2016年度の演習Ⅰの募集関連のデータを集めたページを時々更新します。
渡辺ゼミは隠し立てを一切しません。
すべてをこのブログや,下記のものによってさらけ出しています。
疑問や質問がある人は,遠慮せずに渡辺まで連絡してください。
■渡辺ゼミを知る機会
【第1回合同説明会】
9/28(月) 17:35〜 @ 7102号室
【第2回合同説明会】
9/30(水) 16:30〜 @ 7103号室
【オープン講義】
ゼミ教員の普段の講義を知る機会
10/5(月)3限 @8304号室
「アカウンティング入門」
【個別ゼミ訪問】
普段のゼミの様子を直接知る機会
10/2(金)昼休み @5307号室
「演習Ⅱ(4年生のゼミ)」
10/2(金)5限~6限 @5307号室
「演習Ⅰ(3年生のゼミ)とⅡ(4年生のゼミ)」
【個別ゼミ相談会】
ゼミ生に直接質問をする機会
10/2(金)7限 @5307号室
【個別研究室訪問】
ゼミの教員に直接質問をする機会
今のところ随時ですので,渡辺までメール(wtakeo@tamacc.chuo-u.ac.jp)で直接アポをとってください。
■渡辺ゼミの日常が分かるメディア
【ゼミ教員のURL】
http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~wtakeo/
【現4年生のブログ】
http://ameblo.jp/watanabesemi11/
【現3年生のブログ】
http://ameblo.jp/nabezemi/
【渡辺ゼミのtwitter】
https://mobile.twitter.com/
■渡辺ゼミの紹介記事
【現4年生のゼミが3年生の時に紹介された記事】
2016年度入学生向けの商学部ガイド
【昨年卒業したゼミ生が4年生の時に紹介された記事】
2014年度入学生向けの商学部ガイド
■ゼミ紹介の動画
【現4年生が3年生の時に作成した動画】
https://www.youtube.com/watch?v=yD2FOvd20U4
【昨年卒業したゼミ生がゼミ募集にあたって作成した動画】
https://www.youtube.com/watch?v=5_rLV0B9BXM
【3年前に卒業したゼミ生がゼミ募集にあたって作成した動画】
https://www.youtube.com/watch?v=TsvxEd09Fh8
■ゼミの募集要項
【ゼミのテーマ】
組織における人間心理や行動は,何に影響を受け,何をもたらしているのかを考える
―心理学,管理会計論,組織論の学際的研究―
Ⅰ 科目の目的・到達目標
このゼミでは,企業などの組織で働く人の心理や行動が,何によって影響を受け,そして何をもたらしているのかについて研究をします。働く人の中には,毎日イキイキと職場で過ごすことができる人もいれば,残念ながら心身の健康を害してしまう人もいます。何がそのような違いを産むのでしょう?どうしたら,働きがいがあり,働きやすい職場環境を創ることができるのでしょう?このゼミでは,それらの問いに対するアンサーを追究することを目的とします。
渡辺ゼミのゼミ生は,最初は皆,普通の学生です。むしろ,2年生までの2年間で何も成し遂げることができず,このまま大学生活を終えてしまうことに不安を抱え,何かを成し遂げたい,自分を変えたいと強く願って入ゼミしてくる学生も少なくありません。渡辺ゼミは,優秀な人間だけが集い,高いパフォーマンスを実現する場所ではないのです。
渡辺ゼミの真骨頂は,普通の人間でも,全員が高い目標にコミットし,互いに助け合い,切磋琢磨し,ゼミ生一人ひとりがゼミにおいて唯一無二の存在になれば,ゼミとして必ず最高のパフォーマンスを実現できることを経験してもらうことです。そうした経験を通じて,たとえ自分の事ではなくても,仲間のために悔しくても泣き,嬉しくても泣くことができる,そんな人間関係が構築されていきます。
これまでプレゼンをしたこともない,パワーポイントを触ったことすらない,文献の探し方や読み方も分からない,そんな人も心配しないでください。渡辺ゼミでは,新ゼミ生に対して,3年生と4年生の二人がチューターとして割り当てられ,皆さんを支援します。
Ⅱ 授業の概要
