2024年8月15日木曜日

終戦の日に読む

今日の午前中は,研究を一休みして,ヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』を再読している。

終戦の日にふさわしい本だ。

以前に一度読み,衝撃を受けた。

ふと想いだし,今年の夏合宿の読書会では,この本を課題本として選定した。

初めてのこと。

ゼミ生たちがこの本をどのように読むか,それを知りたい。

我々はもっと過去の出来事を知るべきだ。

私が好きな小説家の帚木蓬生の『三たびの海峡』の最後のシーンの言葉。

「生者が死者の遺志に思いを馳せている限り,歴史は歪まない」

死者の遺志に思いを馳せよう。

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