2015年9月23日水曜日

11期生に想う 合宿を経て

11期生は,先輩が後輩の面倒をこれでもかってくらい良く見る,我がゼミの伝統を良く引き継いでくれている。
合宿の感想メールでも,12期の成長に言及する内容や,12期をこれらも支えていきたいという内容のものがとっても多かった。
また,渡辺ゼミに対する愛情が伝わってくる内容のメールも多く,読んでいて,涙腺が刺激されることも度々。
私もその想いにできうる限り応えるよ。
10中旬がモデル完成の一応のリミットだけど,その前の週末にでも,モデル提案を主題とするロングゼミをしてもいい。
11期生は,ここでアクセルを踏んでいこう。
そうすれば,後で余裕をもって分析や分析結果の考察を行うことができるよ。
さて,最後に合宿の感想メールのなかで,特に熱く想いを語ってくれているメールを紹介しよう。


>今回の合宿、一番感じたことは12期の動きの良さ、そして春合宿からの成長です。
今回、全体として時間の使い方や気の緩みによって途中動きが悪くなってしまうことなど、まだまだ改善点はありました。
その点に関しては、12期はもちろん先輩である私たちがまずメリハリを意識し、目を配っていくべきであったと思います。
特に11期は4年としてこれまでの経験も踏まえその状況をしっかりと把握し、そこに対して早い段階で働きかける必要があったと感じています。
そのため、今後のゼミ活動ではそのような事態はないよう、自分たちで意識していくことと、その改善点に関して12期がより意識できるよう働きかけていきたいと思います。
しかし、確かにまだ改善できる余地はあるものの、今回12期はすごく積極的に動いていて、春合宿での反省を生かしているんだな、と強く感じました。
春合宿での11期の動きをそのまま踏襲するだけではなく、11期が春合宿の際に抱えていた反省点に対してもどう対処すべきかを12期が自分たちで考えて今回の合宿に臨んでいたように感じます。
食事や会議室、飲み会の部屋の準備や片付け等の役割分担、動きを詳細に掲載したしおりの作成など、どうすればよりスムーズに動けるのか、なにが必要なのかがしっかりと考えられていたからこそ、とても動きやすい、過ごしやすい合宿を過ごせたのではないかと思います。
春合宿は最初だからこそどう動けばいいかわからず動けないままだったのが、今回は個々が自ら動いていっている姿をみて、本当に嬉しく感じました。
そんな12期であるならば次の合宿はさらに今回の夏合宿での改善点反省点を生かしてより良いものにできるように思います。
研究に関しては、今回時間の関係上、自分の発表はできませんでしたが、みんなの発表内容やそれに対する先生や11期12期、OBの方々のアドバイスや、飲み会などの場で聞いたOBの方々のお話などから自分の研究に結びつけられそうなものもあったので、それを生かして研究をより進められるようにしていきたいと思います。
また、11期のみんなの発表を聞き、そしてもときさんのいつまでに研究を完成させるのか、時間の制約を意識する必要があるというお言葉を伺って、より気を引き締めて時間を意識して研究に取り組む必要があると感じました。
全員で大会に臨めるように、11期のみんなでお互いに良い刺激を与えあっていきます。
次に12期の研究については、大会までの時間がどんどん近づいていっているため、今回の合宿を通じてでてきた問題点などの改善について、できるサポートをしていきたいと思います。

