2012年5月16日水曜日

1年生

今年の1年生のゼミは,例年とやり方を変えている。
仮説検証型のミニ実証研究に,1年間に4回ほど取り組んでもらおうと思っている。
問題意識をもち,研究目的を定め,それを達成するための研究計画(方法)をしっかりと立案し,グループで協力し合って,それに取り組む。
この経験を数度繰り返す。
その都度メンバーを変えて。

これによって2年次以降の研究活動に自律的に取り組むことのできる,自己調整サイクルを身につけてもらえれば,と思っている。
研究の面白みさえ知ってもらえれば,あとは興味のあるテーマに巡り合えさえすれば,学生本人が主体的(言い方を換えれば,ほっといても勝手)に研究に取り組む,ということである。

今日は,最初のグループが形成され,研究テーマもほぼ定まった。
学生の中から率先してリーダーとして立候補する人間が何にも出て来て,その学生がテーマを提案し,そのテーマに関心のある学生が集い,グループが出来上がった。
授業中に最初のグループワークが行われたが,皆,意欲的で積極的だ。
これから期待できる,そう思った。

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