過ちを生涯犯さない人間などいないであろう。
私も,多くの過ちを,その人生のなかで犯してきた。
どこぞの市長ではないが,聖人君子のような生き方はしてこなかった。
しかし,同じ過ちは繰り返さなかったような気がする。
私の身の回りの人たちが,犯してしまったことの,その悪性に気づかせてくれた。
教師からぶんなぐられたことも一再にとどまらない。
大事なことは,過ちを過ちとしっかりと認識し,二度とそれを繰り返さないことであろう。
世の中には,犯してみないと,その意味に気づかないこともあるし,それをした後の影響の大きさに気づかないことも多い。
してしまったことは仕方ない。
これからどう自分を処するかだ。
もう十分反省していることだろう。
犯したことの意外なほどの重さに恐れおののいているかもしれない。
這い上がってくることだ。
過ちを犯し,それを克服し,そして這い上がってきた人間の方が,ずーと良い子ちゃんだった人間たちより,人にずっと優しくなれる。
最終的に,その人の徳性を高めることにもつなげることができる。
その人次第である。
私は,ただ,それを待つ。
大丈夫。
私はそんなことでは見捨てやしない。
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