソフィア

12期:三井住友銀行,野村證券,ソフトバンクグループ,パーソル,ベネッセi-キャリア

11期:パーソル(3名),Speee(転職⇒リクルートキャリア),ベネッセコーポレーション,三井住友銀行,日本銀行

ページヴュー数が…

このブログの過去最多の月間ヴュー数は…2024年9月の17,979回。

今月のヴュー数はなんとその2倍以上の37,648回!!

ゼミ生が日に何回も開くってのが中心だろうが…

それでも多いな…

2025年9月30日火曜日

2026年度の演習Ⅰに関する情報②

早速第二弾だが,明後日が渡辺ゼミのゼミ訪問日。

詳細は以下の通り。

渡辺ゼミの研究内容やレベル,そして雰囲気を知ってもらうための良い機会となるでしょう。

途中入退室も可なので,気軽に来て欲しいですね。



2026年度の演習Ⅰに関する情報①

そろそろ2年生は,3年生から所属するゼミをどこにしようかと悩み始めているのでは?

渡辺ゼミに少しでも関心がある人は,おそらくこのブログも読むであろうから,今日からほぼ毎日,渡辺ゼミに関する情報をアップしていきたいと思う。

第一弾は,中央大学のゼミの前史から。

私が中央大学でゼミを担当し始めたのは,中央大学に赴任した2000年度から。

中央大学に赴任する前の3年間は,岡山大学という大学におり,そこで2期だけゼミを担当した。

その頃の学生とは,2年に1回ぐらいは会っているし,LINEのグループも作って,時々会話している。

1999年に岡山大学で担当したゼミ生たちは,4年生になると,指導教授が別の大学に移っていなくなってしまうという可哀想な状況にしてしまった。

あまりに可哀想だし,私達を捨てていくのかとウルウルされたので,2000年もゼミをしてあげることにした。

ただし,当時,国立大学はゼミの非常勤講師を認めてくれなかったのでボランティアで。

形式的に別の先生のゼミに編入したということにして,流石に毎週は無理だったので,2週間に1回,土曜日に早朝の新幹線に乗り,午後にまとめてゼミをして,晩の最終の新幹線で帰るという生活を1年間続けた。

最終の新幹線までの短い時間だったが,ほぼ毎回岡山駅前の居酒屋で,ゼミ生たちと飲んだ。

今から考えると,楽しかったなぁ。

まだちょうど30歳であり若かったし,そんな無茶なスケジュールをこなすことができた。

が,金銭的負担は非常に大きかったので,既に乳飲み子を抱えた生活をしており,それが辛かった…

飲み代も奢っていたしね。

卒業式は参列できなかったけれども,そのすぐ後に岡山に行き,本当はいけないんだけど,後楽園内で酒盛りして,一人ひとりに記念品をあげて,それから夜がふけるまで何件もはしごしたっけ。

以下の写真は,一昨年愛媛に出張した時に,愛媛在住の奴とわざわざ東京から来てくれた奴と飲んだ時の写真。

もう皆50歳近く。

社会人入学していたやつなんて,もう50半ば近くか。

毎回嫌味を言われるんだよね,俺たちを捨てたって笑



You are better than that

人生ほど重いパンチはない。

https://www.youtube.com/watch?v=VISYiNL6RVQ


How much you can take, and keep moving forward.

That's how winning is done.

Now, if you know what you're worth, 

then go out and get what you're worth.

But you gotta be willing to take the hit,

and not pointing fingers saying 

you ain't where you are because of him, her, or anybody.

Cowards do that and that ain't you !

You're better than that !

闘う君の歌を

闘う君の歌を

闘わない奴らが笑うだろう

ファイト

冷たい水の中を震えながら登っていけ

https://www.youtube.com/watch?v=WxV0KG2UPMA&list=RDWxV0KG2UPMA&start_radio=1


今日の臨時ゼミでも,発表は正直ダメダメだったけど,諸君は少なくとも闘っている。

それは分かる。

全然,甘いけれども,それでも君らなりに闘っているのは分かる。

他の人にどう思われようと,そんなことは関係ないし,正確に諸君の置かれた状況や直面している課題を認識してもらえるはずもない。

諸君は,震えながら登っていけ!

ファイト!

2025年9月28日日曜日

Buffalo soldier

今から35年前。
大学院入学前に,一人旅で訪れたケニア。
東アフリカを一か月ほど。
トランジットを5回ぐらいして,ガルフウォーのせいで北半球を回り,35時間かけて辿り着いた。
ケニアの首都はナイロビ。
ナイロビからコーストのモンバサまで,深夜バスで移動した。
そのバスがオンボロで,普通に野生動物が徘徊するサバンナのど真ん中で故障した。
エンジンが止まり,いつ動くか分からん,そんな日本ならクレーマーが叫びだしそうな時,その時,誰かがカセットデッキを持っていて,ボブ・マーリーのアルバムのレジェンドを流し始めた。
Buffalo soldierが流れ出したのをよく覚えている。
https://www.youtube.com/watch?v=dG2uPYOIVDM&list=RDdG2uPYOIVDM&start_radio=1
皆で,踊ったんさ,それで。
疲れて,寝転んで見た星空は凄まじいくらいの素晴らしさだった。
そん時に流れてたのが,No woman, No cry
https://www.youtube.com/watch?v=pHlSE9j5FGY&list=RDpHlSE9j5FGY&start_radio=1

それまで悩んでいたことが馬鹿らしく思えて,あまりにも圧倒的な自然の前に,ね。
その当時,調布に住んでいて映画の撮影所が近くにあり,駆け出しの美術助手だった野郎と友達で,良く京王多摩川駅近くのレゲエ音楽をいつもかけている店に行き,ボブ・マーリーの音楽を聴いたもんだ。
酒一杯飲むたびに金を払わなくちゃいけないシステムだから,なかなかなくならない,度数の高いコスパの良い酒ばっかり飲んでいたもんだ。
ロンリコなんて,口から火が噴き出しそうだったわ。
ちなみに,その当時の美術助手は,いまや日本アカデミー賞の美術監督賞のホルダーだってんだから。
それも何度も。

あの頃が懐かしい。
ひたすら皆,自分の夢だけを追いかけていて,悩む暇もないくらいのスピードで,日々は流れていった。
何年かに一度,電話で話すだけになっちまったが,生きているうちに花谷とも飲み明かしたいもんだ。
まだ,酒が飲めるうちに,ね。

2025年9月27日土曜日

疲れた時には…

私は疲れた時に,この渡辺謙のナレーションの「坂の上の雲(司馬遼太郎作)」のオープニングを聞く。

なんかこれを聞くと頑張れるんだよね。

https://www.youtube.com/watch?v=sqhCtr15FQE

逆流

昨日は木曜日。

木曜日はゼミの日。

そして,昨日の木曜日は秋学期最初のゼミの日。

色々あって,ゼミの時間にゼミができず…

いや,相談事がたくさんあってね。

で,でも大会の予選資料の提出期限もあって,今日,金曜日だけど,3年生のゼミを断続的に3時間ほど行う。

どの班も,もうすぐだ!

おそらく,ここまで言葉,文章というものに向きあったことは,今までなかったのではないか?

あと一歩,あと一歩の踏ん張りで,その先のターンに進める。

組織心理班も,管理会計班も,スポビ班も,よーくやった,これまで。

まだ,終わってないけどね,先があるけどね。

でも,大きな山の6合目ぐらいには来ている。

誰よりも,君らの努力を知っているのは,私。

先が見えず苦しかったろう。

でも,あとは先に少しずつでも進むターンだ。

こっからは,楽しくなるだろう(多分)。

こっから踏ん張れば,21期に近いレベルに到達するのも夢ではない。

良くここまで,ついてきた。

頑張れ,頑張れ!!

2025年9月25日木曜日

大詰め

 22期生のグループワークが大詰めを迎えている。

インター大会の予選の資料提出期限が迫ってきている。

あと半月ほど。

が,モデルは完全に完成しておらず,見切りでクエスチョンネアの作成を行っている。

OBOGは分かるはず。

これがどれだけ危機的状況か。

今日の午後は断続的に3年生のためにフィードバックをし続けたが…

終わらず…

明日は,4限の授業までの間,しなければならない仕事を集中してやろうと思っていたのだが…

3年生の要望に応えて,3時間ほどフィードバックをすることに…

まぁしゃーあんめー。

必死に頑張っている22期をほっとけないだろ。

自分の仕事は土日の空き時間にすりゃいいか。

2025年9月24日水曜日

どんなに忙しくても

自分で言うのもなんだが…

オンとオフの切り替えは上手い方だと思う。

どんなに忙しくても,例えば明日は遅くとも7時半には出校して,8時30分から会議があるけれども,そしてその後も外部の方とミーティングがあり,午後は18時まで休憩もなく常に集中してゼミ生にフィードバックを与え続けなければならないけれども…

晩はテニスに行く。

今,少し肘を痛めているので,思いっきり叩けないけれども,それでも90分間走り,打ち,どっぷり汗をかく。

そして,日付が変わる前には寝て,6時過ぎには起きる。

土日も,最近は大学に行ったり,授業の一環で学生とつきあったりするが,必ず半日あるいは1,2時間は畑仕事をする。

もし何もなければ,6~7時間,土にまみれる。

あるいは,好きなスポーツをスタジアム・アリーナに観戦しに行ったり,テレビで見たり。

最近は,精神的なストレスが凄まじく,好きなことをしている間は,それから離れられるし,そしてたっぷり汗をかくと清々しい気分になると同時に,ぐっすり眠れる。

だから,続けられる。

さぁ明日も重いが,ビシッといこービシッと!!

2025年9月23日火曜日

懐かしい顔が

NHKをつけたら…

関東社会人サッカーリーグ1部(J6相当)の南葛SCの特集がやっている。

このサッカークラブは,漫画のキャプテン翼の著者がオーナーで,知名度は抜群で,集客もこのディビジョンでは凄いクラブ。

ここに私が担当するスポーツビジネス・チャレンジ講座を受講していたOBが出演している!

中大サッカー部出身のキーパーで,大卒後すぐに南葛SCに選手兼社員として就職した飯吉君。

私の授業を受けている時には滅多に発言しなかったのに,NHKに出演して自分が考えるイベント企画をしっかり話すことができている。

立派になったなぁ。


ちなみに,一緒に出演していた野人岡野(元日本代表サッカーFW)は,かつて私の授業に何回か来てくれた。

晩の席で暴れられたり,知らない人と喧嘩を始められたのには困ったが笑

2025年9月22日月曜日

波高し

昨晩,学生のイベントプロデュースを見届け,遅くに帰宅したが…

今朝も8時前には大学へ行き,サッカー部に借りた備品を返却し,それから夕方まで,荒れる波の中に身を置き,脳が沸騰しそうだった。

少しの休みを取ることもできず,頭を切り替えることもできないうちに,夕方からは2時間ほどかけて,ドイツ研修の講座グローバル・スポーツビジネス・キャリアの面接を実施。

10名しか合格にできないところ,皆,私のPBLの講座を受けてきた,良く知っている学生たち18名が応募してきたので,面接をしてはみたが,絞り込むのが頗る難しい。

明後日には合格者を発表しなければならない。

明日は苦しまなければならないだろう。

2025年9月21日日曜日

SBCイベント日

今日は13時から,厚木市の荻野陸上競技場にて,SBCの学生が考案したイベントを実施した。

先ほど帰宅。

こういったアクティブラーニングの授業は2015年から実施しているが,歳のせいか最近疲れるわ。

でも,学生たちのイキイキした顔を見ているとね,私もとっても嬉しい。

イベントの片付けをほぼほぼ終了してから,皆で記念写真!!



2025年9月20日土曜日

そろそろ情報をアップし始めますか

明後日の月曜日から秋学期が始まる。

もうすぐゼミの募集期間も始まる。

そろそろゼミに関する情報もアップし始めようかね。

渡辺ゼミももう23期目かぁ。

そう言えば、昨日、2期の萩原君と中垣君と見知らぬスナックで一緒に飲み、ボラれる夢を見た笑

健康診断に向け、今、禁酒してるからかなぁ。

でも、何で彼らとなのか分からん笑

萩原君は日清一筋で偉くなり、中垣君は転職を重ね今はPwCでコンサル。

成長したOBOGと飲みながら話すのは、とても楽しい。

新学部の件が楽になったら、奴らとリアルに飲みに行きたいものだ。


2025年9月19日金曜日

行動へのコミットメント

普通の大学教員よりだいぶ、企業人に会う頻度は高いと思う。

社会にインパクトを与えるレベルの人は、おしなべて行動力が半端ではない。

私も行動することを大事にしているし、上手くいかないことも多いが、あまりそのことに拘泥しない。

また、やり直せば良いだけ。

リフレクションを活かして。

学生に対する評価基準も同じ。

行動しないで口ばかりの者は、ほとんど評価しない。

ここでの評価とは、授業に関してのものではなく、私のネットワークにのせてあげるとか、企業とのコラボに混ぜてやるとか、企業とかに求められた時に紹介するだとか、そういった際の評価。

近年、女性の行動力には目を見張るものがある。

それに対して男性は見劣りする。

もっと奮起して欲しいのだが。



2025年9月18日木曜日

企業人とのミーティング

今日は終日,都心で企業人と懇談。

まず午前は,株式会社DeNA川崎ブレイブサンダースの取締役会長の元沢伸夫氏と懇談。

川崎駅近くに構想中の新アリーナと近隣での街づくりについて,熱くご説明いただいた。

ワクワクするような内容で,様々なありうべき未来の姿が,私の脳裏を駆け巡った。


六本木に移動して,ランチはFOOTBALL ZONEの編集長の方と一緒に。

今般のサッカー日本代表のアメリカ遠征に取材のために帯同されたとのことで,色々とそのことについて興味深いお話を聞くことができた。

また,今後の大学サッカーの在り方についても懇談でき,示唆をえることができた。

さらには,これはまだ発表できないが,世間の耳目を広く集めるイベントを実施できそう。

こちらもワクワクがとまらない。


その後,ヒルズ森タワーの上層階に移動して,株式会社メルカリの取締役会長の小泉文明氏と懇談。

データクリエイティブ,スポーツベッティング,ファンタジースポーツ等について意見交換。

とにかく発想力が凄い。

今後のアクションプランがクリエイティブすぎるし,その根底には日本に横たわる大きな社会課題の解決につなげたいという想いがあって,実に感銘を受けた。


それから,スタジアムやアリーナの建設で有名なゼネコンの部長さんと1時間ほどお話して,こちらも今後継続的にコミュニケーションをとっていくことに。


いやー実に楽しい一日だった!!

明日は,ちょっと現実に戻って,当面の課題解決に取り組む。

来週の会議までに,資料を作り込まなければならないので,ぼぉっとしている暇は全くない。

ビシッといこー,ビシッと!!

