2011年12月30日金曜日

漱石から龍之介への手紙

今日は,午前中に大掃除をし,ちょっとした用事を片付け,昼過ぎに大学にきた。
この時期,大学は閑散としている。
さすがに研究室に来ている先生もいない。

そんななか,2人に卒論指導を行った。
ようやっとモデルが固まり,クエスチョンネアも出来上がった。
一応,一段落。

2人が帰った後,最近購入した本の処理をしつつ,文章を拾い読みする。
その中に夏目漱石から芥川龍之介へに宛てた手紙の文言があった。

「才能とか才気とかというものは問題ではない。
そういうものはすぐ忘れられてしまう。
人は才能の前には頭を下げるかもしれないけれども一瞬だ。
しかし,根気の前にはずっと頭を下げる。」

なるほど,と勇気づけれらた。

やはり,本はいい。
忙しいのは,それだけ世間様に必要とされているということだから,それはそれでいい。
しかし,本が読めないのは,ストレッサーだ。

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