それでなんとか「こなしてこれた」ってことだろう。
しかし、ゼミではそれを見過ごさない。
「なんとなく」というグレーな部分を一切消し去り、ガラス張りにする。
そのためには、何度も何度も何度も何度もゼミ生には言い続けてきたことだが、図などで可視化することが大事。
議論しているだけでは、絶対にダメ。
図を書き、関係性を整理し、その関係を必ず文章に書き起こす。
その文章内にも曖昧さは残さない。
それができて、初めて議論の前提が成立しているということになる。
曖昧な理解しかできていない数人が、その状態のまま議論しても、出てきた結論のようなものは、なんとか論理的に成立して「見える」ように工作された、砂上の楼閣にすぎない。
すぐに崩れる。
何度作っても崩れる。
ただ時間が過ぎるだけ。
また、今日のゼミで改めて気になったことは、局地的に議論しているシーン。
何しているのって感じ。
それがゼミのパフォーマンスになんの関係があるのかね。
局地ではなく全体に対して、発表者に対して、大きい声で指摘すればいいだけ。
その指摘が合っているか分からないからとの反応があったが、数か月も経って、ゼミにおける議論とはどういうものか全く理解していないので、情けなくなった…
指摘なんて間違っていてもいいし、焦点がずれていたって何の問題もない。
議論を経て少しずつ正しい理解に近づいていけばいいだけ。
初めから正しい指摘・意見を言わなきゃと思ったら、指摘や意見なんて簡単にできん。
間違っていたら恥ずかしいとか悔しいとか、そんなもんごみ箱に捨てちまえ。
何の役にも立たんどころか、むしろ全体のパフォーマンスにとって有害。
とはいえ、明後日のプレゼン大会を前にして、各グループのパフォーマンスの中には、成長の跡が見られるところも多い。
トークン班は、3週間ぐらい前のパワポの内容・構成と比べると、今のそれは相当リファインされている。
スポンサーシップ班は、問題意識から仮説立案あたりまではかなり良い(後ろの部分で躓かなきゃ褒めたやりたかったぐらい)。
組織心理班は、大会をすでに一回経験しているだけに、プレゼンの仕方は他班と比べものにならないぐらい良い。
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