情熱

今の4年のゼミ生は優秀な者が多い。

これは優秀な人間にありがちなことだが…私から見てどうも情熱が足りない。

駄目だと言われて、すぐに引き下がってしまう。

自分達が検討に検討を重ねてきたことなら、もっと粘らないと。

自分達のプロダクトに自信があるなら、もっと食い下がらないと。

誰かがいつか助けてくれると期待してはいけない。

支援は、自力で何かを成し遂げようと必死に取り組んでいる人にこそ、与えられる。

初めからそれを期待しているものには、降りてこない。

もっと情熱を表に出して良い。

カッコ悪いと思っているのかもしれないが、必死に汗水、鼻水、涙にまみれて、前に向かって這いつくばってでも進もうとする姿勢こそ、人間として美しい、と私は思う。

2025年9月17日水曜日

応募者数

 本年度のGSBCの応募者数は,全部で18名。

すべて私が担当していたスポーツビジネス・プロジェクトあるいはスポーツビジネス・チャレンジを受講していた学生たち。

この18名を,フォルトナ・デュッセルドルフとの契約の関係で,10名に絞り込まなければならない。

これが大変。

来週の月曜日に面接を実施するが,それと提出されたレポートで判定する。

ドイツでの研修で学び,自らの将来のために活かしてもらうとともに,日本のスポーツ界のために貢献してくれることを期待したい。

2025年9月16日火曜日

研究とは…

今日,3年生との臨時ゼミでびっくりされて,びっくりした。

アメーバ経営の研究を「したい」なんてことは,一度も思ったこともないし,発想したこともなかった。

なるほど,私がそれをしていると,それがしたいから,していると解釈されるのか…,と。

研究において「したい」の優先順位は著しく低い。

私がそれを研究するのは,人生を賭けて,長い時間をかけて,それをするのは,それが社会にとって意義があると考えるから,それ以上でもそれ以下でもない。

綺麗ごとに思われても構わない。

もし,意義ある研究に選択肢があり,それらの中からもし選好することがあるとしたならば,「したい」はあるかも。

が,そんなに選択肢は,そもそも私にはなかった。

私は,自分の師匠に,一度追究しようと思った道はとことん追究せよと教導され,その過程で「したい」は挟む余地もなかった。

「したい」があったとすると,30歳を超えてから。

アメリカに行ってから。

でも,自己決定理論も自己効力感も理論も,それを知れば知るほど,学べば学ぶほど,研究すればするほど,「したい」なんてものは,雲散霧消。

自己の欲求なんて,研究の前には…


ふと,こんな文章を書きたくなる。

一日が,あっという間に過ぎる。

学生と接し,ほっこりすることもある。

新しいことを創るために,心がかき乱されることもある。

俺は誰なのか,時に,自分が誰なのか分からなくなりそうになる。

自分を見失いたくない。

だから,書くし,そのために振り返るし,想う。

桑田佳祐に毀誉褒貶はあるだろう。

が,彼の「真夜中のダンディー」は,彼が吟遊詩人であることの証ともいえる。

https://www.youtube.com/watch?v=mFULNjf3KdI&list=RDr9Lj-bW8GTA&index=26

2025年9月15日月曜日

ヤザワとイチロー

二人とも大好きな人。

今,NHKで,エイちゃんとイチローが対談している。

俺たちの失敗ってテーマ。

この二人を見ていると,限界って何?って思う。

限界,できない,もう無理って…

そんなの自分の単なる勝手な思い込みだし,結局,そのギリギリのところで,諦めが悪いってのが大事なんだと思う。

大好きな歌。

もう一人の俺。

https://www.youtube.com/watch?v=wrXbumsyzNw&list=RDwrXbumsyzNw&start_radio=1

2025年9月13日土曜日

初校のチェック終了!

初校のチェックが終わった!!

また,一歩出版に近づいた!!

さて,明日はゆっくり休もう。

あ,畑仕事をするから,ゆっくりはできないか。

でもリラックス!!

さぁ,今日はもう大学を後にして,明日のために肥料でも買いに行こう!!

GSBC2026

 現在,フォルトナ・デュッセルドルフでのスポーツビジネス研修の講座である「グローバル・スポーツビジネス・キャリア(GSBC)」のエントリー期間中。

エントリーの期限はCplusで今月16日まで。

GSBCは,1週間どっぷりフォルトナに浸ってもらう講座。

フィロソフィー,チケッティング,スポンサーシップ,CSR,ファン対応,マーケティング,アカデミー運営等々を学ぶ。

これまでオンラインで2回,渡独して3回実施してきたが,特に後者については,学生の評価はずば抜けて良い。

スタジアムで,スタッフさん達と一緒に同じランチを食べたり,スタジアム内のVIPルームで研修を受けることができたり,試合の際に選手の座るベンチで記念写真を撮ったり,フォルトナの試合はもちろんのこと板倉選手のいるボルシアMGの試合を観戦しに行ったり,田中碧選手にサインしてもらって記念写真を撮ったり,デュッセルドルフの市長さんに挨拶したり...

この年の参加者は,ドイツ最終日に帰りたくないって,泣き出す始末…


















































ヴュー数が…

このブログの月間最多ヴュー数は,昨年9月の約18,000。

ところが,今月はまだ12日しか経過していないのに,すでに18,000ヴュー数に届かんとしている。

ゼミ生が1日に何度もチェックしているのかもしれないが…

それにしても多いな。

2025年9月12日金曜日

1日遅れたけど…

9月11日は結婚記念日。

今年で31回目。

1日遅れたけど…花束を買って帰る。

尾山台中学校3年A組の同級生のきみ。


きみとあるいたみち

https://www.youtube.com/watch?v=ApzghExGkRM&list=RDApzghExGkRM&start_radio=1

研究な一日

今日は終日,研究書の校正。

初校の締切りが迫っている。

読むと気になる部分が出てくる。

できるだけ良い本にしたい。

明日も大学だな...

2025年9月11日木曜日

教育な一日

まだ夏休み中だが…

10時から1時間半ほど,スポーツビジネス・チャレンジ実習の授業。

ARを使った謎解きリレー企画,スタジアムをぬぐるみの応援団で一杯にする企画,ペットボトルのキャップでアートを創る企画。

この3本の企画がまぁ順調に進捗している。

午後は,他大学の先生とのミーティングを1時間ほどした後…

3年生の組織心理班の臨時ゼミを1時間ちょっと。

まだまだロジックの詰めが甘い。

もっとメンバー同士で,なぜを繰り返さないと。

曖昧さは一切残さないように。

質問票の説明の仕方についても,もっと先輩の経験を参考にしないと。

が,あともう少しだな。

その後には,4年生のミユとハルカのグループ研究の質問票のチェック。

もう流石としかいいようがない。

文句なしで完成。

データ収集の準備に入るが,おそらく渡辺ゼミ20年以上の歴史の中で,4年生の質問票完成時期としては最速。

そして,これまた初のことだが,4年生ながらインターに出場することになっており,2年連続の最優秀の獲得も視野に入る。

30分ほどの短さでチェックが終わると,次には3年生の管理会計班のチェック。

モデルの終点の社会的健康に関する理解が浅すぎる。

今後は,モデルの終点が組織心理班と共通ということもあり,管理会計班と組織心理班は,それぞれの発表の際に同席した方が良い。

また,管理会計班はアメーバ経営を前提としているが,インター予選の資料提出時期を勘案すると,アメーバ導入企業に調査協力依頼をして,社員の皆様に質問票への回答を求めるといったことプロセスを経ることは,時間的に難しい。

会計指標による業績評価を行っている企業は多いので,モデルの始点を「採算意識」からコスト意識,売上意識を含む包括的な「業績指標に対する意識」に拡大すれば,アメーバ経営を前提にしないでも調査可能であり,したがって調査委対象をより広くすることができる。

調査対象が広がるだけではなく,一般のウェブ調査を通じて,迅速にデータを得ることができる。

さらに言うと,組織心理班と共同で質問票調査を実施できることになる。

臨機応変に,現実的に実施可能な方向に軌道修正することは大事なこと。

2025年9月10日水曜日

隠れた優良企業

昨日,立飛ホールディングスの社長とお食事して,夜更けまで飲んだ。

この企業,実は隠れた優良企業。

展開されている事業が実に面白くて,興味深くて,いっそのこと大学辞めてこの会社に勤めたいと思ったぐらい。

北海道でのワインや観光事業なんて,超絶楽しそう!

昨日,ご招待いただいた立川の店なんて,遊び心があり,一流の方々の工夫と独創性があちこちにちりばめられており,ワクワクしどうしし,最高の空間と時間だった。

https://www.aubergetokito.com/ 

なんでもっと中大生も関心持たないかね?

不思議。

私だったら,もはや文句なしに第一志望。

2025年9月8日月曜日

パンク寸前

あっちこっちから,連絡が来る。
依頼メールが多く,対応に四苦八苦している。
新学部関連の対応が一番重く時間もとられるが,その他にも商学部関連の用事,PBL型授業の学生対応,ゼミの対応,企業の方々との対応,知り合いの教員の方々との対応…
それに加えて,現在執筆中の研究書の初校への対応もあるし…
急遽の予定はもう入れ込む余地がないので,直接のミーティング等の予約はせめて一週間前にしてほしい…
パンク寸前。

2025年9月7日日曜日

21期らしさ

ほぼ全員のゼミ生から,合宿の感想が寄せられた。

4年生の21期生の感想を読むと…

夏合宿における3年のサポート体験を経てみて,改めて20期生の偉大さが分かったといった類のものが多い。

それに対して私が想うのは…

21期は20期を過大に評価し過ぎている,ということ。

確かに20期の振舞いは賞賛に値する。

私も凄い,と思う。

が,それが足枷になり,21期らしい行動の探究や振る舞いができていないような気がする。

21期の見習うべきところは見習うべきだが,基本,21期は21期なりの,自分たちらしい舞いで,22期をサポートすれば良い。

どう足掻いたって,20期にはなれない。

私から見るに,21期には21期なりに,優れた点が沢山ある。

例えば,今回,合宿中に21期の発表をめぐり,何度か怒ったことがあっただろう?

私は,君らが人の想いに応えていないと思った場合に,怒る。

確かに怒りはしたが…自分たちが進むべき方向を,自分たちで考え自律的に選択したということ自体は,高く評価している。

だから,怒られたからといって,自分たちの自律的な選択を忌避しないでほしいと思っている。

自分たちの頭で考え選ぶ力の高さ,これは21期の優れた点だと思う。


怒られたっていいじゃないか。

怒られるということは想われているということ。

想われるということは未来を期待されているということ。

未来を築構するためには失敗はつきもの。

だから…怒られたっていいじゃないか。

2025年9月5日金曜日

ブラジル?

渡辺ゼミの合宿は,解散の宣言がなされ一本締めが行われ,それで終わりではない。

そこから帰宅し,家のドアを閉めて,そこで終わり,となる。

なので,疲れていて眠いだろうが,無事帰宅したかどうかすぐに私にメールを送るように,と解散直前に必ず伝えている。

が,3日のお昼に解散してから,帰宅メールが本日届いたゼミ生がいた。

いや,毎年,一人か二人はいる。

帰宅に2日間かかるなんて,自宅がブラジルにあるのかっつぅの。

これ,一事が万事なんだよね。

こういうことをしっかりできるゼミ生は,研究も良くできる。

逆に,できない学生は…


これは単にずぼらとか,そういうことではない。

人の心情に対する想像力が欠如しているとの評価にもつながってしまうわけだ。

睡眠不足で疲れて合宿を終え,無事に帰宅できたかどうか心配していることに,想いをいたせない,ということでね。

うちのゼミで,心の知能指数(EQ)を育んでほしいものだ。

2025年9月4日木曜日

こうなるよね

先週は,2回の学会出張。

月火に福岡,土日に神戸,それから月から水までゼミ合宿と続いたことで,本日は終日,会議や企業の方とミーティング。

ランチ以外はほぼほぼ。

重い案件もあり,少々,体も心も重い…

合宿中に,学生に紹介した言葉。

幕末の水戸学の学者であり,実践者でもあった藤田東湖の言葉。


誠は天の道なり

これを誠ならしむるは

人の道なり


誠実さをもって,人と人との関係の基本とする。

当たり前のことと思いがちだが,これを実践において貫徹するのは,勇気が必要とされるシーンも多い。

揺らぐこともある。

人間は弱い。

だから,である。

常に,私はこの言葉を額縁に入れ,自分の部屋に飾る。

私も弱いから。


夏目漱石の有名な言葉だが…


智に働けば角が立つ

情に棹させば流される

意地を通せば窮屈だ

とかくに

人の世は住みにくい


心情は分かる。

だが,もっとも大事なことは何かということを見失ってはいけない。

足元をしっかりと見据え,情に流されてはならない。

2025年9月3日水曜日

合宿3日目

今日の午前中は,3年生のグループワーク報告。

この合宿で数次に渡り,断続的に報告を聞き,フィードバックを行う,というのを実施してきたが…

結局,組織心理班がほぼ完成で,ロジックの詰めは残りつつも,質問票作成に入ることに。

管理会計班は,「インタラクション」を媒介変数とする必要があるか,よく考えた方が良い。

終点の変数と,現象としては類似しているかも,だから。

スポーツビジネス班は…厳しい。

なぜ昨日(というか今日か)の深夜26時に議論したことが,活きていないのか…

21期から苦言も届いている。

人の話を聞かない,と。

ゼミにおける分析モデルは,当該のグループのモデルでもあるが,ゼミ全体で創り上げるものでもあることを認識すべきだ。

グループ外の他のゼミ生も皆,他人事ではなく,自分事として考えフィードバックをしてくれているのだから。

最後に見せた動画のリンクは以下のとおり。

https://www.youtube.com/watch?v=IIqi3YVC-Bg&list=RDIIqi3YVC-Bg&start_radio=1


3年生のグループワークに対するフィードバックが終わった後には,サンプリングに関する実験をチョコレートを使って行う。

ぴったりハマって,私も驚いた。

でも,ランダムサンプリングの重要性をよく理解してもらえたと思う。


12時半にホテルをでて食事をして,15時過ぎには大学に到着して一仕事。

さて,帰って野菜を収穫して,水やりして,今日は早く寝よう!