働く人の心理や行動は,例えば,次のようなことに影響をうけます。①彼ら彼女らの業績をどのように評価し,その評価の結果に対してどのように報いるのか,あるいは罰するのか。②彼ら彼女らの働き方に対する希望に配慮した人事政策が行われているのか。③上司との関係は良好に保たれているのか。④彼ら彼女らの仕事をするうえでの目標はどのように設定されているのか。⑤組織内の文化や風土はどのようなものか。⑥どのようなリーダーシップやフォロワーシップが,どのように発揮されているのか。
以上の要素は研究対象の一部に過ぎません。ゼミ生は自己の興味関心に最も近い対象を選択し,人間心理や行動への影響を探索していきます。以下に,研究テーマの一部を列挙しましょう。これらの研究は,何らかの大会で優勝あるいは準優勝しているものです。
以下,4年次の卒論研究の例
「心理的契約の不履行が従業員に及ぼす影響に関する実証的研究」
「場の生成に関する実証的研究」
「従業員による株式保有が企業に与える影響に関する実証的研究」
「モラル・ライセンシングの発生メカニズムの解明」
「ビッグ・バスが長期株価に与える影響」
以下,3年次のグループ研究の例
「インターンシップの実施が組織成員の内発的動機づけに及ぼす影響に関する実証研究」
「マテリアルフローコスト会計が従業員の心理に及ぼす影響に関する実証的研究」
「組織市民行動に関する実証研究」
「LMXと人脈の構築の関係に関する実証研究」
「サービス業における職務満足と顧客満足に関する実証研究」
「会計情報の開示が貢献の実感に及ぼす影響」
「達成プライミングとポジティブ・フレーミングの効果に関する実証的研究」
上述したタイトルからも分かるように,渡辺ゼミでは基本的にすべて実証研究をしてもらいます。
「Knowing is not enough; We must apply. Willing is not enough; We must do.」
この言葉はゲーテによるものですが,これを渡辺ゼミでは大事にしています。働く人の心理や行動のメカニズムを文献から明らかにするだけでは十分ではありません。渡辺ゼミでは,どうすればその心理や行動を望ましい方向に導くことができるのかを,実際に企業等からデータを収集し,実証的に解明するところまでを目指します。
渡辺ゼミでは,3年次に学内のプレゼン大会に出場するようになってから7年になりますが,出場した3つのグループがコンスタントに素晴らしい成果をあげています。
2009年度:経営部門で優勝・準優勝
2010年度:会計部門で優勝・社会問題部門で優勝
2011年度:会計部門で優勝・労働雇用部門で優勝
2012年度:会計部門で優勝・経営部門で優勝・社会問題部門で優勝
2013年度:経営部門Ⅰで優勝・経営部門Ⅱで優勝
2014年度:社会問題部門で優勝・会計部門で準優勝
なお,毎年2000人以上の学生が参加する約60年の伝統を有する全国経済ゼミナール大会において,3年生のグループが,2014年度は最優秀賞,2012年度は優秀賞を受賞しています。
4年生の優秀な卒業論文に授与される商学部長賞へのエントリーも4年前から行っていますが,やはり素晴らしい成績をおさめています。2011年度は会計部門で,2012年度も会計部門で,2013年度は会計部門,総合人間部門,金融部門の3部門で,2014年度は経営部門と総合人間部門で,商学部長賞を受賞しています。なお,4年次には卒業研究のプレゼン大会もあるのですが,2012年度は優勝と準優勝を,2014年度は奨励賞を受賞しています。
賞という結果もさることながら,このゼミではゼミ生一人ひとりが,2年余りのゼミ活動を通じて,それぞれ圧倒的な成長を経験します。問題発見能力,問題解決能力,実行力,プレゼン力,そして人間関係構築能力が,ゼミ生によって得意分野に違いはあるものの,非常に高い水準に到達します。
このゼミの活動は,未踏の山を登るようなものです。辛いこともあれば,苦しいこともあるかもしれません。しかし,その山を踏破することができた時,とてつもない達成感を感じつつ,今まで見たことがない素晴らしい光景を目の当たりにすることができるでしょう。山登りに必要な技術や知識は,踏破したいという願望があれば,自ずと体得されるものです。
