2011年3月10日木曜日

春合宿

先週,三泊四日の春合宿を行った。
内容的には,新3年生は組織行動の書物を担当章を2名1組でプレゼンし,新4年生は卒業論文のテーマについての報告を行った。これは例年通り。
少し変えたことは,昨年は,上記の課題以外にグループワークや即興劇などを行ったのに対して,今回は心理学や統計学に関連するアクティビティをかなり多めにやったことである。たとえば,統計の基礎として,サンプルと母集団に対する理解や分散の理解などを進めるために,M&Mチョコを使ったアクティビティを行ったが,好評であった。
いくつか失敗したものもあるが,全体としては,良かったと思う。

しかし,三泊は疲れる。さすがに。
この2年あまり,体をある程度鍛えているので,なんとか乗り切ることができたが,あと10年経ったら,果たして同じことができるだろうか…。

新3年生(8期生)は,この合宿ではじめて「渡辺ゼミ」なるものに参加したことになる。
最初は,どの期もそうだが,8期生もまたちょっと発言が少ない。
これは,これからきっと改善されるだろうが,全体としておとなしめの子が多いかも。
成長がとても楽しみである。

新4年生はシュウカツ中にかかわらず,ほとんど学生がフル参加してくれた。
この時期,4日間ブランクがあくことが,就職活動においてどのような意味を持つのかは,私も理解している。しかし,彼ら彼女らはゼミを優先してくれた。どんなことがあっても,今後,彼ら彼女らをフォローしていくつもりである。
目先の利得に紛らわされない人物こそ,長期的にみた場合,企業にとっても望ましい人材になるのではないであろうか。機会があるたびに,このことを訴えたいと思う。ぜひ,彼ら彼女らのような人物を採用してほしい,と。きっと,会社が危機に直面した時に,最後の最後に自己を滅して会社を守ろうとする人間は,彼ら彼女らのような人間なんですよ,と。

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