合宿2日目

たった今、延々と続く私の部屋のノックの音が止む。

ようやく眠れる。

朝8時からこの時間まで、脳みそフル稼働で、流石に限界。

寝れて4時間ちょっとか…

体と脳みそは疲れて痺れてはいるが、私をこれほどまでに追い込むくらい、食いついてくる22期生は見込みがある。

組織心理班は、先駆けてモデルがほぼ完成。

管理会計班もスポーツビジネス班も、少しは先が見えた。

それぞれ良い顔になってきた。

ま、なら、いいか。

早よ、寝て明日に備えるか。

2025年9月2日火曜日

3年生のグループワーク in 伊東合宿

昨日13時半から3時間半かけて3年生の3班のグループワーク(GW)報告 → 撃沈 → 4年生の卒論研究発表中に3年生は部屋でGW → 20時半から40分間進捗報告 → 撃沈 → 4年生の卒論研究報告を24時過ぎまで実施中に3年生は部屋でGW → 4年生の初日の発表終了後に報告に耐えうる進捗が3年生になし → 夜中もGW → 2日目9時から1時間ほど3年生のGW進捗報告 → 撃沈 → 4年生の卒論研究発表中に3年生は部屋でGW → 昼食後4年生の卒論研究発表 ← 今ココ

2025年9月1日月曜日

ゼミ合宿初日

渡辺ゼミ21・22期のゼミ合宿が始まった。

場所は,色々とメディアで話題の伊東。

昨年は湯河原だったけど,今年はさらにそこから車で1時間かかった…遠い。

昼から夕方にかけて,3年生のグループワークの発表が行われたが,どれも厳しい…

モデル完成には,まだまだ遠い。

これからもう一度,夕方にしたフィードバックを受けて,再度の3年生のグループワーク報告を受けることに。

さて,どうなっていることやら。

2025年8月31日日曜日

ちょっと休みたい

昨日,神戸の学会から帰ってきて,晩は娘とご飯を食べて少しリラックスしたが…

なんせ,今日は朝8時から2時間程度,スポーツビジネス・チャレンジ講座の授業。

この講座は夏休み中も実習授業として実施することになっており,今日の授業では,9月21日の厚木はやぶさFCのホームゲームでの集客企画実現のための打ち合わせ。

夏休みなのに,23名の学生は皆良く頑張っている。

なるべく多くの学生が参加できるようにということで,朝8時から授業開始としたわけだが…流石に今日はゆっくり休みたかった…

授業終了後,新学部関連の仕事,ブンデスリーガ所属のプロサッカークラブでの研修授業に関する調整作業など,諸々こなす。

明日からはゼミ合宿。

ふぅ。

2025年8月29日金曜日

不確実な環境下で

先週から今週にかけて生じた事態により,来月と再来月の環境が一挙に不確実性を増した。

これを楽しむくらいの感覚で,乗り切っていくつもり。

そんな中,現在は新幹線の車中。

明日は神戸で学会。

来週月曜日から3日間は,ゼミ合宿。

この間,外部の方と接触ができないのが少々つらいが...

目の前のタスクにしっかり対応するのも大事。

体調だけは崩さんようにしないと…

いや心配無用か。

この40年ぐらい病気らしい病気はしたことがないからね。

強い体に生んでくれた親に感謝!!

がんばれ がんばれ

By SION

https://www.youtube.com/watch?v=cUmJypPUQmA&list=RDcUmJypPUQmA&start_radio=1


いつでもここにいるから帰ってきていいんだよ

そう思えば あと

ひとつふたつできる我慢も増えるでしょ

路上のルール

俺が這いつくばるの待ってる

全ての勝敗のために

星はやさしく

風に吹かれ

俺は少しだけ笑った

https://www.youtube.com/watch?v=5ggxl4hHWpg&list=RD5ggxl4hHWpg&start_radio=1

2025年8月28日木曜日

中間管理職の気持ち

こんな感じなんだろうなぁ。

言いたいことは山ほどある。

反論しようと思えばいくらでも言える。

でも,それをグッと堪えて,忍んで,丹田に力を入れて言葉を飲み込む。

時々,想う。

俺は誰と,何と,闘っているのだろうか?

中央大学の未来のためと信じている。

が,揺らぐ。

何もかも投げ捨てたい,そうできたら,どんなに楽か…

かつて商学部長の時にサンドバッグになったことがあるが,あれに比べればと,なんか麻痺しているなぁ。

失敗は…

人生において大事なことは「転ばないこと」ではない。

むしろ…

転んでも転んでも,何度でも立ち上がること,これである。

https://www.youtube.com/watch?v=BYa-xdCxsw8

転ぶ奴を笑わば笑え。

転び,それでも這い上がった人間だけしか見ることのできない,そんな光景がきっとある。

2025年8月27日水曜日

出張後

2日間,学会出張で大学を留守にしたら…

未読のメールが121件!!

もちろん,急ぎの返信が必要なものについては,学会中も適宜返信をしていたが…

今日は9:45から企業の方とミーティング,それから結構重要な会議,午後はすぐに相当重要な会議…

メール対応をこれから45分で終わらせるぞ!!

2025年8月26日火曜日

コロキアム

昨日,福岡の会計研究学会で,私が企画したドクトラルコロキアムに出席してきた。

管理会計,実証会計,制度会計,監査の4部門を設定してあったのだが,同時刻開催なので,管理会計部門に出席してきた。

自治体の公務員のネットワーク特性(紐帯の強弱とか密度とか)が,自治体のマネジメントシステムが実質的に機能しているのか,みせかけの導入にとどまっているのかについて,どのような影響を及ぼしているのか,これを探るドクター課程の発表。

フロアと活発な議論が繰り返され,私も言いたいことを言わせてもらった。

実に楽しいひと時。

こういう学会なら積極的に参加したいと,私は思う…

が,管理会計研究者(およびその卵)がここのところ急激に減少しているため,フロアは少し寂しい感じだった。

もっと多くの研究者の卵に参加してほしいなぁ。


今日は夕方に東京で大事な用事があるので,午後早い時間に福岡を後にする。

お昼に美味しいラーメンでも食べよう!

2025年8月23日土曜日

スタートライン

スタートライン by 馬場俊英

何度,この歌で強くなれたか。

もう20年くらいか?

今でも勇気づけられている。


https://www.youtube.com/watch?v=ANze8Hg3xMU&list=RDANze8Hg3xMU&start_radio=1

もうダメさ

これ以上は前に進めない

そんな日が

誰にだってある

だけど

雨でも晴れても何でもいつでも

その気になりゃ

何度でもやり直せる

何度でも

これからのことを思うと

負けそうになる

心配なことがあって

しゃがみそうになる

あと少しだけ

もう少し

強くならなくちゃ

でも

大切なことはいつも

誰も教えてくれない

だから

そうだよ

くじけそうな時こそ

遠くを見るんだよ

チャンスは何度でも

君のそばに

この道の先に何が待ってるのかなんてこと

わかるわけない

答えがあっても無くても

YesでもNoでも

決めた道を行くしかないさ

あるだろ?

そんな時

青春と呼べた時代は過ぎたのに

今でも心の奥に

風が吹き抜ける

優しい人にばかり

悲しみが降り掛かる

報われないことが

ここには多すぎる

だけど

そうだよ

どんな時も

信じることをやめないで

きっと

チャンスは何度でも

君のそばに

だから

そうだよ

くじけそうな時こそ

遠くを見るんだよ

見えない

このスタートラインから

また

ここから

きっと

そうだよ

いつかきっと

真心が何かに変わるんだよ

そうさ

チャンスは何度でも

いつも君のそばに

いつも君のそばに

逆境

逆境下でこそ,その人の真価が問われる。

様々な細かい「やらなければならないこと」が,次から次へと,土曜日・日曜日関係なく降ってくる。

今日は大学に来る予定はなかったけれども,車にトラブルがあって,ディーラーに預けている間にちょっと寄った。

明日も急遽設定された,早朝のオンライン会議があるし,夕方にはおそらく長いであろう学会のオンラインの理事会がある。

考えなくてはならないことが沢山あるのに,それだけを考えているわけにもいかないし,プライベートの時間もある。

ここでイライラしてもしょうがない。

今こそ,むしろ淡々とするぐらいのスタンスで,目の前の仕事に向き合う。

高い不確実性に耐えなければならない。

不確実性は不安を引き起こすが,その不安を引きずらないことだ。

こんな時には,テニスでもしてどっぷり汗をかきたいところだが,だましだましにしてきた「テニス肘」が,木曜日についに悲鳴をあげた。

しばらくテニスもできそうにない…

最悪のタイミング…

2025年8月22日金曜日

自分に贈ろう

これまで何度も何度もゼミの学生に贈ってきた言葉。

私が敬愛するネルソン・マンデーラの言葉。


期待が満たされないとき

祈りや夢が叶わないとき

このことを忘れないように

人生最大の栄光は一度も転ばないことではなく

転ぶたびに立ち上がることにある


今こそ,この言葉を自分に贈ろう。

元々,地べたを這うようにして,前に進んできた人生。

今更何を恥じよう。

再び立ち上がる…が,ただ立ち上がるだけでは面白くない。

もっともっと高いレベルを目指して,ジャンプアップしてみせる。

何度転んでも,何度でも立ち上がれば良い。


3年生のゼミ生の諸君も闘っているんだろう?

夏休み,ほかの3年生たちが海に山に遊んでいるときに,自分たちは…と思っているかもしれない。

でもね,と,俺は思う。

全力で闘うこと,負ければ号泣し,勝っても号泣し,そんな青春を,年齢に関係なく過ごすことができていること,これこそ人が人らしく生きているってことじゃないかい?

勝ち負けは他者とのそれだけではない。

自分の弱さを克服したい。

この歳でも,私は今でも常にそう思う。

自分の弱さに打ち克ちたい。

いや,必ず克つ。

来週は出張だらけの合間に,辛い辛い会議がある。

でも,俺は逃げない。

ゼミ生諸君も,己に克ってほしい。

やっぱこの曲を聴きたくなる。

コロナ前の15期生くらいまでは,時々カラオケに行ったなぁ。

そん時に必ず歌った詩。

https://www.youtube.com/watch?v=R1HkXSVxLyU&list=RDR1HkXSVxLyU&start_radio=1

着る音楽

一昨日,映像やアートのことについて斯界のプロフェッショナルにお話を聞く機会があった。

「音楽を着る」という発想で創られた「WEARABLE ONE OK ROCK」。

https://goinc.co.jp/works/wearable-one-ok-rock/

新学部にも,スポーツとアート,スポーツを可視化することでアートになるっていう発想を取り入れたいなぁ。

ちょうど引越し作業をされているところだったが,訪問したそのプロの方の代官山のオフィスの雰囲気も最高で,ここならクリエイティブな仕事もはかどるであろうな,と。

2025年8月21日木曜日

史上最速

この直前の記事に書いたように,今年の渡辺ゼミ4年生の卒業研究は,これまでの期とはかなり異なる。

しかし,従来通りの渡辺ゼミ流の卒業研究に取り組むグループ(2名の共同研究)もある。

そのうちの一つのグループは…

なんと現時点で,分析モデルが完成し,質問票の完成間近という状況。

これは渡辺ゼミの歴史の中でも最速だと思う。

そして,これも渡辺ゼミの歴史ではかつてなかったことだが,そのグループは,渡辺ゼミ3年生がこれまで出場してきた,日本最大の経営経済系のプレゼン大会であるインター大会に出場予定。

このグループは,もう大学院レベル。

いずれも民間企業に就職予定だけど,いずれ大学院に進み,研究者の道を歩んでも良いくらい。

今年の4年生の中には,そんな可能性を感じさせてくれるゼミ生が何人もいる。

アスリートのブランドマネジメント

本日,30年近くプロアスリートのブランドマネジメントに携わってきたプロ中のプロの方と,4年生のゼミ生2名がオンラインでミーティングを行った。

今年の渡辺ゼミ4年生の約半数は,これまでの渡辺ゼミの卒論研究とはかなり異なるアプローチをとっている。

その一つが,大学アスリートのブランドマネジメントの実践。

中大の女子卓球部は,その競技レベルの高さでは全国区だが,その中の1名の協力を得て,その女子選手のブランディングを実践する。

その実践のための基本計画書ともいうべき「マスタープラン」を,上記のプロの方の過去事例などを参考にさせていただき,完成させるべく渡辺ゼミ4年女子2名は取り組んできたが,ようやく完成させるに至り,本日,そのプロの方のフィードバックを頂戴したのだが…

大絶賛!!

渡辺ゼミ恐るべし!!

これならすぐにでもプロアスリートのブランドマネジメントを行うことができる!!

などなどお褒め言葉を多数頂戴することができた。

これから本日頂戴したフィードバックをもとに,さらにマスタープランをリファインするとともに,イメージ動画などの作成を行い,さらには地上波のテレビ局に取り上げてもらうためのアプローチを行う予定。

この調子で頑張ってほしい!!

附属出身の会

昨日,恵比寿で,中大附属高校と中大杉並高校出身の教職員,そして実務家の会があった。

総勢45名。

中大附属出身者34名,中杉出身者11名。

3時間近く,料理どころか,お酒もあまり飲むことができないくらい,ひたすら名刺交換して,懐かしい話やこれからの連携の話などを大声でしまくる(大声で話さないと,他も大声でしべっているので,聞こえないから)。

名刺30枚以上が飛ぶようになくなってしまった…

でも,本当に楽しい会。

やっぱり青春のもっとも敏感な時期を,同じ校舎,同じ空気感の下,過ごしてきたという同志意識が,口を滑らかにするんだろうなぁ。

おかげで声が枯れた...

今後,個別に少人数の会をやりましょう!と約して解散した。

しかし…十年ぐらい前に,渡辺ゼミの選抜で落とされたっていう実務家とお話した時は,バツが悪かった…

2025年8月19日火曜日

生成AI

今日は終日,生成AIに関する勉強。

これからは研究も教育もAIによる効率化が大事。

行政職としての職務が重くなってきた昨今,それはますます大事。


そういえば,アメーバ経営に関する書物だけど,初校があがってきそう。

これからは校正にも時間をかけなければならない。

ますます忙しくなる。

来週からは,学会出張やゼミ合宿も始まり,自由に研究ができる時間はますます少なくなる。

テクノロジーの支援は欠かせない。

そういった必要性もあるが,とにかく未知のものを学ぶのは楽しい。

さて,明日も9時から15時ぐらいまで,ゼミやPBLの授業。

それからは都心に移動して新学部関連の打ち合わせ。

明日も猛暑らしいが,ビシッといこービシッと!

