最近,いやここ10年ぐらい記憶を遡っても,ゼミの3年生のグループがいったん組成されてから,再編成が行われたことはないような気がする。
例年,3年生のゼミでは,3つのグループが組成されることが多いのだが,23期生は人数も多かったこともあり,4つのグループが組成されていた。
そういった事情もあるが…23期生においては,諸般の事情から一つのグループが解散し,その解散メンバーは他の3つのグループに編入されることとなった。
その編入問題の解決のために,今日は2限の時間帯に23期生とミーティングを行った。
各グループは,これまでしっかりと議論して,各々が自分たちの置かれた環境を考慮したうえで,何を目指してグループ研究を行うのかを定めてきた。
その目標を一緒に目指して頑張れるのかは,当然,編入者を受け入れる際には重要な要素となろう。
が,目標達成を重視するあまり,同じゼミのメンバーを排除したり,排除まではいかなくても,置き去りにするようなことは,渡辺ゼミとして,あって欲しくないこと。
プレゼン大会での優勝といった目標が達成できるかどうかは,実力だけでは決まらないのが常である。
様々な要因がその結果には影響を及ぼす。
したがって,不思議な優勝や入賞もあるし,考えられないような入賞逃しも何度もあった。
だから,優勝を目標に掲げるのは良いが,あくまでもそれは副産物であると考えるべき。
では,主産物は何か?
人生や研究に対する価値観も嗜好も異なる複数のメンバーが,高い目標に向かってともに尽力するプロセスでぶつかり合い,時に喜び笑い泣き怒り,一歩も前に進めないどころか,後退しているように思える逆境も乗り越えつつ,脱落しそうな仲間がいても一緒に進もうという意思がある限りは決して見捨てず,互いが互いを思いやりながら歩む。
これこそがゼミ活動の最大の目的であると信じる。
大学卒業後の人生において最も大事なものに気づくことができる。
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