人生は山登りと同じだ。
一山登り終えても,しばしの達成感の後,また新たな山を登らなきゃならない。
選択肢は色々だ。
急峻な山もあれば,なだらかなちょっとした丘のような山もあるだろう。
山登りはまた,天候にも大きく影響を受ける。
靄がはっていて,先がほとんど見えない状況もあるだろう。
どの山に登るかの選択は,山の高さや急峻さ,そして天候,あるいは同行者のスキルなど,諸々の要因の影響を受ける。
まさに人生と一緒。
私なら…
高い山を登る。
それも躊躇なく。
あたかもその選択肢しかないかのように。
だって…見える景色が違う。
登ってっても楽しい。
なだらかな,坂だか平面だか,分らないようなプロセスを経つつする山登りの何が楽しい?
享楽の基本はしょせん刹那。
瞬間に燃え,瞬間に消える。
それも…あるいは,いい。
しかし,私なら花火ではなく,山登りを躊躇なく選ぶ。
花火を見ても成長はせんが,山登りは人づくりだ。
かつて親父に言われた。
お前の労は,しょせん一労だ。
苦労は九労だ。
お前のは苦労なんてレベルではない,と。
だから…どれだけ苦しい道を選んでも,きっとまだこの先にあるであろう,はるか遠いその行きつく先の光景を見てみたいって思ってしまう。
それがきっと…私のエネルギー。
まだまだ花火はいい。
山に挑む。
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