2026年3月11日水曜日

あの日

15年前の今日。

朝から8期生(新3年生,その時点ではまだ2年生)向けの春ゼミを行っていた。

当時は,4月以降のグループ研究のテーマ決定に資すると思われる文献を輪読していた。

その後,起こったことについては,以下に記している。

https://wtakeo.blogspot.com/2011/03/blog-post_21.html

https://wtakeo.blogspot.com/2011/03/blog-post_3383.html

https://wtakeo.blogspot.com/2011/03/blog-post_23.html

https://wtakeo.blogspot.com/2011/03/blog-post_25.html

あれから,15年。

当時の8期生も30代半ば。

ほぼ全員結婚して,子供もいる。

何事もなかったかのように,今がある。

が,あの当時は,未来の存在がもやがかかって見えなかった。

だから,上記の私の文章には,しきりに未来という言葉が使われている。

見えないからこそ,しきりに見ようとしていたのだろう。

未来は,多くの人たちの連帯の果てにある。

我々は,ちゃんと未来を築構できてきたのだろうか?

当時,絆という言葉が盛んに使われた。

絆とは,人と人との想いのつながりの強さを表している。

想いがちゃんと人に向いているか?

自分にだけ向いていないか?向きすぎていないか?

今一度,立ち止まって考える日にしたい。

合掌

2026年3月10日火曜日

嬉しいなぁ

2年前,韓国からの短期留学生(1年間ほど)が,私の担当するJリーグビジネス論の授業後に,教壇に近づいてきた。

それがキム君。

https://www.montedioyamagata.jp/news/p/129789/

Jリーグビジネス論だけではなく,本来受講資格のないスポーツ組織と提携したPBL科目も,単位がもらえなくて良いから受講したいと非常に熱心だったのを覚えている。

もちろん,私は許可した。

それから一回も休まずに熱心に受講したし,私が提供するスポーツ観戦の機会を逃さずに,どん欲に吸収しようとしていた。

よく一緒に観戦したし,ご飯も何度か食べに行った。

そして,留学して半年後に,彼にチャンスが訪れる。

横浜マリノスの若手選手が韓国のKリーグ所属の済州ユナイテッドに移籍することになり,通訳を探しているという話がひょんなことから彼に伝わり,無事に採用されることになったのだ。

春学期で留学を終え,それでも試験のためだけに7月下旬に日本に一時帰国し,何とか無事単位もゲットして,済州に向かった。

その一時帰国の際には,済州の全選手のサインがはいったボールをプレゼントしてくれた。

嬉しかったなぁ。

しかし,それも1年で終わり,次のキャリアを探索していたところだったみたいなので,無事モンテディオ山形に職を得たとの報に接し嬉しかったし,それを私にちゃんと連絡してくれたのも嬉しかった。

教員を続けていると,年に何度か,このような幸せを感じることがある。

が,幸せな状態が続くと,学生に対して期待値を上げすぎてしまう傾向が,教員という生き物にはあるようだ。

そのため,時に失望も味わう。

世間では,教員のうつ病数の多さが喧伝され,良く業務量の多さや就業時間の長さが原因として指摘されるが,私はそれだけでは決してないと思う。

いっぱしの教員になれば,幸せを味わうこともあるだろう。

そして,失望も。

この幸せと失望の連鎖が,その落差の連続的経験が神経を摩耗させる。

それが大きな原因の一つだろうと推測している。

私も数えきれないくらいの失望を味わってきたし,それ以上に幸せを感じてきたし,それなりの原因量は身に降りかかってきたんだろうけれども,だから倒れてもおかしくはないんだろうけれども,逆に鋼のような,いや違うな…ゴムのようなと言った方が良いか,そのような精神を身につけるに至っているようだ。

不撓不屈。

倒れる時は,後ろではなく,前つんのめりで。

私は私の想いに共鳴してもらえる人と,倒れるまで前に進む。

まずは,モンテディオ山形の試合を見に行こう!!

