2012年11月30日金曜日

演習論文大会2012

いよいよ明日は4年生の演習論文大会。

今年は8名がエントリーしている。
全体で18名の参加が予定されているようなので,去年より入賞条件は厳しいであろう。
しかし,今,そんなことはどうでもいい,と思える。
彼ら彼女らは,すでに克っているから。
必死に取り組んだ者にしか育めない何かを,確実に,その胸の中にすでに抱いている。

昨年の先輩たちの悔しさを知っている彼ら彼女らは,ここまで必死で頑張ってきた。
春から今週の水曜日までに,多いもので実に14回もゼミで発表している。
平均すると,1人当たり12回ほどか。
この数字は,昨年の7期生と比べると,およそ1.5倍の数字である。
8期生の妥協を良しとしない,真摯な研究への取り組みが,この数字に表れている。
1回当たりの所要時間も,短かい時は短いが,長い時は1時間を越えるし,平均すると40分ぐらいであろうか。
そうすると,ここまで一人480分,つまり8時間ほど,ゼミで発表したり,それについて議論しているってこと!
その発表のために,彼ら彼女らが費やした時間は,その何倍かかっていよう。

長い
とっても長い
決して楽ではない,長い時間をかけて,ここまで来た。
あとは・・・楽しめば良い。
明日は,その20分間を心ゆくまで楽しめば良い。

後輩たちは,その姿を目に焼き付けることだ。
そして,来年,それを越えることを目指すことだ。
たった一人で仕上げた卒業研究。
でも,8期生みんなで作り上げた卒業研究でもある。
そのパフォーマンスを,しっかり見ておくことだ。

OBOG諸氏,10期生の諸君も,もし時間があれば応援に来てほしい。
明日13:20から16:30の予定。
場所は5号館の2階。

さぁ,前へ!

2012年11月29日木曜日

一丁完成

ようやっと今日,論文を一編完成させることができた。
今回のは,ちょっと自信がある。
レフリーがつくジャーナルに投稿するので,どうなるか分らないけど。
とにかく,少し解放感。

でも,1月末に向けて,もう一編仕上げなくてはならない。
ネタはしっかり確保しているし,ラフなスケッチも出来上がっているので,たぶん年末に集中して取りかかれば,比較的早く仕上がるであろう。

研究者としても,まだまだ発展途上。
これからもガンガンいきますよ!

耐えることが・・・か

私みたいな未熟な人間は,自我に容易に克てない。

以前も書いたが,私の伯父は,生涯一高校教師を貫いた男だった。
生物の教員だったと聞く。
本来なら,大学に残るべき,優秀な男だったと聞く。
私は,実の父以上に,その実質を探ろうと,良く会話を希求し,そしてそれを実践した。

しかし,結局,分らなかった。
分ったことは,その伯父が心臓病で倒れ,生死の境をさまよっている時,親族の我々と同じくらい,否,それ以上に見舞いに現れ,そして,その死に慟哭する多くの教え子たちの姿があったことくらい。

その伯父は,大学の教員になった私に会うと,よくこういった。
「岳夫,偉くなったなー,岳夫,偉いぞ」
しかし,私は,今も全然偉くない。
私は,伯父の足もとにも及ばない。

伯父は自我を超克していた。
今にしてそう思う。
しかし,私は・・・。

今 聞こえるような気がする。
「そんなことは聞くもんじゃない
答えを聞いて,分るもんじゃない
自分で見つけるもんだ」
そういう,言葉が。

ごめん
おじちゃん
まだ,分らんわ,おれ。

結婚式で歌ってくれた
黒田節
忘れられんよ



また一緒に飲みたいよ






2012年11月27日火曜日

週に3回目の

4年生の演習論文大会に向けのゼミが佳境を迎えている。
出場する8名一人ひとりの研究を丹念に指導しようと思うと・・・
水曜日のゼミの時間だけでは,到底時間が足りず・・・
このあいだの土曜日に8時間ほどやり・・・
そして今日の火曜日に4時間ほどやり・・・
ようやっと,あとは「考察」の部分の最後の最後のチェックのみ。
明日のゼミで仕上げる。

ようやく,ここまで来た・・・。
みな,ほんとに頑張ったね。

大会に出場しない者も
出場する人のデータ入力を手伝ったり
水曜のゼミ以外にも顔を出してしっかり指摘をしてあげたり

出場する者どうしも
互いに助言しあったり
フォローしあったり

ほんとによくやったね。
あともうひと踏ん張り!

