2020年10月22日木曜日

Jリーグビジネス論Ⅱの第5回目

 本日はいわきFCの大倉社長がご登壇。

附属高校生が70名以上,商学部の授業参観ということでシットインしているなか,行われた。

いきなりいわきFCパークの正面玄関に大倉社長が登場!!

そして施設を簡単にご紹介いただく。

スポーツビジネスの出発点は施設であり,現在,いわきFCでは施設が大きな価値を生んでいる。

いわきFCに近接する株式会社ドーム(アンダーアーマーブランドでスポーツ用品等を販売する会社,いわきFCの親会社)の物流施設,300名雇用しており,9割は地元の人。

いわきFCは何を売っているのか?

サッカーの試合という商品をどういうものに創り上げるのか?

魂の息吹くフットボール,勝利と同時に,スポーツビジネスではストーリーをしっかり提示していくことが大事(勝っていながら,理念先行で活動していく…これが実は難しい)。

ストーリー×マーケティング:共感という名の無限の波紋⇒新しい価値⇒マネタイズ

SNSのフォロワーはJ2レベル。

ツイッターでは1万人ほど試合の映像を見ている。

ビジョン:スポーツを通じて社会価値(人づくり,街づくり)を想像する⇒日本を元気に!

ミッション:いわき市を東北一の都市(優れた人材輩出,住みたい街,戻りたい街)にする⇒スポーツによる地域創生モデル(復興から成長へ)

ヴァリュー:グローバルスタンダード,エキサイティング

Jリーグに行くことは手段にすぎない!

ストラテジー:スポーツファシリティの運営・整備(スポーツによる健康増進等),魂の息吹くフットボールで熱狂空間を創出(希望,感動,夢,熱狂空間,前に,止まらない,倒れない),世界基準のチームビルディング(デジタルソリューション,パワーの可視化,能トレーニング,食事管理),地域との一体化,未来を担う人材を育成(いわきスポーツアスレチック・アカデミー:子供たちに無料でスポーツ教室,約8000人の子供達)

ストラテジーは,ミッション,ビジョン,ヴァリューすべてとつながっている!

いわきFCの人材育成の方針:文武不岐,人格陶冶,いわきFCのアカデミーは県外が半分だが,まずは勉強ができるかどうかで判断する。

Walk to he dream!!

授業後の学生の感想を見ると,やはりいわきFCはブランディングが秀逸だと感じる。

ストレートに学生の旨に響いている。

ファンが増えるわけだよ。


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