2026年3月9日月曜日

可能性を感じる

今日はまず明治安田生命ビルを訪問。

スポンサーシップの継続について頭出し。

良い話し合いができたと思う。

その後,千葉に移動して,NTTグループの経営するeSportsの学校を訪問。

施設設備や授業風景等々を見学させていただくとともに,eSportsのビジネス上,教育上,健康上の可能性などについて,意見交換を行う。

新学部にとっても非常に参考になるお話をおうかがいすることができた。

単なるテレビゲームだろ,という偏見がいまだに横行しているが,徐々にその効用が科学的に解明されつつある,ということにトップに立つ人間は想いをいたすべきであろう。

私はそれに大きな可能性を感じる。

2026年3月7日土曜日

スポンサーシップ

ここ10年間程度,スポンサーシップの獲得を何度も成功させてきた。
現在の商学部のソーシャルアントレプレナーシップ・プログラムおよびスポーツビジネス・プログラムは,私が商学部長の時に創設したものだが,双方ともにかなりの金額の企業協賛がついている。
いずれも私が獲得したもの。
後者は,明治安田生命保険様にもう7年間,ご協賛いただいているが,スポーツビジネス・プログラムの科目それぞれにKPIを設定して,年度末には必ず実績のご報告をさせていただいている。
ただ金銭を頂戴しているわけではなく,企業名の露出について一定の義務を負っているわけなので報告は当然なのだが,この報告書の作成がなかなか大変ではある。
その報告書,A4で1部が100枚程度になるかな。
両面印刷で。
この辺の苦労は,ただ授業をしているだけの教員には分からないだろうなぁ。
もう私はこんなことを何年もしているので,慣れてきてはいるが,それでも昨日今日と終日時間がとられるぐらいの労力はかかる。

また,サッカー部のスポンサーシップの獲得も,ほぼ私が全面的に行っているので,そちらのスポンサー企業への実績報告なども行っているし,年度末は契約更改や新規契約獲得などもあるので,こちらも結構忙しい。
私はスポンサーシップの研究も行っているが,実践もまぁまぁ経験しているわけだが,大学スポーツのスポンサーシップについて,本でも書こうかなぁ。

2026年3月6日金曜日

スポーツの力

東北の震災から1か月半後に再開された,Jリーグのベガルタ仙台と川崎フロンターレの試合。

https://x.com/J_League/status/2029406553875337304

この試合には,Jリーグの存在意義・存在理由がつまっており,スポーツの持つ力の素晴らしさを教えてくれる。

スポーツを支え,日本において真に文化として根付かせるために力を尽くせる人材,そんな人財を育成するための仕組みづくりに,これからも人生を賭ける。

私がいなくなっても,死んでも,動き続ける仕組み。

そんな仕組みを創るために必要なネットワークを構築し,教育プログラムを創る。

幸せ

今日は,コロナ禍の時期に亡くなった父の5回目の命日。

博士論文となった『アメーバ経営システム論』を墓前に捧げる。

これで一つ肩の荷がおりた。

幸せ。

そして,今日はグローバル・スポーツビジネス・キャリアで,ドイツ研修に行っていた学生たちが帰国した。

皆一様に,大変な学びが得られ,生涯忘れられない経験となったとの感想を寄せてくれている。

関係各所と交渉し調整し,この講座を創って,本当に良かった。

幸せ。

また,明日は,私の子供たちが,私の母を誘ってランチに行くとのこと。

今日一緒に墓参りに行ったときに,母から聞いた。

自分の親を大切にしてくれる子供を持てて嬉しい。

幸せ。

日々,ストレスに感じることが多いが,そんなことも全然乗り切れる。

2026年3月5日木曜日

初受賞

経済部門で商学部長賞を受賞した,21期生のユウトとハヤトの「明治安田J1リーグにおける日本人選手の年俸決定構造に関する実証的研究-競技スタッツと属性データを用いた回帰モデルによる検証-」は,商学部長賞受賞論文の中でも最も優れていると評価され,中央大学全体の賞である「三重野康・髙木友之介記念学術奨励賞」も受賞した。

これは渡辺ゼミでも初のこと。

同賞は,三重野康元日本銀行総裁及び髙木友之助元総長の篤志を尊重し,有為な人材の育成に資することを目的として,学部学生のうち,経済,金融,政策等の諸科学の分野で,卓越した成果を収めた者に授与されるもの。

この論文は,元サッカー日本代表の吉田麻也選手ともコラボして進めて執筆されたもの。

吉田選手も大変喜んでくれた。

データセットの作成など,本当に大変だったと思うが,よくやったよ!!

誇りに思う。