2019年10月31日木曜日

4年生の臨時ゼミ②

五人目。
カッシーのSNSを通じた知識提供に関する研究。
知識提供行動→知識伝播の認知のロジックが弱いし,その伝播の認知をもって知識創造を捉えようとするのは無理がある。
もうちょい頑張ろう!

六人目。
ミサトの研究。
ポジティブ感情がウェルビーングが促進するということは先行研究で既知。
ではポジティブ感情を組織的施策を通じてどのように高めることができるのか?
気晴らし,賞賛する行為,賞賛を受けること。
これらがポジ感情を促進すると考える。
はい,モデルの原型完成!
これで何人目?

七人目。
モカの越境学習に関する研究。
越境学習→ジョブクラフティング→内的キャリア。
越境学習の本質,効果,特性などを踏まえて,もう少し具体的に越境学習なるものを概念把握した方がいいね。
そのうえでジョブクラとの論理的なつながりを考えるべき。

八人目。
イオリの中途採用者の組織再社会化の研究。
同業種間転職を前提とするかどうかはじっくり考えるとして…
職業的再社会化・文化的再社会化・役割的再社会化がプロアクティブ行動に正の影響を及ぼし,プロアクティブがパフォーマンスに正の影響を及ぼすというモデル。
まぁまぁ原型は完成しているといってもいいのではないかな。

九人目。
ミユのアメーバ経営におけるイネーブリング認知を促進する要因の究明,あるいは同認知がもたらすものの究明。
経験の重視,試行錯誤の許容,プロ意識,当事者意識,外部のファシリテイターが,イネーブリング認知を促進するメカニズムの解明を目指すなら,先行研究をしっかり読み込むこと。
また,イネーブリング認知が採算意識を高めると考えるのなら,しっかりとロジックを組み立てること。

十人目。
ミホの予算スラックに関する研究。
アメーバ経営に焦点を当て,アメーバがそもそも時間短縮などの改善活動に従事することができるのは,スラックが混入していたからだと発想。
予算スラックのポジティブな効果を実証しようとするもの。
それはそれで面白いと思う。
しばらく,こちらを追いかけてもいいのではないかな。

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