昨晩,『下町ロケット』という本を一気に読み終えた。
本を閉じるときに,ちょうど朝刊を配達するバイクの音が遠くに響いていた。
まぁ,面白かった。
後輩の大学教員から勧められて読んでみたのだが,想像していたよりも。
組織論的にも興味深い題材になりそうだし,経営における会計の役割についても描写されていて,学生には勉強になりそうだ。・・・だけでなく,読み物としても面白く読めた。
ま,直木賞をとっているだけのことはあるか。
どこかの会計士が小説風に書いている読み物より,はるかに良い。
一瞬,今年の春合宿の読書会の課題本を,これに変えようかとも思ったが…止めた。
やはり読書会は,経営がらみの本より,人のこころの深奥に触れるものがいい。
でも,うちのゼミ生には,上記の本は勧めたい。
本の主人公が経営する会社は,ある意味,我がゼミが目指す組織を表象しているといえる。
今度,コンパの時の話題本としてでも用いようかな。
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