2025年8月18日月曜日

コーチングの誤解

日本帝国海軍の連合艦隊司令長官にまで上り詰めた山本五十六の言葉。


やってみせ

言って聞かせて

させてみて

ほめてやらねば

人は動かじ


話し合い

耳を傾け

承認し

任せてやらねば

人は育たず


やっている

姿を感謝で見守って

信頼せねば

人は実らず


この言葉は現代のコーチング理論を先取りするような内容だが…

昭和初期の時代人が到達したこと自体脅威的ともいえる。

確か山本五十六は欧米に留学経験があったはずだが,それにしても凄まじい先見の明。

国際的な学びの重要さが分かる。

ところで,この言葉。

現代では誤用するケースが目につく。

大事なことは「為した行為」と「褒め」が対応していること。

何でもかんでも褒めれば良い,というものでもない。

そんな褒めも一時的には効果があるかもしれないが,長い目で見たときの当事者の成長にとってはむしろマイナス。

真に褒めに値する行為をしたときに,する褒めであるからこそ,その褒めの効果は最大化される。

2025年8月15日金曜日

不思議な体験

今日は終戦記念日。
仕事を休み、午前は家内と買い物に行き、午後は静かに読書をして過ごしている。
久しぶりに小説を読んだ。
第170回直木賞受賞作の万城目学(まきめまなぶ)の『八月の御所グラウンド』。
八月のちょうど今頃の猛暑の京都で、ただ漫然と夏休みを過ごしていた大学生が、ひょんなことから早朝に野球を数日に渡って行うことになり、そこで現世にはいない人たちと一緒にプレーするという不思議な体験をしたという内容。

昨日、大学に偶然行くことになった。
家内の実家に行き、姪っ子の赤ちゃんをだっこするつもりだったが、家内が実家の食事の準備のために、電車で先発することになり、後から合流することになった私は手持ち無沙汰のために、まぁお盆休みにも絶えず到着する学生からのメール対応でもするかってんで、行く予定のなかった大学へたまたま行くことになったというわけ。
そろそろ大学を出て、家内の実家に向かおうかって時に、ふとまだ成績評価が終わっていない学生のレポートをプリントアウトしようと思い、プリンターの電源を付けた。
何枚か印刷した段階で、プリンターが止まり、紙がなくなったとの注意音をなる。
給紙しようと、プリンターの前に無造作に置かれ、邪魔になっていた本の山を担ぎどかそうとしたところ、あまりに高く積みすぎていたせいで、上の何冊かが崩れ落ちた。
舌打ちして拾い上げているときに、ふとその一冊の中に『八月の…』があることに気づいた。
あぁ明日は自宅でゆっくりするつもりだから、これを読もうと思い、カバンの中に放り込んだ。
そして、今日、そう終戦記念日に、『八月の…』を読了した。

第二次世界大戦で戦死し、すでに現世にいない、昭和の大投手、学徒出陣した大学生、そして物語のキーとなる人物のお兄さん…
いずれも早朝に野球をするために、どこからともなく現れる。
きっと、野球をしたかったんだろうな、と主人公がつぶやく。
さらに物語の最後のちょうど終戦記念日に、現世にいる登場人物同士が問い合う。
『なお、俺たち、ちゃんと生きてるか?』

2025年8月11日月曜日

人間なんてさびしいね

やなせたかしさんの詩。

好きだ。 


心と心がふれあって

なんにもいわずにわかること

ただそれだけのよろこびが

人生至上の幸福さ

たったひとりで生まれてきて

たったひとりで死んでいく

人間なんてさびしいね

人間なんておかしいね

移動するアメリカ

今日のバタフライエフェクトのテーマは, 移動するアメリカ:夢と絶望の地図。

正しく歴史を知ることが大事。

学生にはこういった貴重な歴史映像をぜひ見てほしいものだ。


ところで,採点が終わらない。

AIの影響で,1人のレポートを採点する時間が倍以上かかっている。

じっくり一人ひとりのレポートを読み込む必要があるから。

明日では終わらないな。

おそらく明後日も大学かな…

2025年8月10日日曜日

日曜日なのに

今日は日曜だけど,午前中に,スポーツビジネスチャレンジ(SBC)の授業を行う。

私は別に日曜日でもいいんだけど…

SBCの学生が,厚木はやぶさFC のマスコットのデザインをしてくださったイラストレーターの方にお願いしたいことがあるというので,私から連絡をしていたのだが,先ほどオンラインでご対応くださった。

日曜日なのに…

しかも依頼内容をご快諾してくださって…

本当にありがたいこと。

また,今しがた,Jリーグの方から連絡があり,Be supporters!という活動を展開しているサントリーウェルネスの方の連絡先を教えてくださった。

日曜日なのに…

お盆休みで休暇中だと思うが,皆さん,学生の活動ということで,非常に協力的で本当に心より感謝申し上げたい。

学生諸君も決して当たり前に思ってはダメだ。

いずれ自分たちが社会に出たときに,その御恩を次の世代に返していってほしい。

恩送り。

これが大事。

2025年8月9日土曜日

立飛をほぼ満員にするとは…

昨日は,バレーボール部の80周年記念試合を観戦してきた。

現役生対現在プロのOBの選手の試合。

一番前の席を用意してくださり,大迫力でとても楽しむことできた。

立飛アリーナがほぼ満員に見えたので,おそらく2000人以上は入っていたと思う。

おそらく現在の中大の体育部会では,バレーボールが最も集客力があるのではないだろうか。

ところで,そこで出会いが。

中大杉並高校の同級生が,中大女子バレーボール部のコーチをしているとのこと。

大阪の会社の社長をしていて,土日に東京に来てコーチをしてくださっているとのこと。

本当に頭が下がる。

大学スポーツは,こういうOBOGに支えられている。

依存しすぎ,とも言えるが。

その彼とは,高校時代に同じクラスになったことはなかったけれども,私がサッカー部,そして彼がバレーボール部で,同じ体育会系ということで顔見知りではあった。

あまり話したことはなかったけれども,彼が大学でも体育会系バレーボールに所属して頑張っているとは聞いていた。

今度,ゆっくり酒でも飲みながら話しましょうということになり,その日が楽しみだ。




2025年8月7日木曜日

400人ぐらいに

昨日は多摩キャンパスのオープンキャンパスで,1回30分のスポーツ情報学部(仮称)の説明講演会を3回行う。

熱心な高校生や親御さんが何組も質問に来てくれたので,講演後だいたい30分くらいは対応させていただいた。

今日は後楽園キャンパスで,附属4校の生徒さんたちの前で,約1時間,新学部の説明をさせていただき,その後,オープンキャンパスに来ていただいた高校生や親御さん向けに1回30分の講演を2回行う。

さすがに疲れた。

が,トータル400名近くに新学部のことを説明することができ,感触としてはかなり関心を持ってもらえたと思う。

日本のスポーツ界の発展のために頑張りたい!!

2025年8月5日火曜日

データ・クリエイティブ

 ワクワクがとまらないわ。

映像プロデューサーの大野鉄平さんに教えてもらった。

データそのものをクリエイティブにする発想。

例えば,ラグビーワールドカップにおいて,日本が南アフリカに勝利した試合の最後のトライに至るまでの4分のデータそのものをアートにする事例。

https://dentsu-ho.com/articles/6253

例えば,今は亡きF1ドライバーのアイルトン・セナが樹立した,世界最速ラップの走行データを用い,彼の走りを音と光でよみがえらせる事例。

https://www.youtube.com/watch?v=7pC0YSdnss4

フェンシングの事例,これはスポーツであると同時に,エンターテイメントでありアート。

https://www.youtube.com/watch?v=eXFTKvvD07A


新学部では,データ・クリエイティブ論っていう授業を創りたいぜ!!

スポーツ情報学部では,スポーツをデータや映像で可視化して,それをスポーツの戦略・戦術改善,ビジネス,健康管理などに活用してくことを想定していたが,データをアート化するっていう発想はまったくなかった。

ワクワクがとまらない。

こういうの大好き。


2025年8月4日月曜日

AIか…

レポートの採点を行っているが…

AIに書かせたであろうレポートが続出…

AIにパターンがあるので,チェッカーにかけるまでもなく判明することも多い。

中国の大学では,チェッカーによる判定で30%を超えると,機械的にリジェクトされるという。

ま,そこまではしないがね…

講演の内容が反映されていれば,多少の疑いがあてっても,まぁ…ね。

しかし,レポートの評価は諸々難しい時代になった。

2025年8月3日日曜日

企業の方々へ

近年,博士号取得者の就職状況が改善しているという。

かつては,一つのことしか知らない「おたく」扱いで,厄介者のように見られていたのに…

時代がやっと追いついてきたということ。

博士ほどでは到底ないが,渡辺ゼミの学生は,ひと通りを研究の作法を習得して,まぁそこらの修士論文レベルの論文は書き上げて卒業していく。

本日,日曜日にもかかわらず渡辺ゼミ3年生と4時間ゼミを行った。

彼ら彼女らは,必死に先行研究を読みこんでいるが,ゼミ後の懇親会で言っていた。

他の大学生は研究論文を読んだことすらない,と。

そんな中,うちのゼミ生はそれこそ国内外を問わず,まだ3年生の前期にもかかわらず,おそらく一人100編程度の論文は読み込んでいる。

だから言ってやった。

就活のグルディスで,やれ学生時代に起業しただとか,英語の検定テストの結果が凄かっただとか,学生団体を組織して大きなイベントを実施しただとか,それはそれで尊いかもしれないが,その話題になったときに同じ土俵で戦う必要はないし,ましてやその同じ土俵に上がれないことを卑下する必要など全くない,と。

堂々と3年生の夏に研究論文を読み込み,オリジナルのモデルの構築のために全力を尽くし,論理的思考能力を鍛えることに膨大な時間を費やした,と言えば良い。

それがどれだけ有為な人財となるか。

企業の方々には理解をしてほしい。

そのことの意義を理解できないような人間が人事をしているような企業は,こちらから願い下げってことでOKだと思う。

理解できる人は,理解してくれる。

人は,自分を知ってくれる人のために,生きる。

それでいい。

それがいい。

頑張れよ,22期。

徐々にだが,モデルの完成に近づいているぞ!!



2025年8月2日土曜日

スケジュール管理

商学部長の時には秘書がいて,ハードなスケジュールをしっかり管理してもらっていたが,その退任後も,自分で自分のスケジュールはこれまでしっかいと管理できていた…はず。

しかし,昨日やらかした。

大学のトップの方々とのアポイントメントをスケジューラーに反映させることを失念しており…

電話を貰った時には,大学外で企業の方々とミーティングをしていて…

いやーダメだ。

最近,忙しすぎて,学生との連絡においてもミスがちょこちょこ。

PBL型の授業の場合,学生が主体的に企業などと連絡を取り合うのだけど,そのための確認メールがたくさん来るので,しっかり捌くのは大変は大変なのだけれども,学生も必死なので,これについていい加減な対応はとってはいけない。

反省しなきゃな。

が,とにかく最近スケジュールがタイトすぎるわな。

ビシッといこー,ビシッと!

2025年7月31日木曜日

The River

ブルース・スプリーングスティーンのThe Riverという歌。

https://www.youtube.com/watch?v=zHnZP2FmLCc&list=RDzHnZP2FmLCc&start_radio=1

彼の歌も素晴らしいが,詩も素晴らしい。

なんと物悲しいのか。

空虚な想いと根底にある怒りがひしひしと伝わりつつも,いや伝わるからこそ燃えるような生命力も感じる。

近年の言葉でいうとラスト・ベルトでの出来事か。

当該の地域は,あの大統領の地盤だという。

しかし,ブルースは強くかの国の今の政治の在り方を批判しているという。

かの国の複雑な今に想いを致す。



俺は鄙びた谷あいで生まれ育った。

そこじゃ男たちはガキの頃から,父親がしていたような仕事をするよう育てられる。

そんな俺とメアリーが出会ったのは,高校の時。

彼女はやっと17歳になったばかり。

俺たちはその谷間を抜け出し緑の草原への降りて行ったんだ。

俺たちは川まで降りていくと,川の中へと飛び込んだんだ。

そう,川まで降りていき,流れに浮かんだのさ。

それから俺はメアリーを妊娠させてしまい,でも彼女が書いてよこしたのはそれだけで。

それで俺が19歳の誕生日に,組合証と結婚式の上着を手に入れ,二人で裁判所まで行って,判事にその問題をすべて片付けてもらったんだ。

結婚式の笑顔も,教会の通路を歩くこともなく。

花束も無ければ,ウェディングドレスさえも無かった。

その晩,俺たちは川まで行くと,二人して川に飛び込んだんだ。

そう川まで降りていき,流れに浮かんだのさ。


俺は建設業の仕事を得た。

ジョンズタウンにある会社で。

でも最近はあまり仕事がないんだ。

それというのも景気のせいさ。

今じゃ,とても重要と思われたすべてのものが,そう,みんな雲散して消えてしまった。

今の俺はまるで忘れてしまったような振りをして,メアリーの方は無関心を装っている。

でも,俺たちが兄の車で出かけたことは覚えている。

貯水池で彼女の体は日焼けして水にぬれ,その夜は堤に横になったまま眠らずにいて,彼女をそばに抱き寄せた。

彼女の息遣いが,互いに感じられるようにと。

今は,そんな思い出がよみがえるたびに俺を悩ませる。

まるで呪いのように俺を苦しめるんだ。

叶わなかった夢はまやかしだったのか。

それもと何かもっと悪いものなのか。

そうした思いが俺を川へと向かわせる。

その川はもう干上がっていると分かっていても。

その思いが今夜俺を川へと向かわせるんだ。

川へと降りていく,彼女と俺。

そうさ,川まで降りていき,俺たちは流れに乗るのさ。

2025年7月30日水曜日

あなたに

 Xでも紹介したけれども,昨日,三沢の寺山修司記念館に行ってきて,「あなたに」という詩に改めて感銘を受けた。

しかし,常設の展示場では,机の引き出しをあけて,懐中電灯で見てくださいって言われたときには,何ってなったわ。


書物のなかに海がある。

心はいつも航海をゆるされる。

書物のなかに草原がある。

心はいつも旅情をたしかめる 。

書物のなかに町がある。

心はいつも出会いを待っている。

人生はしばしば書物の外で,すばらしいひびきをたててくずれるだろう 。

だがもう一度やり直すために,書物のなかの家路を帰る。

書物は,家なき子の家。






未読メール

3日間大学に来なかった。

いや1日は日曜日だから,通常からすると2日間留守にしただけなのに…

未読メールが162件。

もちろん,休暇中も転送対応していたので,重要なメールには目を通していたが…

これへの対応だけで1時間以上かかりそう。

この後,緊急の新学部関連の会議があり,午後は晩までずっと卒論指導…

メール対応すら完了しないかもしれない…

…ビシッといこー,ビシッと!!