2012年11月26日月曜日

弱い虫

いつもながら
馬場俊英は,いい詩を詠う。

今を卒業論文に苦闘している8期生。
これからを就職活動に苦闘するであろう9期生。
つらくなったら聞くとい。

弱虫でも かまわない
君よ 優しい人になれ

泣き虫でも べつにかまわない
君よ 素直な人になれ

馬場俊英 「弱い虫」

2012年11月24日土曜日

結局

今日の午前中は学務で費やされる。

午後は,3年は合同ゼミ。
でもね・・・
ちょっとしか顔を出してやることができずに悪いことをした。

その裏で4年の卒論指導があったから。
こいつらの指導,ほんと時間がかかるぜ!
毎年のことだけど。

帰宅したのは,晩の9時。
ちょい疲れたな。

でもね,KRK,泣いた分だけ,報いもある。
ここで踏みとどまるんだ。
全力で,立ち向かえ!
逃げるなよ。
図・・・,図だぜ。
整理しなさい。

Don't feel, think !

研究論文は,感じたまま書けばいいってもんじゃない,考える,それが大事。
考えよう!

2012年11月22日木曜日

珍しいことだが

良い会議であった。
今日の午後のことである。
学部を良くしたい,そう強く願う人間だけでの会議は,議論をしていて心地よい。
雑念がないからね。
学生への愛が伝わってくる。
この人たちと手を携えて努力すれば,きっと良くなる。
そう思える。
この効力感,たまらんね。

良い方向に変わる予感がする。
今度こそ・・・。

それでも・・・闘うあなたがいるから

今日も,5505に専心した。
4年生のゼミも,3年生のゼミも,いいなぁと思う。
今日このごろ。

一所懸命。
これほど我がゼミにあうフレーズはない。
表層的にこれをとらえる人間は,我がゼミをして,ゼミ一辺倒の偏屈の人間集団と捉えるかも。
でも,違うね。
我がゼミのメンバーの,どれほどバラエティに富んでいることか。
批判をしたい人間はすれば良い。
分ろうとしない人間には,我がゼミの良さは決して分らない。

「一つの所に命を懸ける」という言葉の意味は,ゼミのみに大学生活を捧げろ,ということをさし示しているわけでは決してない。
少なくとも私はそうは捉えない。
大事なところが複数ある人間は,それぞれにおいて命を懸ければよい。

どうしても
辛くて辛くて耐えられなくなったとしても
できるだけ
その場に踏みとどまろう
君らならできる。


2012年11月20日火曜日

ちょっと大事な論文

締め切りがもうすぐの,ちょっと大事な論文の執筆に苦労してる。
なにせ空き時間に書いているようなもので,なかなか集中できない。
今日は,午後,少し時間が空いたのだけれど,ちょっとした迷路に入り込んでしまい,3時間悩みに悩み,先ほど,やっと解決した。
折角の空き時間だったのに,結局論文は一字も進捗しなかった・・・。
明日は,早朝の2時間が勝負。

ところで4年生の卒業論文もいよいよ正念場。
データ収集が何とか終わりそうなので,あとは分析と分析結果の考察。
明日のゼミでどこまで進められるか。
ぱらぱらと分析結果を明日報告したいと連絡が来ているけれど,全体の調整は済んでいるんだろうか。いつもの時間だけで足りるんであろうか?

