渡独してから本日で実質的に6日目。
昨日は完全フリーだったので,学生たちは,近隣の観光地を訪ねる者,ちょっと遠いけれどもフランクフルトまで足を伸ばした者,それぞれがドイツを楽しんだようだ。
で,今日は研修最終日で,フリンガン・ノルドにあるユース明けでミーを訪問。
ユースアカデミーのスポーツダイレクターのステファン氏から,そのアカデミーの概要をご説明いただいた。
同氏は2年前に就任。その前は色んなチームで監督をしていた。すべてのカテゴリーを見ているが,U23とU19といったトップチームと関係しているところを重点的に見ている。
概要は数字を挙げて詳細に説明された。このアカデミーには,U9~23の13チームが所属。できれば下からU23まで上げることを目的として育成している。さらに,U23からトップチームへあがった選手数が10名で,これはブンデスの中でも上位5位に入る。フォルトナ以外へのビッグチームへ移籍するケースも多い。
現在,13チーム,297名の選手所属,ロッカールームが17ある。子供たちに200種類の食事を提供している。165名のスタッフ,55人の監督コーチ,メディカルトレーナーが9名,研修生が6名,32名のバスドライバー。
女子のトップチームU17の他にU19が今年からできて,U15を来年を創る。女子サッカーの人気が高まっている(集客はまだまだだが)。
16歳から契約を締結して報酬が発生する。U16は最低300€,U17は最低400€。
8歳のスカウトの際にはデュッセルドルフしか見ない。3名のスカウトで。体の大きさとかは見ない,今の能力ばかり見ない,将来の潜在能力を意識する。体の動き方,柔らかさで判断する。U17とかになると,スピードを注目してみている。
子供たちの費用負担はゼロ!!ドイツサッカー協会とか街からも支援がある。
U19に進めるかどうかが,プロになれるかどうかの判断するポイントになる。
こういったお話をお聞きすると同時に,アカデミー内や,かつてフォルトナが利用していた旧スタジアムを案内していただいた。
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