2012年3月13日火曜日

若かりし頃

30年ほど前,長渕剛を狂ったように聞いていた頃があった。
今の若い子は知らないだろうが,当時の「レコード盤」を擦り切るくらい聞いた。
とりわけ,アルバム『逆流』が好きだった。
特に「逆流」の歌詞が,私を前に向かせてくれた。
何度,勇気づけられたことだろう。
思うことがあり,久しぶりに昔の音源の「逆流」を聞いた。
これまでのことが走馬灯のように蘇り,胸が熱くなった。
流れに逆らい進むことをおそれてはいけない。
そう思い生きてきたつもりだが,最近の私はどうであろうか・・・。

僕がここを出て行くわけは
誰もが僕の居場所を知ってたから
やさしさを敵にまわしてでも
生きている証が欲しかった

竹馬で歩くように
今はまだぎこちないが
まずはここから足を踏み出し
飾り言葉を投げ捨てて
「若いくせに」なんて言わせたくない

奴がブーツのボタンをはずしていようと
奴が他人の生きざま馬鹿にしようとも
一歩前のこの道を行かなければ
だって僕は僕を失うために生きてきたんじゃない

ひび割れた悲しみに縛られる前に
コップ一杯の水を飲み干そう
まずは喉をうるおして
目の前のいざこざをけちらすんだ

たとえば誰かがさびれたナイフで
僕に軽蔑を突きつけても
腰を据えて受けてやる
げんこつひとつで笑えるさ

奴がブーツのボタンをはずしていようと
奴が他人の生きざま馬鹿にしようとも
一歩前のこの道を行かなければ
だって僕は僕を失うために生きてきたんじゃない

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