我が家に新しい車がやってきた。
小さいころから好きだったワーゲンのビートル。
若いOGが届けてくれた。
事務的な手続きが終了し,軽い夕食を一緒にした。
短い時間だったけれども,会話をしばし楽しんだ。
その際,何気なく発せされた「休日はいくらでも眠れるんです」という一言が,私の耳に残っている。
きっと慣れない仕事に日々疲れているんだと思う。
食事を取る気も起らないほどの,ただただ眠たいという懈怠を生みだすほどの労働にさらされているのであろう。
入社したばかりの7期の連中は皆そうだと思うが。
胸がきゅっと締めつけられるような感覚とともに,声を張り上げてエールを贈りたい衝動にかられた。
今は慣れない仕事に疲れるばかりかもしれないが,しばし踏ん張れ。
ぶっ倒れるくらいの仕事を求められているということは,すなわち諸君がそれくらい社会に求められているということだ。
松下幸之助翁も言っている。
会社が大きくなって,仕事の規模がどんなに大きくなっても,若い頃,会社もまだほんの小さいころ,足が棒のようになるまで働いて,家に帰り,庭で沐浴して,「ああ,今日も良く働いた」と充実感に満たされた時が,最高に幸せだった,と。
新社会人の若い諸君!
頑張れ!
頑張れ!
0 件のコメント:
コメントを投稿