2025年7月29日火曜日

奥入瀬に想う

奥入瀬の渓流を湯に沈みて眺め想う。

方丈記の一節。


行く川の流れは絶えずして

しかももとの水にあらず

淀みに浮かぶうたかたかは

かつ消えかつ結びて

久しくとどまりたるためしなし

世の中にある人と栖とまたかくのごとし


良い旅だった。




2025年7月26日土曜日

一通のメールから

 今月のはじめ,私が商学部長時代,親しかった理工学部長の方から一通のメールをもらった。

「面白い実務家がいる。渡辺さんなら絶対に話が合う。会ってみないか?」

すぐにお会いした。

2時間があっという間に過ぎた。

そのくらい話が合ったし,仕事に取り組む姿勢が似ていた。

そしたら,その方が,1日に5名の方とのミーティングをアテンドしてくださった。

それが昨日。

クリアソン新宿のマネジャー,Footballzoneの編集長,電動車いす協会の会長,アビームコンサルティングのマネジャー,日本テレビの役員の方。

ここで書けないことも含めて,大きく未来が動く予感を得た。

10時間もの間,移動,ミーティング,移動を繰り返したが,疲れはなくただ楽しかった。

また,こういった集中的な人とのミーティングの設定をしていただけるとのこと。

本当にありがたいことだ。

新学部のため,中央大学のため,それらだけではなく,社会のためになるプロジェクトに取り組んでいるという意識で,これからも仕事に取り組んでいきたい。

2025年7月25日金曜日

幸運の女神には…

ダ・ビィンチの言葉らしい。

幸運の女神には前髪しかない。

今日。5つの組織の8人の方にお会いした。

私は決して通り過ぎない。

通り過ぎてしまったら、後ろ髪はないから、幸運は決してつかめない。

もう二度と、同じ過ちは繰り返さない。

これを徹底するだけで、同じ期間を、同じ環境で過ごしても、成長速度は指数関数的に速い。

これ、ほんと。

2025年7月23日水曜日

連帯貢献金

本日,ベルギーリーグのヘント所属の渡辺剛選手が,オランダのフェイエノールトへ移籍することが報道された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2312710641672198b9831e2d9894db2a944b267d

移籍金は約15億円とのこと。

古橋享吾選手のバーミンガムへの移籍もそうだが,中央大学出身の日本代表クラスの選手のおかげで,中大サッカー部は連帯貢献金を得ることができる。

連帯貢献金はサッカー部の部員が本当に必要としているところに充当され,大変助かっている。

これからも多くの部員が世界に巣立っていってほしい。

2025年7月22日火曜日

モードはインタラクション

授業期間が終わり…

インタラクションの日々。

今週は主として新学部関連について,学内・学外の方々とミーティングが目白押し。

グーグルカレンダーを数えてみたら,なんと15回!!

9割は対面。

フルスロットル!!

2025年7月21日月曜日

「…嫌いだ」が好きだ

今日は,学会の理事会の会議がなんと4時間弱!!

世間は祭日のようだが,大学はそんなの関係ねぇって感じ。

さて,8月初旬には,高校生のためのオープンキャンパスが行われるが,今年は5回もスポーツ情報学部の紹介を行う。

都心キャンパスの附属校生向けの学部紹介もある。

これまでもすでに何回もこういったことを行ってきたが,常にファイルは改善していかないと。

ということで,様々なスポーツ関連のコンテンツに目配りをしているのだが…

以前から好きだった「イチローが嫌いだ」にやはり目が留まる。

身が引き締まる。

努力を楽しみたいね。

逆風に接するとチャンスに思えてくる…そう思えるだけの経験を私もしてきた。

https://www.youtube.com/watch?v=aq4N98ngTP8

2025年7月19日土曜日

素晴らしい言葉を想いだした

今日の午前中,中央大学附属高等学校に行き,2年生の学部選択に資することができるように,スポーツ情報学部のことをしゃべってきた。

朝早く起き,8時前には研究室に到着し,しゃべることを整理している時に,ふとフェデラーの言葉を想いだした。

ダートマス大学の卒業式での祝辞。

https://www.youtube.com/watch?v=pqWUuYTcG-o

私は特に,以下の部分が好きだ(途中,省略している部分もある)。


①才能は大事です。

でも才能には幅広い意味があります。

たいていの場合、問題なのは天与の才能ではなく、ガッツがあるかです。

テニスでは、ラケットをとんでもない速度で振りぬいて素晴らしいフォアハンドを打てば、それは才能と呼ばれうるでしょう。

しかしテニスでは…実人生と同じように…克己心もまた才能なのです。

そして忍耐も。

自分を信じるのは才能です。

過程を受け止め、愛するのは才能です。

自分の人生を管理し、自分をコントロールする…それもまた才能たりうるのです。

生まれつきそうした才能に恵まれる人もいますが、どんなひともそれに取り組まないとなりません。


②テニスにおいて完璧はありえません…

僕はキャリアで、シングルス1526試合をプレーして勝率は80%近いですが…いま皆さんに問題です。

これらの試合で僕がとったポイントの割合は?

たった54%です。

言い換えれば、トップ選手ですら、プレーしたポイントのせいぜい半分ちょいくらいしか取れないのです。

平均で2ポイントに1ポイントは落とすのですから、すべてのショットに耽溺はしないようになります。

こう考えるようになります。

いいさ、僕はダブルフォルトした。

ただ1ポイントのことだ。

いいさ、ネットに出てまたパッシングショットで抜かれた。

ただ1ポイントのことだ。

素晴らしいショットですら、ESPNでベスト10ショットに選ばれるようなバックハンドのスマッシュですら、それも、ただの1ポイントです。

ここに、僕が「ただの1ポイントだ」と言う理由があります。

ポイントはプレーしているとき、それが世界でいちばん大事なことです。

けれどそれが終わってみれば、終わったことです…こういうマインドが肝心なのです、そのおかげで次のポイントに全力で集中できる。

そしてさらにその次と…インテンシティを保ち、明晰な心で、集中して。

人生でどんな試合でプレーしようと…ときには負ける、それが真実です。

1つのポイント、1つの試合、1つのシーズン、1つの仕事…アップダウンの激しいローラーコースターです。

そして落ち込んでいるときには自分の力を疑い、自分を憐れむのも当然です。

そして一方で、対戦相手のほうも自分を疑っている。

そのことを決して忘れないように。

けれどネガティヴなエネルギーというのは無駄に消費される。

苦しい時間を乗り越える達人になりたいと思うでしょう。

それは僕にとってはチャンピオンの証です。

最高の選手は、すべてのポイントをとるから最高なのではありません…そうではなく、彼らが自分が繰り返し何度も負けると知り、それにどう対応すべきかを学んできたからです。

受け入れなさい。

必要であれば泣くのもいい…それから無理にでも笑顔を作る。

前に進みなさい。

容赦なく。

状況に適応して、成長して。

さらなるハードワークを。

2025年7月18日金曜日

22期のゼミのグループ研究

スポーツビジネスG。

進捗の程度は一合目を少し進んだくらいのところ。

テーマがなかなか定まらない。

こればっかりは自分たちで切り開かないと。

私がどうこう言える問題ではない。


管理会計G。

アメーバ経営の研究になっていない。

それがすべて。

他の部分ははっきり言って枝葉。

枝葉から議論すべきではない。

幹の部分をしっかりとおさえてからでないと。


組織心理G。

自分たちの論文読解が誤っていたことに気づいたのなら,敢然と方針展開しないと。

過去の議論は捨て去り,前を向かないと。

まだ間に合う…と思う。

諸君の努力次第だが。


全般的に言って,昨年の21期生と比べて,遅れ気味。

ただ…夜明けの前が最も暗いとも言う。

今は,真っ暗闇の中を歩いているように思えるかもしれないが,今の努力を続けていくのならば,必ず光は見えてくる。

大事なことは,歩みを止めないことだ。

2025年7月17日木曜日

お土産

クラフトビールのお土産を21期のタイガからもらった。

門司港の名前を冠したビール。

実は,今春,門司港近くに今年の12月に完成する星野リゾート系のホテルを予約しようか悩んだ時期があって,門司港近くの観光地を調べたことがあった。

偶然だね。

良く冷やして週末にいただきます!

ありがとう!



2025年7月16日水曜日

包括連携協定










今朝は,立飛ホールディングスと中央大学の包括連携協定の調印式に関係者として出席。

立飛ホールディングスは立川市の土地の1/25を保有するとともに,堅実に成長している,知る人ぞ知るエクセレントカンパニー。

スポーツへの理解も深く,これまで色々な中大のスポーツ部会がお世話になってきた。

2027年にスポーツ情報学部がローンチした折には,是非,積極的に様々なことに共にチャレンジしたい!!

さて,これからサッカー部の臨時の部員総会。

非常に重要な案件を審議する。

サッカー部の未来がかかっている。

結果次第では,また忙しくなるなぁ。

2025年7月15日火曜日

万博

10時少し前に本町のホテルを出る。

万博の最寄駅の夢洲駅に10時20分に到着。

そこから5分歩くと、荷物チェック待ちの人の群れ。

炎天下の中、35分並ぶ。

日傘の無料貸与サービスが嬉しかった。

入場後、少しブラブラした後、唯一抽選に当たったブルーオーシャンドームに向かう。

これが東ゲートの反対側の西ゲート近くで遠いのなんの。

が、なかなか良かった。

その後、35℃はゆうに超えてきる猛暑の中、東ゲート近くのお土産物屋で、娘達の要望の品を購入し、会場を後にする。

この時点で13時頃だったが、荷物チェック待ちの渋滞は解消されていた。

午後からの方が入場には楽かも。

で、今、東京に向かう新幹線の中。

汗だくの半日で疲弊した…

実寸大のガンダムは良かった。














2025年7月13日日曜日

明日から大阪

明日は久しぶりに新幹線に乗る。

最近,たいがい飛行機なので。

桃山学院大の施設を新学部の参考のために見学させていただく。

そして,せっかくなので翌日は万博に行ってくる。

パビリオンは一つしか抽選で当たらなかったけど…

さて,今日は畑仕事を6時間もやったので,もうビール飲んで早く寝ようっと!

2025年7月12日土曜日

ハードな土曜日

今日の午前中,附属4校の皆さんを多摩キャンパスにお招きして,学部選択セミナーが開催された。

そこで,既存学部に加えて,スポーツ情報学部の紹介も行わせていただいた。

約1時間,熱く語り倒した。

居眠りする子は一人もなく,それなりに手ごたえはあった。

2年後,ぜひスポーツ情報学部の門を叩いてほしいなぁ。

それが12時に終了してから,タクシーで急いで茗荷谷キャンパスに向かう。

本年度で定年退職される会計と商業のお二人の先生のご講演を拝聴するため。

長年,中大商学部の教育研究に貢献された先生方。

以前は,多くの商学部の先生方が,こういった趣旨の講演会には集ったのだが,見回してみると,少ないなぁ。

哀しいですなぁ。



2025年7月11日金曜日

22期について ラスト

最後はゼミ長のユウキ。

ゼミの進行管理などは,よくできている。

ゼミ中の発言もある程度できていて,他をリードはできている。

ゼミの研究に対するモチベーションも高い。

論理的な思考能力も一定水準以上。

が,どうしても改善しない,22期固有のゼミにおける現象に対して,ゼミ長として対応しようとしないことが不思議でならない。

これまでの期においてはほとんどなかった,22期固有の現象とは…

私の指摘や質問に対して,壇上においてグループで議論をし始めること。

私が呆れて,じゃ議論の結果が出るまで,発表者以外のゼミ生で世間話でも始めようかというと,本当に世間話をし始めてしまう始末。

それもゼミ長が率先して。

それでゼミの限られた時間が浪費されていく。

ちょっと前のゼミで,プレゼン大会に向けて,どのようなスケジュール感で研究に臨むべきなのか示した。

それを理解したうえで,毎週そのような不効率なゼミ運営をしているようなら,これからスケジュール的にタイトになって,追加の臨時ゼミの実施の要望が出ても応えるのは難しい。

もしプレゼン大会に関する目標に対して真剣にコミットしているのなら,もっと緊張感をもってゼミに臨んだ方が良い。

2025年7月9日水曜日

その場に立つことの意義

 今日は4つの会議があり,トータル7時間。

商学部の会議,実務家とのミーティング,新学部の会議,そしてサッカー部の会議。

どれも内容はバラバラ。

しかし,不思議とその会議に直面すると,そのモードに切り替わる。

今,仕事がかなり楽しい。

50も後半になって,こんなに様々なシーンで没入できることに,幸せを感じる。

楽しいってのは,楽(らく)だってことではなく,各々それなりに厳しい課題が山積しているが,そのストレスがかかる状況でシビアな勝負ができているのが楽しくってしょうがない。


今日,実務家と話しているときに,面白い話を聞いた。

メジャーリーグで金字塔をたてたイチロー選手だが,生涯打率は3割ちょっと。

10回打席にたって,3回程度しかヒットはでていないということ。

ところで,メジャーで活躍できずに,マイナーに降格してしまう選手,あるいはマイナーでメジャーにあがれずにくすぶっている選手がいるとして,おそらくその選手も機会があってメジャーで打席にたつことができれば,打率2割前後はヒットを打つだろう。

ま,それではメジャーに定着はできないのだが…

ヒットはある程度打てるはず。

イチロー選手とマイナーでくすぶる選手との違いは,せいぜい10回の打席でのヒット1本程度しかない。

しかし,それが立場を天国と地獄ぐらいに変えてしまう。

ところで,野球の世界はかくも厳しいが,翻って企業社会ではどうであろう?

アメリカの野球であるところのメジャーの打席に立つほどのグレードではないかもしれないけれども,そして,それほど厳しい競争に勝ち抜かなくてもたてるかもしれない,晴れ舞台,チャレンジする機会ってのは必ずある。

君らは,そのチャンスを,まだ自分には実力がないとか,まだ早いとか,まだ機が熟していないとか,言い訳ばかりを言って,逃してはいないか?

天才ではなくても,それこそ凡人でも,ひょっとしたらヒットを打てるかもしれないんだぞ。

その機会を逃すのか?

