2011年8月17日水曜日

基礎づくり

先週ぐらいから,毎朝,1時間半ぐらいかけて,今年から借りたもう1枚の田んぼの雑草取りをしている。シバ系の雑草だが,これがしぶとい。草の部分をもって引っこ抜いても,土の中に根を残していると,すぐにまた生えてくる。それこそ「根こそぎ」抜かないと,きりがないのである。しかし,それがなかなか難しい。
そこで考えた方法は,まず土を50㎝ほど掘る。それから横にトンネルを掘っていく。そして,土の表面にかかと落としを喰らわして,トンネルの上の30~40㎝の土の塊を崩落させる。雑草の根っこごと崩落させる感じである。そして,根についた土を払い,まさに根こそぎ除去する。
ジャガイモを収穫してから,しばらく放っておいたので,絨毯のように覆っている雑草を,土を掘り,トンネルを掘り,それからかかと落としをし,根こそぎ除去し,それから崩落した土を手で探って根っこ(アーモンドのような形をしている)の取り残しがないか確認する。
根気のいる時間のかかる作業である。今までおそらく20時間ぐらいかけたと思うが,まだ四分の一ぐらい残っている。
でも,丈夫な野菜(ブロッコリーとキャベツを植える予定)を作るためには,欠かせない作業である。
何事も基礎づくりが大事である。

今年の3年生は,その基礎づくりに苦労している。
何度も何度も私に駄目だしされ,また新たに「作文」してくるが,基礎がなってないので,粗だらけ。
じっくり文献を読み込み,きっちりと基礎を作っておかないと,しっかりしたモデルはできない。
あるグループは,7月末の夏ゼミ終了後,2回も研究室に来て,報告をした。
今日がその2回目の訪問だったわけだが,ようやく曙光が見え始めたというところか。
しかし,時間がない。
頑張ってほしいと思う。

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