2026年3月10日火曜日

嬉しいなぁ

2年前,韓国からの短期留学生(1年間ほど)が,私の担当するJリーグビジネス論の授業後に,教壇に近づいてきた。

それがキム君。

https://www.montedioyamagata.jp/news/p/129789/

Jリーグビジネス論だけではなく,本来受講資格のないスポーツ組織と提携したPBL科目も,単位がもらえなくて良いから受講したいと非常に熱心だったのを覚えている。

もちろん,私は許可した。

それから一回も休まずに熱心に受講したし,私が提供するスポーツ観戦の機会を逃さずに,どん欲に吸収しようとしていた。

よく一緒に観戦したし,ご飯も何度か食べに行った。

そして,留学して半年後に,彼にチャンスが訪れる。

横浜マリノスの若手選手が韓国のKリーグ所属の済州ユナイテッドに移籍することになり,通訳を探しているという話がひょんなことから彼に伝わり,無事に採用されることになったのだ。

春学期で留学を終え,それでも試験のためだけに7月下旬に日本に一時帰国し,何とか無事単位もゲットして,済州に向かった。

その一時帰国の際には,済州の全選手のサインがはいったボールをプレゼントしてくれた。

嬉しかったなぁ。

しかし,それも1年で終わり,次のキャリアを探索していたところだったみたいなので,無事モンテディオ山形に職を得たとの報に接し嬉しかったし,それを私にちゃんと連絡してくれたのも嬉しかった。

教員を続けていると,年に何度か,このような幸せを感じることがある。

が,幸せな状態が続くと,学生に対して期待値を上げすぎてしまう傾向が,教員という生き物にはあるようだ。

そのため,時に失望も味わう。

世間では,教員のうつ病数の多さが喧伝され,良く業務量の多さや就業時間の長さが原因として指摘されるが,私はそれだけでは決してないと思う。

いっぱしの教員になれば,幸せを味わうこともあるだろう。

そして,失望も。

この幸せと失望の連鎖が,その落差の連続的経験が神経を摩耗させる。

それが大きな原因の一つだろうと推測している。

私も数えきれないくらいの失望を味わってきたし,それ以上に幸せを感じてきたし,それなりの原因量は身に降りかかってきたんだろうけれども,だから倒れてもおかしくはないんだろうけれども,逆に鋼のような,いや違うな…ゴムのようなと言った方が良いか,そのような精神を身につけるに至っているようだ。

不撓不屈。

倒れる時は,後ろではなく,前つんのめりで。

私は私の想いに共鳴してもらえる人と,倒れるまで前に進む。

まずは,モンテディオ山形の試合を見に行こう!!

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