昨日,この3月末でご退職される4人の先生の送別会が開かれた。
退職される先生のご挨拶に先立ち,その先生方一人ひとりに,つながりが深い先生から言葉が贈られた。
経済学の中村先生に対しては,同じく経済学のI先生からのお言葉。
非常に良かった。
思い出に残っている出来事として,論文の中のある文章に句読点をいれるか,いれないかだけで,中村先生と3時間議論したという話が披露された。
句読点一つのことでも,決しておろそかにはしない。
そのこだわり,それこそが研究者に求められる真摯な姿勢ではなかろうか。
効率も大事だが,「最も」大事なことではない。
最も大事なことは…,決して安易に流されない,これである。
背筋がしゃんとした。
学生に煩がられようと,私のゼミではこの姿勢を大事にしていきたい。
そう強く思った。
私自身も,忙しさを理由に,そのこだわりに目を背けていた部分はないか。
猛省しなければならない。
0 件のコメント:
コメントを投稿