2026年10月23日金曜日

嬉しい報せ

スペインのサッカー3部リーグにUEサンアドレウというクラブがある。

中央大学サッカー部をご支援いただいている企業が,2年前に経営権を取得したクラブ。

私のスポーツビジネスの授業を2年間取り続けた学生が,現在,その日本企業に小職させていただき,3か月前にスペインにわたり,出向という形でそのクラブで働かせていただいている。

その企業,タイカ様には感謝しかない。

今日,そのスペインで働く卒業生カズキから連絡があった。

サンアンドレウに所属する日本人選手の通訳をしたり,SNSで広報の仕事をしており,充実した毎日を送っているとのこと。

かつて,カズキはドイツのデュッセルドルフで,スポーツビジネスの研修を受け,その折に,デュッセルドルフのクラブで働いていた廣岡太貴氏には大変お世話になった。

ところで,来春に開設されるスポーツ情報学部では,ラリーガのクラブとも提携したいと思っている。

いずれカズキがステップアップした際に,廣岡氏のような役割をカズキが果たしてくれるとしたら,こんなに嬉しいことはない。

今日,カズキの後輩たちのスポーツビジネスの授業の受講生に,カズキのことを話した。

世の中,努力すれば報われるようなそんな甘いものではない。

しかし,報われている人は必ず人より努力している。

学生たちの胸に響いたものと信じている。

2026年10月21日水曜日

重要な一戦

今日は,ナイターで,関東大学サッカーリーグの中央大学対国士舘大学戦があった。

教授会終了後急ぎ駆けつけ,到着してすぐのコーナーキックで先制する良い出足。

その後も球際強く相手を追い込み,前半で2対0でリード!!

が,後半,若干足が止まる。

そこをつけいれられ,最終的に2対2の引き分け…

首位の国士館大に肉薄するチャンスだったのに非常に残念…

が,渡辺ゼミの4年生も応援しに来てくれて,個人的に中大の選手を応援したいと言ってくれる子もいて,まぁ良かったかな。

以下,渡辺ゼミ生とパチっ!!



2026年10月20日火曜日

ほんとこれ

中央大学出身の故鈴木敏文氏の言葉。

みんなが賛成することはたいてい失敗する。

みんなが反対することはなぜか成功する。

本当にそうだと思う。

みんなが賛成するような案というのは,みんなの利害がそこそこのレベルで満たされるような案であり,現状を大きく変革することには概してつながらない。

これに対してみんなが反対するような案は,逆に現状を大きく変える可能性を秘めている。

失敗する危険性も高いであろうが,成功したときのイノベーションによるベネフィットも実に大きい。

その意味で言うと…大学というところは実に難しい…

2026年10月19日月曜日

こういうのが本当に楽しい

中大出身のmixiの社員さん2人と食事をした。

1人は渡辺ゼミ出身。

初期のゼミ生だからもうかなりおじさん。

もう1人は若いけど、中大愛に溢れている。

新たな気づきもあり、懐かしい想い出も語られ、心から楽しいひと時を過ごすことができた。

世の中こんな人ばかりだったら、本当に過ごしやすいのになぁ。

千葉ジェッツやFC東京を抱えるメガベンチャー。

中大出身の会が作れればと盛り上がる。

今後が本当に楽しみ!

2026年10月17日土曜日

自由になれた気がした15の夜

タイトルが秀逸だった。

ほんの一つか二つうえの若者が45年前に彗星のように現れた。

深夜ラジオから聞こえてきた歌声は衝撃だった。

https://www.youtube.com/watch?v=rBbEv6OFnVE&list=RDrBbEv6OFnVE&start_radio=1

この歌詞は…

でも後から思うと,尾崎も先人へのリスペクトは忘れていなかった。

啄木しかり…


最近,高校生と接することが多い。

無垢な,想いのみで前進しようとする姿勢。

これを支えない大人は, 何のために存在している?