2012年11月19日月曜日

強行軍

今日,また日帰りで大阪出張をこなした。
訪問先の企業と約束は午前10時。
本来は前泊するところだが・・・昨晩,どうしてもはずせない用事があったので,5時起きで大阪に向かった。
調査自体は非常に有意義で,現在執筆している論文も,これで完成に近づいた。

本日は,大阪滞在時間は3時間。
13:00の新幹線で帰京。
その足で東洋大に向かい,3時間授業こなし,帰宅したところ。
疲れた・・・。
明日も1・2限が講義。
メールがたまっているが,返信は明日の午後以降になりそう。

さて,今日は早く寝よう。

2012年11月17日土曜日

社会・会社へのアプローチ

今年の4年生の一部で,今までなかったアプローチで卒論を書いているものがいる。
私のコネを使わず,自ら企業にアプローチをして,調査の協力を取りつけたのである。
そういった者が,1名あるいは2名になるかもしれない。

今まで,実証研究にあたってデータを収集する際には,OB・OGあるいは親族のネットワークを使ったり,私のコネを使ったりしていた。

私自身も,学部生の段階では,なかなか企業から協力を得られないのではと思っていたのだが,ちゃんとした研究をしていて,ちゃんと礼を尽くして接触すれば,企業も協力してくれるのだということに,気がつかされた。
今後は,どしどし,学生自身に社会・会社にアプローチしていってもらおうと思う。

そのためには,まずもってさまざまな企業を知ることが大事。
今,我がゼミは,春合宿時に2社を見学したり,調査したりしている。
だいたい大企業と,人材育成や管理会計の運営に力を入れている中小企業を選んでいる。
今後は,もっとその機会を増やそうと思う。

夏合宿は,各種プレゼン大会が近いこともあり,なかなか企業調査に時間を割くことができなかったが,これからは1社ぐらいは,見てみようかなと思う。

今後は,企業にご協力いただいてデータを頂戴するような関係だけではなく,こちらからもマネジメントに有用な何かを提供できるような,ウィンウィンの関係を長期的に築いていくことができれば,とも思う。



2012年11月15日木曜日

新歓コンパほか

昨日,新ゼミ生の初顔合わせと,それに引き続き新歓コンパが催された。
男子5名と女子10名のフレッシュな顔ぶれ。
一人ひとり自己紹介をしてもらったが,それぞれ個性的であり,今後が期待された。
これから徐々に渡辺ゼミの流儀を身につけて行ってもらわなければならない。
コンパでの身の御しかたもね。
馬鹿騒ぎをしてもいい。
場合によっては,局地的に盛り上がってもいい。
しかし,ゼミに関わる話題のときは,その提供主が教員であれ,先輩であれ,同期であれ,その話題に集中しなきゃね。
同期の連中で盛り上がりたければ,別に飲み会をすればよい。
ゼミでの公式なコンパは,サークルや他の飲み会では話題に上がらないようなことについて,熱く,真剣に,時に冗談を交えてもいいが,議論する場にしてほしい。

さて,合宿が楽しみだ。

ところで,昨日は,4年から3年生に対して就職活動についていろいろとレクチャーしてもらった。
とりわけ来春の合宿の時期におけるシューカツについて,3年生には自覚してもらわなければらないことがあるので,よい機会となった。

2012年11月13日火曜日

新歓コンパ

明日は10期生の新歓コンパが開かれる。
3年生と4年生が,新たに渡辺ゼミ生となる2年生を仲間として迎える日である。
10期生同士,先輩達,そして私といっぱい語ろう。
未来について,そして過去についても。

さて,ところで,4年生は演習論文大会出場者が,ほぼ確定した。
今年は8名である。
TZW
TGM
SMZ
NKN
TSI
MKK
YSN
KRK
全員,実証研究。
うち社会人に対する質問表調査を行うものが,5人。
サンプルを集めるのに苦労しているようだが,何とか乗り切ってほしい。
演習論文大会の出場に間に合わなかった者も,その悔しさをばねに,論文賞を目指せばよい。
論文賞は,昨年,YーMDが会計部門で獲得したが,今年も狙ってほしい。

3年生には,先日,檄を飛ばしたが,論文化の作業はきちんと進捗しているだろうか。
本日,何名かが,参考になる論文を,きちんとした学会誌のなかから見つけ出すために,研究室にやってきたが,ちょっと出だしが遅いんじゃない?
ま,今からでもぎりぎり間に合うかもしれないけどね・・・。