ヒーロー,スターと呼ばれる人とも,それほど大きな差はないものだ。

とにかく打席にたつこと。

その機会を逃してはいけない。

2025年7月8日火曜日

22期について⑧

副ゼミ長のナオヤ。

もっと自分を出さないと。

細かい気配りはできているようだし,研究に努力している様は看取できる。

だが,私に対して物が言えなさすぎる。

どんどん言いたいことを言って良い。

そうでなければ,私も人物について評価できない。

総じて…この「総じて」という言葉を何度も使っているような気がするが,総じて22期は私と直に話ができていない。

私からも話しかけるようにはしているが,しかし対話をそっちから仕掛けてもらえないと,相互理解は進まない。

以前にも話したが,私は太鼓のようなものだから。

大きく叩いてくれれば,大きく返すが,小さくしか叩かないのなら,小さくしか返さない。

21期はうるさいぐらいに叩いてくるので,それに応じているだけ。

人生の岐路

一昨年の渡辺ゼミの応募者は過去最多の40名程度。

そこで残念ながら渡辺ゼミには縁がなかった学生だけど,ドイツ研修に一緒に行ったこともあり,その後も何かと連絡を取り合っている学生がいる。

将来,スペインのサッカークラブで働くことが夢。

そんな学生に,私はスペインリーグ4部のサッカークラブのオーナーを紹介し,スタッフとして働く可能性を提示した。

が,彼はすでに日本の大手企業に内定を持っている。

スペイン行については親が反対しているという。

親の気持ちも分かる。

私も3人の子供を,曲がりなりにも社会に送り出してきた。

だから,反対する気持ちは痛いほど分かる。


さて,今から35年前。

1年浪人して大学院に合格し入学までの間に時間があったので,2カ月ほどアフリカを一人で旅した。

当時,ちょうど湾岸戦争の真っ最中で,親には反対されたが,どうしてもアフリカに行きたかった。

私はかつて動物王国の畑正憲氏を尊敬していて,獣医になるのが夢の時期があったくらい,動物が大好きで。

アフリカの動物ものの小説やノンフィクションものを沢山読んでいた。

なので,どうしても行きたかった。

ケニアをふらふらしている時に,サファリのツアーで行った先のコテージで,プロ並みの撮影機材を持っている爺さんと出会い,色々と話をした。

意気投合して,これからザイール(今のコンゴ)にマウンテンゴリラを撮影しに行くから,そのアシスタントとして一緒に来てくれと誘われた。

当時のザイールは反政府勢力の軍事勢力の活動が活発で非常に危険な国であり,パーミッションを得ることは困難であったが,それを私の分まで入手してくれるという。

流石に不安に思い,ケニアの日本大使館に相談したところ,今のザイールだと邦人が危険な目に遭遇しても救出活動はできないかもしれない,やめとけと説得された。

で,結局断った。

帰国後数か月してから,その爺さんから封書が送られてきて開けてみると,マウンテンゴリラの写真が数葉入っており,無事帰国したとのこと。

悔しかったなぁ。

あの時,ザイールに行っていたら,私の人生はまた違ったものになっていたかもしれない。

そう思うと,その先に歩んでいたかもしれない人生を痛烈に垣間見たいという想いにかられる。

今の人生を誇りに想ってはいる。

しかし…人生にもしが許されるのなら,とも思う。

それ以降,人生の岐路において,厳しい方の道を選んできたつもり。

ゼミ生の中には今,進路に悩んでいる人もいるかもしれない。

どの会社を選ぼうか…とか。

きっと君らなら,チャレンジングな方を選ぶだろう。


2025年7月7日月曜日

22期について⑦

さて,いよいよ執行部のメンバーについてだが,まずは副ゼミ長のミサキ。

総じて22期について言えることだが…ミサキもやはりもっと自分に自信を持って良い。

自分を信じてあげないと,自分が可哀そうだ。

私もずーっと自分に自信が持てなかったので,気持ちは分かる。

分かるが,ゼミでの研究については,無理にでも「自分はできる」と思った方が良い。

現在,その自信の無さがゆえに,研究にもゼミの行事にも全力で,かつ真摯な姿勢で臨んでくれており,それが他のゼミ生にも良い影響を与えてくれている。

なので,十分に副ゼミ長としての役割を果たしていると言って良い。

しかし…その愚直さは,実は何にも代えがたい,素晴らしいパーソナリティだと思う。

愚直というと,誉め言葉に捉えない向きもあるかもしれないけれども,私には言わせれば,これに勝る誉め言葉ない。

私も愚直であり続けたい。

あとは,メンバーの気持ちを奮い立たせる術を身につけたら,あるいは自然にそのような振舞いをすることができるようになれば,リーダーとしてステップアップできたことになる。

渡辺ゼミで,経験的に学習していってほしい。

2025年7月3日木曜日

歩みを止めない

今度を本を出す。

その「はしがき」で,ゼミのことを書いた。

ゼミは俺の原動力。

禁じられた時に自分のアイデンティティは分かる。

俺は,2年間のシアトルでの在外研究の時に,教育を禁じられて,自分が教育者だと分かった。

教えたくってしょうがなかった。

4年間の学部長の時に,物理的に研究時間をえぐられたときに,自分が研究者だと分かった。

研究したくってしょうがなかった。

そして,ゼミでの学生とのインタラクションは,常に研究の刺激となった。


今日の3年のゼミの時に言った。

俺は,お前らがこの先の山登りで,勝利に歓喜しようが,敗退に落涙しようが,いずれにしても心が動かされると。

それが俺の喜びだと。

今,グループ研究が進捗せずに暗闇にいるような感覚かもしれない。

が,夜明けは必ずやってくる。

暗闇の中でも諦めずに前に進もうとしている者には,必ず夜明けはやってくる。

https://www.youtube.com/watch?v=MbT2_QH0db0&list=RDMbT2_QH0db0&start_radio=1

2025年7月2日水曜日

22期について⑥

前回の④でハヤトのことを2度書いてしまったようだ…

ま,頑張ってほしいと思っているということで笑

さて,今回はアイン。

明るくて,積極的で,自分の意見もしっかり伝えることができる。

論理的思考能力も,通常の大学生としてならば,十分に合格点。

しかし…うちのゼミで一定水準以上の研究を成し遂げようとする場合,越えなければならない壁がある。

毎回のゼミで,管理会計班がなかなか進捗しないのは,ある意味,なんとなく論理的に筋が通っているように仕立て上げるぐらいの論理的思考能力を有しているからとも言える。

はっきり言うと表層的だし,浅い。

少し突っ込まれると詰まってしまう。

その水準を超えるためには,班のメンバーの議論において一切の妥協を排除して,徹底的に意見を闘わせなければならない。

なぜなぜなぜを繰り返し,どこから攻められても弾き返せるような,ロバストなロジックを構築しなければならない。

鍛えがいがある。

伸びしろがある。

壁を越えたら,一挙に伸びる。

その先の風景を見ることができる。

2025年7月1日火曜日

一山越えたかな

研究書を書き上げた。

で,本日,出版社に入稿した。

あとは校正作業とか残っているが,とにかく一山越えたかなぁ。

出版助成もいただけることになり,今日,帰宅したら立派な交付書が届いていた。

先月,交付式があって,本来そこで交付書が直接授与されることになっていたが,金曜日の夕方でPBLの授業があり,どうしても出席できず,郵送していただいたということ。











これに続き,実はスポーツビジネスに関する書物も執筆する意欲満々なんだよね。

今年の夏,頑張ろう!

2025年6月30日月曜日

スポーツ推進審議会

ご縁があって、八王子市のスポーツ推進審議会の委員に就任することとなった。

で、今、八王子市役所。

委嘱式があるとのことなので。

正直、具体的に何を目指している委員会なのか分かっていないが、それほど頻繁に開催されるわけではないので、お引き受けすることに。

しかし…結構大仰な委嘱式だなぁ笑

大学の卒業式みたい。

2025年6月28日土曜日

昔の記憶

この動画,最高の歌に詩。

最高のクオリティ。

でも言いたいことは別にある。

ゼミの一部には分かるかも。

かつてそんなことをした記憶が…気のせいか…

https://www.youtube.com/watch?v=oofSnsGkops&list=RDoofSnsGkops&start_radio=1

You're Beautiful.

You're so Beautiful.


中原中也の含羞(はじらい)

中也の映画がやっていると聞く。

あまり見る気がしない。

思い入れが強すぎて。

中也の詩といえば…有名な詩ばかり取りざたされるが…

私の好きなのは,含羞と書いて「はぢらひ」。


なにゆゑに こゝろかくは羞ぢらふ

秋 風白き日の山かげなりき

椎の枯葉の落窪に

幹々は いやにおとなびたちゐたり


枝々の 拱みあはすあたりかなしげの

空は死児等の亡霊にみち まばたきぬ

をりしもかなた野のうへは

あすとらかんのあはひ縫ふ 古代の象の夢なりき


椎の枯葉の落窪に

幹々は いやにおとなび彳ちゐたり

その日 その幹の隙 睦みし瞳

姉らしき色 きみはありにし


その日 その幹の隙 睦みし瞳

姉らしき色 きみはありにし

あゝ! 過ぎし日の 仄燃えあざやぐをりをりは

わが心 なにゆゑに なにゆゑにかくは羞ぢらふ

22期について⑤

さて,第5弾。

ハヤト。

昨年のゼミ訪問にも来てくれたし,ゼミ相談では先輩の話を良く聞いて,22期の中では最も渡辺ゼミを希望してくれた一人。

うちに秘めるものはあるのだろう。

だが,まだまだゼミ中の発言は少ない。

また,発表中に自信をもって,前を向いてフロアに対して発言ができていない。

色々と思うところはあるのだろうが,世の中,何の障害もなく前に進めることなんてほとんどないし,大抵障害物がゴロゴロ転がっているもんだ。

それらを乗り越えていくのは大変ではあるが,だからこそ楽しいとも言える。

今のハヤトに大事なことは,自信を持つこと,自分を信じること。


次にジェホ。

韓国からの留学生で,母語ではないのに,渡辺ゼミの議論に良く加わることができている。

これは本当に凄いこと。

ただやはり,少しずれていることが多いし,まだまだではあるが…

それでもジェホの積極性が,ややもすれば沈みがちな雰囲気を盛り上げてくれていることは事実。

他のゼミ生の兄貴分として,ぐいぐいと22期をこれからも引っ張っていって欲しい。

他の連中も,ジェホに遠慮することなく,ジェホの言葉で意味が今一つ分からないときに,ジェホを慮りすぎずに,そのことをしっかりと指摘してあげるべき。

日本語としておかしい表現だとか言い回しをスルーするのは,ゼミにおいては,思いやりでもなんでもない。

むしろ罪なこと。

しっかり指摘すべきことを指摘すること,それこそ「愛」である。

2025年6月27日金曜日

今年の企画は良い!

スポーツビジネスチャレンジ講座。

厚木はやぶさFCの9月21日の試合のイベント・プロデュースを,学生が主体的に行う講座。

本日,はやぶさの社長,CEO,GMらの前で中間プレゼン。

どの企画も,私が言うのはなんだが,実に良い!

残り3か月をきった状況で,間に合うかな,という懸念がある企画もちらほらあるが,実現可能性を加味して,内容を修正していけば大丈夫。

ただ…5つの班のすべての企画を実践することは難しいので,クラブに評価していただいて,3つぐらいに絞り込む必要がある。

今回は,かなり悩むことになるだろうなぁ。

それぐらい良い。

ご褒美にご馳走でもしてやろうかと思っている。

2025年6月26日木曜日

番狂わせ

うちのゼミにいる連中って,基本,これ,ちゃうんかなぁ。

俺,しょうもない大人になりたいし,今でも。

ま,もう大人だけど。

いや,もうジジイか。

でも,型にはまった人間になんか,今でもなりたくない。

今でも,番狂わせ,生き抜くために生きているだけ。

おもろい大人になりたいわ。

言いたい奴には言わせておけ。

https://www.youtube.com/watch?v=zlcn57wdr9E&list=RDEBATmXTR-8g&index=3

Hump Back は「拝啓 少年」もいいけど,俺はこの番狂わせ,一押し。

https://www.youtube.com/watch?v=d6i4AtCxrDo&list=RDd6i4AtCxrDo&start_radio=1

修身教授録

本日のJリーグビジネス論Ⅰには,FC今治の代表取締役社長にご登壇いただきました。

その中で,教育者の森信三氏の「修身教授録」の中の言葉が紹介されていた。

素晴らしい言葉なので,ここでも紹介したい。


人は一生のうち,出会うべき人に必ず出会える。

しかも,一瞬早すぎず,一瞬遅すぎないときに。

しかし,うちに求める心なくば,眼前にその人ありといえども,縁は生じず。


心に常に何かを求めるところがなければ,出会うべき人に接する機会があっても,その人であることには気づかない。

みすみす縁を放棄していることになる。

求める心とは,拡散的好奇心に近い意味合いで使われているものと思われる。

目に映るもの,触れるもの,身近に起きること,何事にも関心を持てる人間になりたいね。

2025年6月25日水曜日

「?」ではなく「!」

外部の組織と提携したPBL型の講座を担当していると,履修生の多くは最初必ず「〇〇はできますかね?」と言った質問を,私にもしてくるし,提携先の外部企業にもしたがる。

この質問が出てくるようだと,まだまだ。

例えば,「試合後にスタジアムは使えますか?」というサッカークラブに対する質問。

こんな質問されたって,クラブ側は答えようがない。

使えるかもしれないし,使えないかもしれない。

せいぜい返ってきて,そんな程度の答えぐらい。

そうではない。

使えることを前提に,それを使うことが必要な企画案の目的,効果,リスク等を調べ上げ,利用に伴うコストやリスクを勘案しても効果がそれを大きく上回ることが見込まれるのならば,「だからスタジアムを使わせてもらいたい!」と情熱をこめて主張するんだ!

使うマークは「?」ではない「!」だ。

自分たちで入手できない情報もあるだろう。

その場合は,フェルミ推定とかを使うんだ!

スポーツビジネスチャレンジ(SBC)の学生には少し教えた。

スポーツビジネスプロジェクト(SBP)の学生にはまだだっけ?

少し自分たちでも調べてみな。

とにかくまずは他人に頼るのではなく,自分でできる限りのことをやってみることが大事。

それをしてきた人には,他人が頼っていいよって姿勢で接してくれる。

これまでの学校の先生は,頼れば応えてくれただろう。

それが先生の職務なのだから。

しかし,我々が提携している企業は,限られたリソースしか我々に振り向けてくれない。

別に相応の対価をお支払いをしているわけではないし,好意でリソースを振り向けていただいているわけであって,それが限定的なのは当たり前。

君らの企画がその外部の企業のために練られているものであったとしても,である。

その企画に情熱が込められ,自主的に練り上げられたものであればこそ,企業の方々は,それに応えてくれる。

頼り,頼られの関係になる。

それこそ真のビジネスのパートナーだ。

そう,SBCもSBPも大学の講座ではあるけれども,いずれも一定の枠組み内でではあるけれども,ビジネスに実際にチャレンジするという意味で,外部の提携企業にパートナーだと思ってもらえること目指してもらいたいものだ。

2025年6月24日火曜日

書物のはしがき

書物の冒頭の「はしがき」を書き上げた。

これまでの20年間に及ぶ「管理会計と組織における人間心理」に関する自分の研究史を振り返り,様々な想いが駆け巡った。

多くの人たちの支援を得て,自分の研究が成り立ってきたことに改めて想いを致し,深甚なる感謝の念を抱かざるを得なかった。

アメーバ経営の導入していて私の調査に協力してくださって来た企業の皆さま,中大の同僚,職員の皆さん,渡辺ゼミの歴代のゼミ生たち,親しくしてくださっている他大の先生方,そして,親や妻や子供たち。

本を書き上げて世に問い,少しでも社会のために貢献することができるのなら,上記の方々の想いに少しは応えたことになるのではと想い,最後の最後の詰めの作業に全力を尽くす。

2025年6月23日月曜日

大学スポーツの価値

大学スポーツの価値を,外部に対するものと,内部に対するものと,明確に分けて考える必要がある。

ややもすると前者のみが語られる。

そして,前者の価値も低く見られている。

内部価値としての現役学生そして教員職員に対する効果は,まずは測定することから始めるべき。

測定結果を公にし,その価値に対する説明責任を果たし,その後の推移をしっかりと測定すべき。

その果てに内部に対する促進的な効果が見られるだろう。

今晩,年の半分程度を中大スポーツの応援に振り向けている中大OBと語り合い,中大スポーツの未来について意識のすり合わせを行った。

未来を築構してみせる。

仲間と力を合わせ。

2025年6月21日土曜日

執行部会

渡辺ゼミ21期と22期の執行部で懇親会。
リーダーゆえの悩みをぶつけ合う。
実際,皆,よくやっていると思う。
頭が下がるよ。
この経験を2年間続けたら,たいていの組織で立派にリーダーが務まるだろう。


2025年6月20日金曜日

山登りを…

無理に山登りをしてもらうことのほど危険なものはない。

他の人の命にもかかわることなので,真剣に登る気のない人は,さっさと下山した方が良い。

それが誰にとっての平和でもある。

ましたや誰かさんが山を登るのを辞めたから,じゃ自分も辞めるといった人は,周囲に危機的な状況をもたらすので,その意味でもさっさと下山すべき。

無駄な時間はない。

愛すべき21期・22期よ,迷わず登れ!!

