2024年7月6日土曜日

先生

今日はスポーツ産業学会に参加後,まっすぐ帰宅。

リアルタイムで久しぶりに「プロジェクトX」を視聴。

今日は「トットちゃんの学校」。

黒柳徹子を始め,個性的な卒業生を輩出した小学校「トモエ学園」の物語。

「先生」の素晴らしさと怖さを改めて感じた。

教師の一言がその子の一生を変えることがあるなんて…

こんなに素晴らしい職業はないと思うと同時に,こんなに恐ろしい職業はないとも思う。


私の場合…

小学校3・4年生の時に通っていた品川区立第三日野小学校の一之瀬誠先生。

私のことをとにかく褒めてくれた。

本が好きだった私をとにかく褒めてくれて,動物小説家の椋鳩十先生のことが特に好きだったのだが,一之瀬先生が勧めてくれたおかげで,その後椋先生とお手紙のやり取りをして,そのやり取りを踏まえて,椋鳩十研究(みたいなもの)を夏休みの自由研究でやって,学校で賞をもらったっけ。

ご存命なら80歳を超えていらっしゃると思うが,お会いしたい。

大人になってから第三日野小学校に訪問して,一之瀬先生のことをお尋ねしたのだが,卒業生でもないので(5・6年生は別の小学校に転校したため),教えていただけなかった…

一之瀬先生がいらっしゃなければ,私は本というものに,あれほど親しむことはなかっただろう。

人より優れていたのは,とにかく本を乱読していたことぐらい。

でも,それが今の職業につながっている。

一之瀬先生がいなかった今の私はいない。

一言,感謝の言葉を伝えたい。

叶わないことだとは思うが…

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