明日は,4年生の卒業写真は撮るは,4年から3年生にシューカツのレクチャーはあるは,10期生の初顔合わせはあるは,新歓コンパはあるは,とにかくばたばたする。
そんな中,ゼミに遊びに来る,7期のSHI。
あまり相手できないかもしれないけど,3・4年の成長ぶりを見てってほしい。

2012年11月11日日曜日

兎の眼

今日は,ばたばたと雑事をこなしながら,ぽっと空いた時間に,読みかけの小説を読了した。
もう30年近く前に一度読んだ本だったが,久しぶりに手に取った。
灰谷健次郎の『兎の眼』である。
当時はどのような感想をもったかすらも覚えていないが,良い本だなと思ったことは間違いない。
引っ越しを繰り返すたびに,あまり読まない本は,段ボール箱に入れられたまま物置に入れられ日の目を見ないが,兎の眼はずっと本棚に鎮座していたからだ。

自分が教員になってから読んでみて,本当にさまざまなことを感じ,考えさせられた。
しかし,ここでは語るまい。

今度の合宿の読書会の課題本にすることにした。
若い皆がどういう思いを抱くか,知りたいと思った。

皆の意見を聞くのが楽しみだ。

2012年11月10日土曜日

まだまだ・・・だが

今日の夕方,KRKとSTMと3時間近く,個別ゼミをした。

KRKは,修正すべき点は多々あったが,何とか質問表は合格。
データ収集のゴーサインがでた。
これで8名は,一応,演論大会出場の目途がついたことになる。

ところで,STMは・・・モデルも不合格。
だが・・・,ほんとのほんとの最後のチャンスとして,月曜日に再再度の個別ゼミをすることに。
ここまできたら,良い意味での割りきりが必要だ。
この2日間,がんばれよ。

ところで,今度の春合宿の予定をほぼ固めた。
合宿地は,新潟にしようかなと思っている。
工場もたくさんあるしね。

2012年11月9日金曜日

いよいよ追い込み

昨日も4年生の卒論のため,5時間ほど臨時ゼミを行った。
演習論文大会出場組のなかで,分析モデルが完成していないのは,残り二名。
KRKとSTM,がんばれ。
明日,土曜日だけど,その二人のために個別指導をする予定。
KRKは分析モデルはほぼ完成しているので,あとはちゃんとした質問表の完成を目指す。
STMは分析モデルすら完成していないため,その完成を目指す。
これが最後のチャンス。
これでOKサインがでなければ,演習論文大会への出場は難しい。

二人に限らず,他の連中もいよいよ追い込みだ。
みな,がんばれ!

2012年11月6日火曜日

一部昇格!

勝った!
日体大に二連勝し,一部昇格を決めてくれた!

4年生は感慨一方ならぬものがあろう。
佐藤君
入戸野君
小野君
森渕君
渡邉君
古河君
渡部君
永石さん
佐藤さん
よくやった。
本当にご苦労さん。

君らを応援していると,自分が逆に励まされたよ。
勇気づけられた。
今度,雀と最高の酒をご馳走しよう。

今日は,飲んじゃーならぬ酒を飲んでしまった・・・が最高の気分だ。
よしとしよう。


2012年11月5日月曜日

先勝!

今日は4年の臨時ゼミの後,おっとり刀で代々木の体育館に駆けつけた。
日本体育大学との一部・二部の入替戦の初戦。
昨晩から緊張ぎみ。
唇がやたら乾く。

第一クウォーターは,渡辺君のスリーポイントが良く決まる。
好調な出だし。
第二・第三クウォーターでは,不運なジャッジも影響し,追いあげられる。
しかし,最終クウォーターには,ここぞという時に,キャプテンの佐藤君のスリーポイントが決まる。
あれで決まった。
震えが来た。
感動した。
怪我を押して出場して,あの場面で決める力。
打っ倒れそうになってからの,もう一歩の努力,それがボールをひと押しするのであろう。

