2019年5月14日火曜日

15期生にとっての名誉

本日,連絡があった。
中央大学の卒業生は「学員」と呼ばれるが,中央大学の学術連盟である経済学会に在籍されていた卒業生で組織されている学員経済学会という学員支部がある。
その学員経済学会が昨年から学員経済学会論文賞を創設したそう。
下記の記事はその第1回の授賞式についてのもの。
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/news/2018/06/12212/?r=1

この学員経済学会の会長は,セブン&アイ・ホールディングスの名誉顧問の鈴木敏文氏。
さて,その第2回学員経済学会論文賞に,実は商学部のある先生からお誘いを受けて,15期生のグループ執筆論文を一つ,彼ら彼女らには内緒でこっそりとエントリーしていた。
4年生は卒業論文を審査対象とした商学部長賞にエントリーできる。
しかし,3年生には論文が審査される適当な大会がなく,これまでプレゼン大会のみにエントリーしてきた。
自分のゼミのことをあまり褒めたくはないが,本当にうちのゼミの連中は良く研究努力を重ねる。
これまで多くのプレゼン大会において毎年優勝などの好成績を積み重ねてきた。
しかし…研究成果の分量が膨大になり,プレゼン大会ではそれを伝えきれないこともあった。
研究成果のすべてを伝えきろうと頑張り,そのため物凄い早口になり,またできるだけ端折ってプレゼンするため,審査員からはとても分かりずらいと,酷評をいただくこともあった。
これまでの研究努力に思いを致し,その酷評を受けとめた時,彼ら彼女らの心は万力で絞めつけられたかのように軋み,眼からほとばしるものをそのままに,ただ立ち尽くすだけであったこともあった。

論文ならばと思い,お誘いを受けたのを良い契機と思い,最も論文執筆に努力し,相対的に文章もしっかりしていた,「スポーツスポンサーシップの効果」を研究していたグループをエントリーさせていた。
先ほど,その結果を経済学部の先生からご報告いただいた。
見事,最優秀賞を獲得したとのこと。
努力すれば報われるほど,この世の中は甘くない。
不条理に満ちている。
しかし,報われている奴らは,必ず努力している。
スポ班はプレゼン大会で成果を出せなかったが,腐らずに論文執筆に努力していた。
表彰式は6月1日とのこと。
セブンイレブンを成功させ,イトーヨーカドーを巨大企業まで成長させた,あのカリスマ経営者から表彰状をもらってきなさいな。
表彰式には,私も何とかリスケして出席するからね。

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