3年生と4年生のプレゼン大会が先週の土曜日に終わった。
同時開催はやっぱりきついねぇ。
色々とゼミとしても考えなくてはならないことがあるから,来年以降の参加はゼロベースで考えないと。
特に3年の研究は15分間内に収めるのには,あまりに内容が濃すぎる。
そこまで濃厚な研究を8ヵ月にわたって行ってきたわけだ。
方法は2つある。
15分内で程よく収まる程度の研究に留めるのが一つ。
この方法のメリットは,まず渡辺ゼミのガチ度が低下し,私も楽になるし,学生も楽になるってこと。
そしてさらには,おそらくプレゼン大会での成績も上昇するであろうってこと。
今回,インターでも学内のプレゼン大会でも,3年生は内容についてよりもむしろ,内容的に詰め込みすぎって指摘を何度も受けたらしい。
もう一つの方法は,社会的に意義のある研究を志向し続けて,実務へのフィードバックを重視し,もう大会への出場はマストにしないってこと。
この方法によれば,渡辺ゼミの「らしさ」は残り続けるが,大会への出場をモチベにしてきたところもあるので,ゼミのエネルギーが持続し続けるかが心配ってこと。
4年もねぇ。
今年はしっかりと大会出場のリミットを定めて,それを遵守しようと思ったけれども…
ずるずるとそれを伸ばしてしまった。
その結果,例年どおり切羽詰まってから,ある種の修羅場が…
私も時間的に限界に達しそうになったし…
それで最終的に学生たちに良い結果をもたらしているとしたならば,次年度以降のエネルギーにもなろうってもんだが…
どうも一部の学生には,そうすることが良くない結果を産んでいるようだしね。
それは私にとっても本意ではないから。
私は小利口な生き方ができないし,課題から逃げずに愚直にそれに取り組み続けることを人生訓としてきた。
あっちこっちとぶつかって,痣だらけになって,腐りそうになったことも一再ではないが,それでも決してめげずに前に進んできたつもり。
ひょっとしたら壁を避けながら,うまーく前に進むこともできたのかもしれないけれども,どうも私はそれを潔しとしない。
その生き方をする自分こそが,自分であると思ってきた。
しかし…私は,そんな自分の生き方を,ゼミ生に強制したことは一度もない。
しかし,どうも長いこと一緒にいると,そして私のゼミ生との付き合い方の中から,多くの学生にそれが伝播してしまうのかもしれない。
皆,傍から見ると,今どきの学生らしくない過ごし方をしてしまう奴らが産まれてしまう。
しかし,当然ながら,伝播しない奴,共感すらしない奴も当然いるわけで…
さて,どうすっか。
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