大学を卒業後,諸君は,必然的に,未踏の山を登らなければならないのです。高尾山のような山しか登った経験がなければ,果たして未踏の山を踏破できるでしょうか。しかし,既にそのような山の踏破経験がある,渡辺ゼミの卒業生ならば,きっとどんなに峻険な山も登りきることできるでしょう。
Ⅲ 授業計画
● 2年次の春休み(2016年3月)の春合宿
・工場見学を2ヵ所
・組織心理学,組織論,管理会計論に関する論文についての分担発表
・上級生の卒業論文発表の聴講
● 2年次の春休み(2016年3月)の春ゼミ
新ゼミ生の皆さんに,3年次に取り組むグループ研究のテーマを決定してもらいます。各自が興味のあるテーマについて発表し,その後,投票を通じて,相対的に多くの人が興味のあるテーマが選択されます。
● 3年次の春学期(2016.4.1~2016.9.20)
3年次は主としてグループ研究を行います。
具体的には,①文献収集,②文献の読み込み,③問題意識と研究目的の確定,④解明したい仮説の立案までを行います。
● 3年次の夏休み(2016年9月)の夏合宿
主としてグループ研究の途中経過の発表
● 3年次の秋学期(2016.9.20~2017.3.31)
グループ研究の続きを行います。
具体的には,①質問票を完成させ,データを収集,②収集したデータに基づき仮説を統計的に検証,③インター大会,インナー大会,商学部プレゼン大会,および横浜国立大学・青山学院大学との合同ゼミなどにおいて,その成果を発表,④そして,最後に研究成果を論文にまとめます。
● 3年次の春休み(2017年3月)の春合宿
・工場見学を2ヵ所
・卒業論文のテーマ・概略の発表
● 4年次の春・秋学期(2017.4.1~2017.3.25)と夏合宿(2017年9月)
・卒業論文の研究発表
Ⅳ 授業外の学習活動
課外活動として下記のような活動を行うことを予定しています。
①研究活動関連
・実務家の講演会(年2回)
②研究活動以外の活動関連
・合宿における読書会
・合宿におけるレクリエーション(主としてテニス)
・ゼミ対抗のバレーボール大会やフットサル大会への出場とそのための練習試合
・OBとの交流会(渡辺会総会,渡辺会研究会)
・節目でのコンパ
Ⅴ その他特記事項
〔募集人数〕
15名程度
〔注意事項〕
本ゼミの活動は,上述したように研究活動ならびにそれ以外の行事と,盛りだくさんです。それらに費やした時間に見合う能力・知識・スキルを諸君が身につけることができるよう,渡辺も全力でゼミに向かい合います。
とはいえ,ゼミ生の中には,ゼミ以外にも主たる活動に従事している人が何人もいます。大事なことは,オンとオフをしっかりと切り換えることです。ゼミに集中するときは,それに没入し,議論も発表も真剣勝負。わがゼミが,何年も連続で各種の研究プレゼン大会で優勝できているのは,その取り組みのおかげなのです。
さて,本ゼミの内容に興味を持った学生は,遠慮せずに直接,渡辺研究室(2号館12階21269号室)までアポをとったうえで質問に来てください。「渡辺」という人物の下見でも結構です。連絡は,wtakeo@tamacc.chuo-u.ac.jpもしくは042-674-3614まで。応募者多数の場合は,事前に質問や顔合わせに来てくれた学生を優先したいと考えています。本担当教員あるいは本ゼミについて,より詳細な情報を得たい方は,http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~wtakeo/を参照してください。
〔募集方法〕
(1)リポート
①当ゼミを志望した理由(教員個人,ゼミの研究内容,ゼミの雰囲気,その他に分けて記述してください),②自己のプロフィール,③現在の自分を形成した過去における重要な出来事・経験,④あなたのやる気の源泉として最も大事なもの,⑤自分が逆境下にある時に心掛けたいこと,⑥卒業後の進路希望とその理由,以上6点を2000字以上にまとめ,400字詰原稿用紙に手書きしたうえで提出してください。
(2)面接試験
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