2025年6月19日木曜日

ハレルヤ 22期

信じてみようぜ自分

行くしかないなら

強くもなく

弱くもなく

まんまイケー!!

https://www.youtube.com/watch?v=45EfwJsJwtk&list=RD45EfwJsJwtk&start_radio=1


2025年6月18日水曜日

22期について④

第四弾か…

まずはケントについていきますか。

ゼミでは,私に寄り添った発言をしてくれているね。

気づく人と気づかない人がいるかもしれないが。

ひょっとしたら,私を慮ってくれているのかもしれないが…

早々と気づいていたが,いや正直嬉しいよ。

他の連中は気づいていないかもしれないが,私には分かる。

きっと優しい奴なんだと思う。

だが…こう見えて,修羅場を何十回もくぐり抜けてきているんでね,俺も。

ありがとう,でもね,大丈夫だから笑,もっとぐいぐい自分を出して良い。


さて,次はハヤトか。

当初からうちのゼミを志望してくれていて,大事に思ってくれているんだろうけれども,表面的な優しさは,長い目で見たときに,むしろマイナスの方が大きい。

もっと自分を出して良い。

いや,出すべきだ。

あと,声が小さい。

自信の無さげさを漂わせちゃあかん。

むしろ自信のないときには,逆に腹から声を出しなさい。

ハヤトに限らず22期生全体を貫くのは,自信の無さ。

渡辺ゼミで,効力感を育もう。


その場所で,ずっと愚直に生き続けていく人間もいれば,離れていく人間もいる。

出会いから始まるってのは,それはそうだが,「さよなら」から始まることもある。

https://www.youtube.com/watch?v=pXBi1L9J0-g&list=RDpXBi1L9J0-g&start_radio=1

人は出会い,そして別れ,それを繰り返し,で,結局,人生の最後に何を思うか?

最後の最後に,家族,そして仲間のことを想起しつつ,「はい,良い人生でした!」って死にたい。

それだけ。

そのためには,根っこの部分まで,つまり根こそぎは,逃げちゃいけない。

何度も何度も,何度も何度も,負けてきたし,打ちひしがれたし,恥の多い人生だったし,20代でもう人生つんだってこともあったけれども,基本,逃げてこなかった。

いや,こざかしい逃げはうってきたかもしれない。

でも,種は残してきたし,根絶するぐらいの逃げはしてこなかった。

最後の最後に想うのが,あぁ逃げ続けた人生だったなぁっじゃ,死んでも死にきれない。

自分に優しく,自分に厳しく。

2025年6月17日火曜日

堪える

この暑さは堪える…

今日は朝5時台に起床し,30分かけて,畑から水道までおよそ往復50メートルのところ,両手で27㎏の大型のジョウロを持ち4往復して,汗だくになってから,大学へ。

それから4つの会議をこなし,合間にメール対応をすることができる程度で,自分のことをはほとんどできず晩になり,それからテニスに行き,バリバリの高校生3年生と対等に(勝手に自分がそう思っているだけだが)打ち合ってバリ汗かいて,20時過ぎに帰宅してから,明日の朝また大学に行く前に汗だくになりたくないなってんで,頭に懐中電灯をつけて,40分かけて27㎏のジョウロを両手で持ち5往復して,汗だくのテニスウエアにさらに全身汗だくを重ねて,野菜に水を。

結果,晩御飯を食べ始めたのは21時半。

ここまでして畑を維持して何になるのって感じだけど,野菜をあげたゼミ生や職員さんから,美味しかったって感想を聞くと,頑張っちゃうんだよね。

さぁ,明日も会議だらけ。

ビシッといこー,ビシッと!!

2025年6月16日月曜日

22期について③

第三弾ということで,ではナツミ。

自分のグループの発表の際にも,オーディエンスとして質問をする立場の際にも,観察していると,何やら言いたいことがありそうな様子が散見されるが,発言できない…

正しいことを言わなければならないとか,これを言うと人にどう思われるだろうかとか,そういた考えが,声を発することを妨げているとすると,これをもったいないことはないし,そういった考えは,こと渡辺ゼミに限って捨て去るべきだ。

疑問に思っていることを発言するということは,それが他者の気づきになり,その研究のリファインにもつながるかもしれないわけで,それをしないということは,そのチャンスを奪っているとも言え,独善的な行為とさえ言える。

同期は,研究に関するいかなる発言に対しても,受け容れるべきであるし,現在の22期のメンバーを見渡すと,すでに受け容れる素地ができているとも言える。

今後を期待したい。


次にユースケ。

最近,ゼミ中にちょくちょく発言することができているのは,良い兆候。

その調子で続けてほしいが,同時に励行してほしいのは,自分の発言にずれがあったことに気づいたら,それはなぜなのか内省をすると良い。

おそらく大学入学後,論理的な議論の経験をほとんどしてこなかったのであろう。

他者がある主張をしたとき,あるいは論文を読んでいる際に重要な考察に接したときに,そのまま受け容れるのではなく,なぜそうなるのであろうと,「なぜ」「なぜ」を何度か繰り返すことが大事。

その経験の積み重ねの果てに,論理的思考能力が急激に高まる時期が来る。

習慣的な取り組みが必要だ。


2025年6月14日土曜日

後ろ姿

 21期と自宅で語り合う。

なぜ善意と善意の持ち主のやり取りで,すれ違いが起こるのだろう?

ましてや悪意と悪意が対峙したら,世の中の争いは…

自宅に3度っておそらく21期が最多。

変える姿を見えなくなるまで見送る。

お前らが変える姿が見えなくなるまで。

どうしてこんなに…








2025年6月13日金曜日

22期について②

 二番目はヨシタツ。

ムードメーカーで物怖じせずに発言できるところが最大の長所。

大人しいのが多い22期生の中にあっては,貴重な存在。

だが,なんにせよ論理的に物事を考える癖がついていないので,「なんとなく」が多い。

それからこれは意識すれば,比較的早く矯正できるかもしれないが,自信がないときはモゴモゴと早口で,聞こえずらい小さな声でしゃべってしまうことは,要改善点。

ゼミ中の発言は,報告者に聞こえれば良いわけではなく,ゼミ全体に聞こえるくらい大きな声でしゃべらないとダメ。

次はノリ。

意外とゼミ中に発言しているのはポジティブな点。

だが,昨日さんざん同期に指摘されたから,自分の改善点は分かっていると思う。

遅刻癖を治すのは当然として,そうしたマイナスをゼロに近づける努力だけではなく,少しでもいいからプラスの習慣化も目指した方が良い。

例えば,毎日必ず文章を30分間読むとか(できれば音読が良い)。

新聞でも良い。

それを最初は10日間は続けることを意識する。

それを乗り越えたら,次は1か月。

その次の山は3か月。

それを乗り越えたら,結構,その後は苦労せずに続けられると思う。

2025年6月12日木曜日

22期会

朝,大学に行き,最近は1時間半ぐらいメール対応。
今日は午後に中村憲剛さんとの対談の予定があったので,少しそのシミュレーション。
その後,2限にはJリーグビジネス論Ⅰの授業。
昼,その講師とゼミ生も少々交えてランチ。
その後,すぐに憲剛さんとある雑誌の企画で1時間ほど対談。
本当にいい奴。
大好き。
すぐに5号館に向かい22期生とゼミ。
晩はその22期生と飲む。
楽しいひと時。
















付き合い始めて,数か月経ったけど,だいたい性格も分かってきた。
これからこのブログで,一人ひとりについて,私の感じるところを語っても良いかな。

じゃ,まずユーナか。
斜に構えている感じが,大昔の俺に似ている。
俺もあんな感じだったらしい(本人はまったく自覚がないのだけれども,当時の関係者に,よくそんな感じのことを言われる)。
違っている点は,俺はあんなに当時は頭はキレていなかった(今はキレているみたいに聞こえるかもしれないが,ちょっとましになったぐらいに理解いただけると)。
ゼミの同期も一目を置いているとは思うが,論理的思考能力の高さは同期の中でも,頭一つ抜けているだろう。
しかし…と言いたい。
今のままでは,グループも本人も,渡辺ゼミとしての伝統を塗り替えるほどのことは成し遂げられないだろう。
何が足りないか,おそらくうすうす自分も分かっているはず。
研究は,ちゃっちゃと片付けようと思った段階で…終わっている。
言い方を変えよう。
それはもう研究ではない。
研究は,努力の果ての姿が分からないチャレンジを,そう呼ぶのであって,つまりそれは実はそれ自体が目的であって,手段ではないのかもしれない。
少なくとも学部の研究は。
それに気づいたとき,ユーナは化ける。



2025年6月11日水曜日

一つの山を越えた

最近,会議が多くて,考えなくてはならないことが多すぎて,時々片頭痛がするくらい。

基本的にあまり頭痛にはならない体質だったんだけど…

しかし,本日,新学部に関して一つ大きな山を越えた。

これについてはずーっと頭の片隅に残り,スタッフになる先生方のこと,そして未来の学生のことを考え,何とか最善の環境をと思って取り組んできたことなので,本当にこれで良いのか何度も何度も悩んだ。

自分でもこれで良かったのか分からない。

しかし,限られた時間の中で,限られた与件の中で,リーダーがしなければならないことは,決断だ。

たとえ現状に妥協したと言われようと,その責めは喜んで受けよう。

理想を追い求め,ゼロイチの賭けに出ることはできない。

とにかく,この決定を前提に,仲間と共により良い環境になるように力を尽くすしかない。

今は,そのために自分の心も体も燃やしつくす。

他のことや組織に忖度している余裕などない。


幕末の儒学者である水戸の藤田東湖の言葉。

誠は天の道なり

これを誠ならしむるは人の道なり

2025年6月10日火曜日

臨界点

朝からトータル6時間会議。

それもかなりストレスフルな会議。

力を合わせれば,乗り越えられる。

大事なことは,根っこの部分は何なのか,そこをしっかり理解したうえで,それを守ることが何よりも大事で,それが守れないのなら残念ながら削ぎ取らなければならないところは,削ぎ取るしかない。

根っこの部分を置き去りにして,枝葉の部分を議論するのは不毛。

ステークホルダーとの調整は必要だが,それにも限度があるし,変えるべきところと変えるべきではないところを,しっかり認識することが必要だ。

根っこを無視して,枝葉だけ整えても,いずれ枯れる。

根っこを大事にして,幹を太く大きくするために,闘うべきところは闘い,守るべきところは守らないと。


日米開戦時の日本海軍連合艦隊司令長官の山本五十六の言葉

「陸軍との争いを避けたいから同盟を結んだというが、内乱では国は滅びない。戦争では国が滅びる。内乱を避けるために、戦争に賭けるとは、主客転倒もはなはだしい。」

「国大なりといえども戦好まば必ず滅ぶ 国安らかなりといえども戦忘れなば必ず危うし。」

2025年6月9日月曜日

大きな一歩

本日,嬉しいニュースが一つ。

まだ具体的に言えないが…

私の専門書の出版が大きく前に進んだ。

最初に論文を載せた機関に転載の許可申請をしたり,京セラに出版許可が必要か問い合わせたり,出版社に連絡のメールをしたり,「はしがき」を見直したり…

嬉しい忙しさ。

秋には出版することができそう。

2025年6月6日金曜日

日本では…

日本では文壇とかいう権威が邪魔するが…

世界を見回せば,ボブデュランがアカデミー文学賞をとる時代。

世界は先の先の先をいっている。

中島みゆきの歌詞は,芥川賞をとっても良いぐらい。

特に,この「化粧」という詩。

素晴らしい。

本人の動画がないけど,うぴ子のカバーと高畑淳子の語りがとってもとっても良い。

ここまで女性のみならず人間の想いを,言葉で可視化できる人間がいるだろうか?

https://www.youtube.com/watch?v=fpPMcmcxdyY

https://www.youtube.com/watch?v=3u6YmezYcEc


流れるな涙

心で止まれ

流れるな涙

バスが出るまで

馬鹿だね馬鹿だね馬鹿だね私

愛してほしいと思っていたなんて

馬鹿だね馬鹿だね馬鹿のくせに あぁ

愛してもらえるつもりでいたなんて

72時間

毎週金曜日の晩にNHKの「72時間」という番組があるが…

これが実に良い。大好き。

前理工学部長も好きっておっしゃっていたし,なんか琴線に響くところがある。

今日の「72時間」の舞台はAPU。

別府にある立命館大。

いやー,学生寮って良いよ。

集合寮の良さが分からない大人って,本当の意味での教育ってのを理解できてんのかなぁ。

このプログラムを見れば分かるよ。

集合寮の意義が。

俺もこんな国際寮に住んでみたかったなぁ。

集合寮が個を埋没させるって?

何言ってんだ?

個を尊重する意識を学ぶのが集合寮だっての!

2025年6月5日木曜日

グループワーク

3年生のゼミのグループワークがどうも停滞している。

読む論文を分担して読み,他の人の分担部分は読まない。

それぞれ分担部分を要約して発表するだけ。

分断されており,それぞれを比較し,整理されていない。

それではほとんど意味がないし,フィードバックのしようもない。

いっそのこと,これは良さそうって皆思える論文を一つ選び,それを全員読み,それをめぐって皆で議論し考察して,その結果を発表する方がはるかにまし。

来週のゼミでは,とにかく今のやり方を繰り返さないように。


それに対して4年のゼミの今日のユミとユウキの発表は,ゼミ内で次から次への意見や主張が飛び交う,実に良いものであった。

そういった時間を経て,新しい発想や方向性が見つかるのが,ゼミの醍醐味。

3年は4年の発表を見学しても良いかもね。

2025年6月4日水曜日

見ることと観察すること

 You see, but you do not observe. 

The distinction is clear. 

