2012年10月10日水曜日

ゼミ風土

「組織風土」という概念がある。
これは,その組織において当たり前のように存在し,通常,その組織にいる人間には気がつかないが,外部者からみると厳然とそこに存在している,当該組織固有の行動パターンを指す。

我がゼミの4年生のゼミには,確実に存在する。

さて,3年生はというと・・・。
今日のゼミではっきりとわかった。
実は,学内プレゼン大会用のファイル提出期限が,今日の23:59である(おそらく今も苦闘していることであろう)。
そんな中,今日も,水曜日であるからにして,19:00過ぎまでゼミを続けた。
3年生には,3グループあるから順に報告していくわけだが,自分のグループの報告が終われば,指摘された修正点を早く修正したいと思うのが人情である。
でも,我がゼミは,自分の報告が終わっても,他のグループの報告をちゃんと聞き,修正点があれば,時間を気にせずちゃんと指摘してあげる。
これはなかなかできないことである。
なんせ,その分,自分のファイルを修正する時間は,「着実」に減っていくのだから。
焦らずに,人の発表をできるだけ良いモノにするよう,時間を顧みず言うべき意見をちゃんと言う。
その落ち着いた3年生の態度に感服した。

13日のプレゼン大会は,結果が楽しみである。
きっとやってくれる。
そう信じる。

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