一昨日,仮説検証型研究を刑事捜査に例えた。
で,それに追加で言いたいことは…
刑事捜査においては,犯人の意外性とかどうでもいいし,真犯人が捕まればいいし,意外な犯人の方が面白いとか,そんなことを全く思っていない。
ただ…例えば,推理小説とか,探偵小説を例にとれば,犯人の意外性というのは,重要なエンターテイメントの要素。
研究はエンターテイメントではないけれども,事実は小説より奇なりとも言う。
かくも現実世界というのは未知の要素が大。
その現実社会の実相を描くのが社会科学だとすると,仮説は反直感的な方が,言い方には注意しなければならないけれども,ワクワクする。
直観的に,うん,そうだよね,あいつが犯人だよねっていうより,えっあいつが犯人なの?っていう方が,原因と結果のプロセスの描写としては,圧倒的に興味深いし,その解明は社会的に意義がある。
もし反直感的な仮説に論理的にたどり着けたとしたら…
面白くない?
いや,その論理的なプロセスを,様々な大小のエビデンスをつなぎ合わせて,考えるのって面白くない?