自由になれた気がした「15」の夜。

今にしても思う。

「」内の数字は変えられる。


そして…僕が僕であるために

https://www.youtube.com/watch?v=UvHjYtmOSXk&list=RDrBbEv6OFnVE&index=2


2026年10月16日金曜日

新しい提携先

私が商学部で担当する最後の秋学期のスポーツビジネスチャレンジ(SBC)が,今日から実質的に始動した。

商学部のスポーツビジネスプログラムが,2025年度入学生を最後に,募集停止になったため,本年度のSBCが,私にとっては最後になる。

2015年から12年間担当し続けてきたので,少し寂しい気持ちもする…

その最後のSBCの提携先は,Bリーグの立川ダイス。

過去に1度,SBCでも一部提携したことはあるが,講座全体としてダイスのイベント企画等に取り組むの初めて。

今日のSBCでグルーピングも行い,リーダー・サブリーダーも決定。

さて,どんな企画が産まれることになるか。

今から楽しみだ。

2026年10月14日水曜日

研究は面白い

私自身,研究を職業としているが,お金のために研究をしているという意識は,過去に一度も持ったことがない。

楽しいからするし,逆に言うと楽しくないことは研究しない。

だから,時間が経つのを忘れることもある。

もちろん,なかなか進捗せずに苦しむこともあるが…

没頭し,時間の概念から解き放たれ,気づいたらあっという間に時間が経過していた…

これをかつてエドワード・L・デシは「普通に存在している以上の状態」と呼び,内発的動機づけという心理的構成概念に昇華させた。

デシは言う。

この普通に存在している以上の状態に達することこそ,何かに取り組むにあたり最も重要なことであり,それがない人生など人生ではないとすら言う。

渡辺ゼミの研究においては,各ゼミ生,この状態に達してほしいと常日頃願っている。


3年生のグループワークのテーマは3つある。

①中央大学サッカー部の社会貢献活動の価値を測定し,その結果を踏まえて大学スポーツ活性化の提言につなげようとしている。

プロスポーツ組織はさておき,大学スポーツにおいて,その社会貢献活動の価値を見える化しようとする研究は皆無。

非常にオリジナリティが高いし,意欲的な取組み。

研究成果は,大学当局者の前で,また日本大学スポーツ協会などで,プレゼンさせてもらい,政策立案に活かしてもらいたいくらい。

このグループのメンバー6人のうち,4人は体育会所属。

自分たちの関心事に基づき研究を行っている。


②Jリーグクラブの倒産リスクを算定し,リーグやクラブへの政策提言につなげようとしているグループ。

一般企業の倒産リスク算定モデルに当てはめると,Jリーグクラブは実は危機的なくらい倒産リスクが高い。

いつ潰れてもおかしくないくらい。

が,実際に破綻しない。

なぜか?

そこからこの研究は出発している。

スポーツファイナンスの領域は,日本では研究蓄積が非常に少ない。

現在,Jリーグクラブのヒアリング調査を鋭意実施中。

目標は10クラブ。

既に2クラブには実施し,アポがとれているのが2クラブ。

おそらく目標は達成できる。


③心理的安全性の効果のメカニズムを解明しようとしているグループ。

心理的安全性と言えば,今やよく聞く概念。

とにかく高めることが大事だと喧伝されている。

が,果たしてそうなのか?

ネガティブな影響はないのか?

この辺の疑問からこの研究は出発している。

現在,心理的安全性を起点として,最終的に組織パフォーマンスに及ぼす影響メカニズムを解明しようとしているが,終点のパフォーマンスにはポジティブな影響とネガティブな影響の双方を及ぼしていると大胆に仮定するモデルを構築中。

心理的安全性には良い面と悪い面がある。

その両方に目配りしないと,パフォーマンスは上がらない。

実践そして学術面に,なんと大きなインプリケーションをもたらすことか。


彼らの研究を見ていると,私も楽しい。

ゼミ生も楽しんでほしい。

普通に存在している以上の状態に到達してほしい。

心からそう願っている。