2015年10月18日日曜日

子どもの頃

今日は結婚式に出席してきた。
中央大学の同僚の結婚式だったが,その花嫁さんが動物好きで,趣味が動物園めぐりと聞き,ちょっと昔を思い出した。

私が初めてワクワクした本は,シートン動物記だった。
特に「狼王ロボ」は何度も呼んだ。
ジャックロンドンの「白い牙」も素晴らしい小説だった。
分る人は分るが,分らない人には何も分らんだろうが,いずれも狼を題材とした本。
実は私は大の狼好きなのであった。
「おおかみ子どもの雨と雪」も大好きなのであった。

私のPCの壁紙は,狼が遠吠えしているシーン。
国内・海外の動物園で狼と会えるのが楽しみだったし,アメリカで在外研究をしている時は,イエローストーン国立公園で本物の灰色狼に会えることを心から楽しみにしていた(一週間滞在したけど,駄目だった)。
あの憂いを帯びた眼光。
吸い込まれるような魅力。
あれほど愛すべき動物はいない。
日本狼は絶滅してしまったけれども,現在,天敵がいなくなり鹿などが激増し,畑などの被害も甚大となり,狼の日本再導入の話しが現実味を帯びつつある。
現にイエローストーンで繁殖している灰色狼も,一度絶滅したのちに,草食動物の激増に対処するために,カナダから再導入された個体種が繁殖源である。
ロマンがあるよなぁ。
日本の原野に狼が再び駆け巡る姿を想像するだけで,鳥肌がたつわ。

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