インタラクション,こいつは組織において非常に重要な現象。
これを私も研究で扱うし,ゼミ生もたびたび言及する。
インタラクションの効果を考える時に,その実相に想いをいたすことが大事。
同じ目標達成にコミットした組織成員群がいる。
インタラクション概念を扱う以上,それは前提。
同じ目標にコミットした組織成員が,自分だけでは成し遂げられない状態に陥り,インタラクションを引き起こされるとする。
渡辺ゼミのグループワークに想いをいたすと良い。
先輩にインタラクトするときの,22期の目や言動に接したときに,21期は何を想い,どのように振舞うだろうか?
無駄話もするだろう,世間話もするだろう。
だが,それは本質的な行為か?
22期の求めに対して,21期がどのように振舞い,そして,それに対して22期がどのように振舞い,そして,その振る舞いを見て21期の心に何が沸き起こるか,考えてみると良い。
真の社会的な健康は,無駄話から生まれるものではない,と私は経験的に考える。
同じ目的達成を追い求め,互いに足りない面を補い合い,頼り合い,時に対立しつつも,最後は抱き合うくらいの感情が生起するくらいの関係に至ったとき,私は「こいつらがいれば良い,こいつらがいるからこそ,耐えられる,生きられる,だから明日も頑張ろう」と思える。
それこそ,私の「つながりの健康」の最高潮。
無駄話からでは,決して,ない。
0 件のコメント:
コメントを投稿