明日,連勝して,一気に一部昇格。
そう行きたいものだ。

4年臨時ゼミ

今日は東洋大学の講義が学園祭休みだったので,4年の臨時ゼミを行った。
後のスケジュールを考えると,今日の時点で分析モデルができてないと,かなり厳しい。
・・・はずだったのに,先週の水曜日のロングゼミにおいて分析モデルが未完成だった4人のうち,今日の発表で合格水準をクリアしたのはたったの一人。
残り3人は,今度の木曜日の臨時ゼミが,最後の分析モデル合格のチャンス。
そこで,モデルにゴーサインがでなかったら,演習論文大会はあきらめてもらうかも。
オリンピックじゃないんだから,何でもいいから出ればいいってわけじゃない。

ここが踏ん張りどころ。
もう駄目だってところからが,勝負だ。
あの時は本当に最後の力を振り絞ったと言えるように,ここでぐっと腹に力を入れて,闘え。

2012年11月4日日曜日

教えること

教えるということは,教えられる人にとってためになるのは無論だが,教える人にとっても非常にためになることが多い。
教えるという行為を通じて,新たな気づきが多々得られるのだ。
教えるためには,教える内容を「要するにこういうこと」と,端的に説明できなければならない。
この,「要は」というのが難しい。
よーく考えなければならない。
そのプロセスで大きな気づきが得られることが多いのだ。

また適切に教えることができたと思っても,以外とそれが通じていないことがある。
教えられた人間が,教えられたはずのことをうまくできない様をよく観察すると,教え方のどこがまずかったのか,教える内容の理解の仕方にまずかった点がなかったか,といったことに気づきが得られることが多いのである。

最近,息子に左足のインステップを教えているのだが,教えながら分って来ることが多く,おそらく現役時代より私自身も左足はうまくなっている。

今度の新ゼミ生にも,一人ひとりに,上級生のチューターをつけることにした。
来春の合宿や春ゼミにおける発表の準備をする際に,新ゼミ生が悩みを相談する相手を,3年生につとめてもらうのだ
3年生にとっても,非常に勉強になる,良い機会だと思う。

2012年11月3日土曜日

久しぶり・・・ですね

昨日,今日と,久しぶりの研究日であった。
「久しぶり」ってのが,ちょっと悲しいけどね。
学園祭期間中で,窓の外の騒ぎがうるさかったが,耳栓をして,論文の執筆に勤しんだ。
今まで,こつこつと積み上げてきたものが,一挙に論文として開花しつつある。
来年初頭にほぼ同時期に三編が刊行される予定。

さぁ,そしていよいよ来年は,一冊の書物にまとめる仕事を仕上げよう。
まだまだ研究は道半ばだけど,とりあえずね,それで一区切り。
頑張っていこう!

2012年11月1日木曜日

ちょっと困ったことに・・・

大阪出張から帰ってきた。
ちょっと困ったことになった・・・と最初は思った。
なにしろ・・・だから。
でも・・・これはチャンスかも。
そうなるに至った経緯を描写できれば,貴重な研究になる可能性がある。

と,とにかく最近,何があっても,やたらポジティブ思考。
良い方向にしか物事を考えない。
年をとってきて,かえってうだうだ後ろを見ることが少なくなった。

信号が直前に赤になったら,昔は「ついてない」だった。
最近は,かえってラッキー,と思う。
ぎりぎりで信号を渡ることができたぐらいで,運を使わなくて良かった,と思う。
これはくだらないことだけど,最近,一事が万事,そのように発想するようになった。

今年の健康診断の結果もあまり思わしくなかった。
でも,そのおかげで酒の量は減らすし,朝早起きして気持ちいいし,ご飯がおいしいし,仕事ははかどるし,それもこれも結果が悪かったおかげ・・・って違うか。

来週,精密検査に行ってきます。

そのおかげで,なかなか昼間に行くことができなかった,病院の近くにある銀行に行き,半年間棚上げしていた用事が片付けることができる!ってもういいか。