発表会なう。
第三報告まで終了。
第一報告(Y.Y)
「敵対的買収における利益調整行動」
いわゆるアーニングスマネジメントの研究であり,我がゼミでは,初の研究分野である。
しかも,M&Aと経営者の利益増加型の利益調整行動の関係を追究しており,当該分野でも数少ない研究であり,その意味でこの実証研究は意義が大きい。この分野の研究を行うゼミ生が増えていくことを期待したい。
第二報告(K.O)
「情緒的コミットメントの影響要因と結果要因」
コミットメントの種類のうち,情緒的なものと文脈的パフォーマンスの関係を明らかにしようといていることが,この研究のオリジナリティを高めている。
組織に対する愛着を表す情緒的コミットメントと,自分個人の仕事のパフォーマンスに直接関係ないのに組織における他者を助ける行動を捉える文脈的パフォーマンスが,比較的強い正のの相関があることを明らかにしている。分かっているようで,実証的に明らかにされてこなかった点である。
でも,ちょっとプレゼンの準備が足りなかったかな。
第三報告(S.H)
「4つの認知的方略における対処法略がパフォーマンスに及ぼす影響」
過去の出来事をおおむね成功したと認知しているか,失敗したと認知しているか,および,未来に対して楽観的か悲観的かが,学習に対して積極的な方略をとるのか,それとも流れに身をまかすような消極的な方略をとるのかに影響を及ぼしていることを明らかにする研究である。
しかし,分かりやすく説明するという点で,もう少し配慮が欲しかったかな。
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