今日も大学へ。
ふと,Xを見ていて,この詩の存在を知った。
私ももう家内と一緒になって32年が経つ。
いつか終わりが来ると知っている。
が,それまで精一杯一緒に生きたい。
また,自分自身のこれからの人生,悔いることのないよう,日々,時々刻々,精一杯生きよう。
そして…できるだけ人には優しくしよう。
真の優しさは激烈な厳しさの中にけど,それを徹底することは,歳を取ってくるとだんだん難しくなってくる。
表面的な優しさが,歳をとって弛緩してくると,どうしても出てしまうから。
真の優しさを貫徹したい。
歳をいくらとっても。
https://www.youtube.com/watch?v=-I96TJNZRy0
『妻が願った最期の「七日間」』
パート 宮本英司(神奈川県・71)
1月中旬、妻容子が他界しました。入院ベッドの枕元のノートに「七日間」と題した詩を残して。
《神様お願い この病室から抜け出して七日間の元気な時間をください
一日目には台所に立って 料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌、カレーもシチューも冷凍しておく》
妻は昨年11月、突然の入院となりました。すぐ帰るつもりで、身の回りのことを何も片付けずに。そのまま不帰の人となりました。
詩の中で妻は二日目、織りかけのマフラーなど趣味の手芸を存分に楽しむ。三日目に身の回りを片付け、四日目は愛犬を連れて私とドライブに行く。
《箱根がいいかな 思い出の公園手つなぎ歩く》
五日目、ケーキとプレゼントを11個用意して子と孫の誕生会を開く。六日目は友達と女子会でカラオケに行くのだ。そして七日目。
《あなたと二人きり 静かに部屋で過ごしましょう
大塚博堂のCDかけて ふたりの長いお話しましょう》
妻の願いは届きませんでした。詩の最後の場面を除いて。
《私はあなたに手を執られながら 静かに静かに時の来るのを待つわ》
容子。2人の52年、ありがとう。