「君は見ているけれども観察していない。その違いは明らかだ」

シャーロック・ホームズの小説の中の言葉。

人は人と同じものを見ていても,そこから何を得るかは人によって全く異なる。

関心をもってそれを見なければ,それはただ網膜に映っただけだ。

好奇心をもって見て,そこから何らかの情報を得ることができてこそ,その「見る」という行為は「観察」に昇華する。

充実した観察は,その分,その人にもたらす情報量をリッチにする。

そこから情報量の多さは,洞察力にとってポジティブだ。

大学4年間,ただ「見た」だけの者と,「観察」を繰り返した者では,天と地くらいの差がついている。

ベースは好奇心。

素直な心を持ち,何にでも興味関心を持つことだ。

2025年6月3日火曜日

良い映画を見よ

名優Al PacinoのScent of a Womanはぜひ観るべき。

その一節。

https://www.youtube.com/watch?v=Jd10x8LiuBc


Now I have come to the crossroads in my life.

I always knew what the right path was.

Without exception, I knew, but I never took it.

You know why?

It was too damn hard.

Now here's Charlie.

He's come to the crossroad.

He has chosen a path.

It's the right path.

It's a path made of principle, that leads to character.

Let him continue on his journey.

悲観

 サマセット・モームの言葉(サミングアップ,p.327)。

「悲観に陥る原因は,

多くの場合,

ある状況で自分なら感じるであろう感情が

他人にもあると考えることによる。」


想像力に富む人間ほど,悲観に陥りやすいということか。

しかし,それは逆に新しい何かを産み出す力を潜ませているとも言える。

悲観的になることを悲観することはない。

新たな可能性を自分に感じれば良い。

2025年6月2日月曜日

名は体を表すというが…

2024年開設予定のスポーツ情報学部(仮称)。

この学部に関する情報共有のための附属4校との意見交換会が,今日でまずはひと通り終わった。

この学部における学びについては,実に誤解が多い。

スポーツ系の学部と一括りにされてしまうと,この学部の学びの特色が埋没してしまう。

これから積極的に附属高校はもちろんのこと,その他の外部の高校にも出向き,この学部の学びを積極的に広報しなければならない。

この学部は…

スポーツを学ぶのではない。

スポーツで学ぶのだ。

データの分析が学びの主眼ではない。

データを課題解決に活用できるようになることが大事なのだ。

つまり,この学部の教育上の目的は…

スポーツを対象にしてデータで社会の課題を発見し,解決する力を育むことである。


学部の出口の部分,つまり就職先についても多くの誤解がある。

確かに,プロスポーツ組織やスポーツ産業に属する企業に就職希望の学生も多いだろうし,実際にその進路を歩む学生も多いだろう。

しかし,それだけではない。

この学部は1・2年生のカリキュラムでの学びを経ると,一人前のデータサイエンティストとしての入り口に立つレベルに至る。

その認証が得られるよう関係機関に申請する予定。

データサイエンティストは,今の社会では,あらゆる企業,つまり一般事業会社でも,引く手あまたの状況である。

したがって,この学部の学びを経た学生は,スポーツ系の組織のみならず,あらゆる企業または公的機関に,強く求められることになるであろう。

2025年6月1日日曜日

それしか知らない者は

今日の日経新聞1面の「春秋」というコラムの言葉。

実に良い言葉だ。

学生にぜひ知ってもらいたい言葉。

「それしか知らない者はそれをも知らぬ」

実に良い。

昨日訪問した水戸ホーリーホックと提携した授業,スポーツビジネス・プロジェクトでは,1年生が集客上およびSDGs上効果的なキッズイベントの考案に取り組んでいる。

現在は,様々な情報を収集し,分析し,取り組むべき課題を抽出する作業を行っているが…

上の言葉が実に参考になる。

ある事例を一つだけ調べて,それで終わり,だと,その事例のことを知ったようで,実は何にも知ったことになっていない。

複数の事例に関する情報を収集し,それを何らかの基準を用いて整理し,比較し,考察してこそ,初めて有意義な知見が得られる。

これは3・4年生のゼミ生の研究においても当てはまる。

先行研究のレビューをする時にも参考になるだろう。

2025年5月31日土曜日

返信 バタさんへ

「 THE MOMENT 初代ドラム担当 バタ」さんへ

過去の私の記事「平野裕輔君へ」にコメントいただき,ありがとうございました!

お言葉,裕輔の奥さんのヨウコちゃんに送りました。

重ねて…ありとうございました!

裕輔も俺も調布に住んでいる時期があり,ドラムの方が今日は来れないってことで,リズムがなっていないって言われながら,スティックを握ったこともありました。

その代打をしたのが,バタさんだったかも。

毎年,1月23日の裕輔の命日前後に,所縁の人たちで墓参りしているので,ぜひ今度墓参りしてください!

2025年5月30日金曜日

明日は水戸

スポーツビジネスプロジェクト。

水戸ホーリーホックと提携した講座。

今年はキッズ向けの効果的なイベントを考案してほしいというミッションを提示されたが,現在,6つのグループに分かれて,基本的なマーケティングのフレームワークを学び終わったので,そろそろ具体的なアイデアを考案しつつある。

明日は,実際に水戸のクラブを訪問し,それからスタジアムを見学させていただき,あわせて試合も観戦させていただく予定。

が,これでおそらく3年連続だけど,訪問日が雨…

雨の中の試合観戦は,結構つらいものがある。

バスをチャーターして行くのだが,高速道路はすいているから,それは助かるんだけどね…

やっぱりすっきり晴れた空のもと,フットボールを見たいよね。

さ,明日は朝7時45分に集合。

ビシッといこー,ビシッと!

2025年5月29日木曜日

お土産

21期のキミから,この時期にヨーロッパに行きたいというので,ゼミを2回休みたいと。

よく巷では,渡辺ゼミはガチ中のガチで,ずーと研究していないとダメみたいなことが言われているが…

ギリシャのお土産ってことで,ビールをもらいました!

冷やしてからいただきますか。



22期執行部決まる

22期が活動を始めたのが2月の春合宿から。

それから約3か月経って,ようやっと執行部が決まる。

渡辺ゼミの場合,通常のゼミの期間は,色々とイレギュラーなイベント等があり,それらに時間がとられ,執行部決めに充てられる時間がないから。

だからコロナ前までは春合宿で決めてきたんだよね。

それで問題は全くなかったし。

前の期は,11月ぐらいにゼミ生の選抜が終わってから,渡辺ゼミの各種イベントが始まる前に,自分たちで発案して飲み会をしたりしていたようだし。

とにかくようやっと決まったのは,ユウキ,ミサキ,ナオヤ。

執行部次第で,その期の在り様が大きく影響を受ける。

積極的・能動的にゼミの運営にあたってほしいものだ。

2025年5月28日水曜日

不確実性こそ

今日はゼミ生3名と、プロサッカー選手会の事務局の責任者の方と飲んだ。

楽しい。

お話が楽しくってしょうがない。

飲み過ぎてしまうくらい。

参加学生の反応もほぼ同じ。

これからの不確実だけど、何かそこにあるかもって世界に足を踏み込んだ学生と、未来を一緒にあゆもう。

楽しい未来しか、私には想像できない。

2025年5月27日火曜日

どんなことでもいいから

1日,どんなことでもいいから,1%でも成長し続けたら,1年後には37倍になっている。

今日,というかここんとこ毎日(もう数か月になるかなぁ),早朝,大学で英語のリスニングを鍛え直している。

歳をとると耳がとにかく弱くなる。

晩は,通常5,6人のところ,全員キャンセルになり,マンツーマンレッスンとなり,テニスのスクールで80分間,弱点を矯正してもらった。

これも成長。

しかし,疲れたぁ。

毎晩,気絶するように寝る。

それでいい,それがいい。

全力で生きる

新学部に関する大事な会議が終わった後,ふとこのブログを開き,いつもと違うところをクリックしてしまったら,数年前に亡くなった親友の昔のバンドメンバーから,その親友の懐かしい歌声を聞くことができる,Youtubeの限定公開のアドレスを教えてもらえた!!

久しぶりに親友の声に接し,涙が出そう...

嬉しい。

元気が出てきたわ。

あいつの分まで,全力で生きてやる。

あいつもどれだけ生きたかっただろう。

泣き言なんて言ったら,あいつに殴られるわ。

よしビシッといこービシッと!!

2025年5月26日月曜日

はしがき

研究書の「はしがき」を書いている。

これまでの自分の研究の歴史を振り返る。

多くのことや人が想起され,短くまとめきれない。

何よりも学部のゼミの師匠である木島先生に対する感謝は,いくら書いても書き足りない。

木島先生が,夏合宿で,私の読書会の発表を褒めてくれたから,私は今ここにいるようなもの。

最近,あまりお会いできていないけれども,時々ふと思いだしては深謝の念に浸っている。

私は人に恵まれた。

しかし,ただ待っていただけではなかったと思う。

行動し,そして想いには想いで応え,そしてそれを続けてきたために,良い人に出会えてきたのだと思う。

過去を想起しながら,時に思いにふけりつつなので,短い文章だけど,はしがきを完成させるのは,なかなか時間がかかる。

しかし,楽しい。

2025年5月24日土曜日

野郎会

昨晩はゼミの21期の男子6名と野郎会を実施。

普段は女子が13名もいるので、いつもと違う光景が新鮮だった。

とっても楽しくて、焼酎のボトルが2つか3つ空いたようだ。

ちょっと飲み過ぎた…

でも、こういうことがあるからこそ、日常のストレスを解消することができる。










さ、今日はこれからお茶の水キャンパス。

大学のOBOG会で新学部のプレゼンをするため。

ビシッといこービシッと!


2025年5月22日木曜日

ゼミの日

今日はゼミの日。

4年生の卒論発表では,ミユとハルカの発表があったが,内発的動機づけの大家のE.L.デシの系統の6つの理論を丁寧に発表。

パワポは良くまとめられていたし,後につながる理論ベースがしっかり固まっていっている感がある。

その辺の院生の発表よりしっかりしているかも。

3年生の発表は,特に組織心理班と管理会計班は,本人たちは遅々として進んでいないような感覚であろうが,苦労して作り込んできたきたことがパワポのファイルから滲み出ており,徐々に足腰が鍛えられていることが看取できる。

その調子で良いと思う。

帰宅…

朝9時から11時まで,新学部関連の会議2つ。

11時10分から学部,大学院,学部(教授会)とこなし,晩は新学部の事務方と懇親。

この懇親というのが,実に大事。

全員の気持ちを一にして,忖度なく,お互いの知識・見識を闘わせ,その果てにイノベーションがあるから。

その素質のある実に有望な事務方が新学部に集ってくれたので,あとは私の差配次第。

うまく行く行かないもすべて私の責任。

やれることの全てをやる。

その果てに成功がある!!

2025年5月20日火曜日

やっとご飯

今朝は朝7時に中大サッカーグラウンドへ。

イングランド2部のブラックバーン所属の大橋選手が,ここんとこリーグ3連敗中の後輩たちを激励するためにグラウンドに来てくれた。

9時前には研究室に入ることができたが,10時には松が谷団地にサッカー部の主務と一緒に向かう。

地域との共生のためにサッカー部の拠点を移すことも考えているので。

色々と見学し,関係者各位と熱のこもった議論をして,大学に戻ったのは13時半。

一息ついて14時半から1時間ずつ重要な会議をこなす。

17時過ぎに八王子に向かい,J:COMホール八王子にて,中央大学の管弦楽団の定例演奏会を楽しみ,今帰宅。

やっと晩御飯。

明日も9時から会議。

この暑さなので,早朝に野菜たちに水やりもしないといけない。

明日も6時起きかな。

ご飯食べてはよ寝よ。

2025年5月19日月曜日

自己実現

今日,Xを見ていたら,サマセット・モームの本の中の一節が紹介されていた。

共感。


他人の欲求の邪魔にならぬように

遠慮しながら自己実現を図るのであれば

たいして成果は得られない。

自己実現は多くの無慈悲さと自分への没頭を要するので

他人には不快であるし

それゆえ恥を曝すことにもなる。

行方昭夫訳『サミング・アップ』岩波文庫,p.322


恥の多い生涯を,これまで送ってきたなぁ。

迷惑も多くかけてきたかも。

でも,私の人生,誰のものでもない。

後悔はない。

2025年5月17日土曜日

世情

中島みゆきの「世情」

今聞いてもすべてが素晴らしい

現代の傑出した詩人


https://www.youtube.com/watch?v=dhUyG5zCk30&list=PLqfkBo29a8h9eGY6lx7LR6J2-chmsEkBG&index=8

世の中はいつも変っているから

頑固者だけが悲しい思いをする

変わらないものを何かにたとえて

その度崩れちゃそいつのせいにする

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく

変わらない夢を 流れに求めて

時の流れを止めて 変わらない夢を

見たがる者たちと 戦うため

世の中はとても臆病な猫だから

他愛のない嘘をいつもついている

包帯のような嘘を見破ることで

学者は世間を見たような気になる

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく

変わらない夢を 流れに求めて

時の流れを止めて 変わらない夢を

見たがる者たちと 戦うため

2025年5月16日金曜日

今年の1年生は…

今年の1年生のスポーツビジネス・プロジェクトの学生は,例年通り,非常に主体的で積極的な子が多い。

実に良い傾向。

やる気に溢れていて,こちらが刺激を受けるくらい。

今日,話のはずみでHADO(https://www.youtube.com/watch?v=hgxyNRueSWk)とか,スタジアムを飛ぶドラゴン(https://www.youtube.com/watch?v=Tq39f4x_lmU)のことを紹介したら,VRのハードやソフトを自作できないか相談しに来て,びっくりしたわ。

むしろ,自作の可能性があることを私は知らなくて,勉強になった。

チャレンジはおそらく失敗するだろう。

でも,それで良い。

それが良い。

失敗することこそ,失敗できることこそ,この1年生のスポーツビジネス・プロジェクトという授業の良さなんだから。

来週,どんな取り組みをしてきてくれるのか,とても楽しみ!!

2025年5月15日木曜日

プロの契約条件

渡辺ゼミ4年生で、吉田麻也選手と連携して研究を行っているグループが4つある。

そのうちの一つが、JリーグのABC契約について研究を進めている。

吉田選手が選手会の会長になり、2026年からこのABC契約が撤廃されることになるが、撤廃のクラブへのインパクトを検証したり、プロ契約の条件の国際比較を行ったり、ABC契約の撤廃に至る経緯を描写したり、研究の方向性は複線的。

どこに焦点を定めるか。

いずれにいっても実に楽しい研究になりそう。

吉田選手とのプロジェクトを通じて、一冊本が書けるんじゃないか、そんなワクワクするような未来を思い描いたりしてね。

本日も、J1のクラブの経営管理者の方に、オンラインでヒアリングを行わせていただいたが、徐々に研究の方向性が定まりつつあるのではないかと思う。

楽しんでいこーぜ!!