> 正直、僕は9月17日が来ないで欲しいと ずっと思っておりました。
最後の夏合宿ということが 本当にショックだったからです。
もちろん、OBとして 毎年嫌っていう程 必ず参加してやる、と思っておりますが。
ただ、3泊4日の合宿、集合から解散まで参加できるのが最後かと思うと…
何十人ものOBOGの方々が こちらに目を向け、 それにビクビクしながら発表するという あの体験がもう合宿ではできないと思うと…。
僕は本当に変わったと思います。
皆にもよく言われるし、 僕自身もそう確信しております。
昔は眠気との戦いだった議論の時間が 今では楽しくってしょうがない。
恐怖の対象でしかなかったOBOGの方々の前で 今では率先して発表したがる自分がいる。
先生がいるから静かにしなきゃ、と思っていたお風呂の時間が 今では先生と密にコミュニケーションがとれる場所であって、楽しくってしょうがないんです。
一年前、自分達はどんな期でしたでしょうか。
同期たちは、 「12期に比べても、ぜったい私たちはちゃんとやれてなかった」 と口々にいいます。
確かに、僕もそう思います。
去年の夏合宿は、僕自身率先して 動けていなかったし、 議論の最中も、ずっと黙っていたと思います。
しかし、僕らと12期で決定的に違うことが 一つあります。
それは、先生とのコミュニケーション量だと思います。
ゼミ中は、栗田、児玉、みつおなど どんなに厳しい状況になっても 絶対に無言にならないツワモノが居りましたし。
ちょっとした雑談の時は、 僕やけんとが ここぞとばかりに話を広げにいき、 先生とコミュニケーションをとる機会を確保していたような気がするのです。
しかし、12期には なかなかそのように 先生と積極的にコミュニケーションをとろう、と思える子がまだいないのかなぁと思います。
先生のことが怖いんでしょうか。
先生となにを話せばいいのか分からないのでしょうか。
僕が先生とコミュニケーションをとりたい!と思ったきっかけは 先輩方が先生と親しげにしてるのを見て 羨ましくなったからだと思います。
なので、先生と話すとこんなに面白いんだよ、というのを もっと11期から伝えてあげた方がいいのかな、と今では反省しております。
色々な反省を活かし、 僕ら11期にできるあらゆる工夫を 凝らしていくつもりですので、 今後の12期に是非ともご期待ください!
合宿とは直接関係のない話ですが 球技大会への参加、本当にありがとうございます。
これでゼミ生と先生とのコミュニケーションをさらにはかることができますし、 なによりフットサルを先生とできるのが 楽しみです!
絶対に優勝しましょう!

> 最後に、合宿そのものではないのですが、合宿後に行った、11期男子とのご飯についてです。
合宿でみんな疲労困憊になった状況のなかでは、普通、一刻も早く家に帰りたいはずです。
しかし、もっとこの仲間といたいと思う自分がいて、ご飯にいきました。
去年の夏合宿の後には、思っていなかったので、その気持ち自体に、今までに積み重ねたことが現れているのかなと思いました。
食事中も、渡辺ゼミについての話題が途切れることは一度もなく、渡辺ゼミでの1年半の濃さを強く感じました。
振り返っているなかで、より一層、渡辺ゼミが好きになりました。

>今回の合宿では 自分は本当に渡辺ゼミとして 渡辺先生や11期のみんなや12期のみんなと 過ごす時間が本当に大好きなんだということを再確認しました。
必死に考えてみんなで議論するゼミも
いろいろな人の意見を聞ける読書会も
ストーリー無視のロールプレイングも
休憩時間がないスケジュール詰め詰めのレクも
大笑いして入ったお風呂も
OBOGの方と話したコンパも
移動のバスの中でさえも 自分にとってはかけがえのない思い出です!!
これからも 最高の先生と最高の仲間たちと最高の思い出を作っていきます!

> これからどんどん『最後の』という言葉が増えていくことに非常にさみしさを感じています。

>読書会は合宿の回数を増すごとに、好きな会になっています。 それぞれが何を感じ、自分と同じような感想を持った人もいれば、全く違ったり、そこまで奥深く考えられなかったけどそう言われればそんな描写がいくつもあったなと、たくさんの気づきが得られます。
読書会の終わった後、ゆっくりと時間が流れているような気がして、その雰囲気がとても好きです。
三日目は、やはり夜のコンパが印象深いものでした。 特に印象深かったのが、先生の今後の立場によりゼミが変わるかもしれないということをOBたちにも相談をしたい、と言っていたことです。
今まで、OBOGの方々が、渡辺ゼミにとって欠かせない存在で、伝統を作り上げてきた、大事な方々だと頭ではわかっていました。
しかし、どこか心の中で、現役生/OBOGという括りがあり、今のゼミは現役生のもので、OBOGは卒業していった人たち、と感じていたのだと思います。
ですが先生のその一言を聞いて、自分の認識が浅かったことに気づきました。
今後を相談して一判断を仰ぎたいほど、先生にとって大切な存在で、信頼をしている方々であり、卒業生という枠ではなく、1期2期3期…とそれぞれ大切な期の集合体がOBOGなのだと感じました。
「卒業をしても渡辺ゼミ」という由縁を強く感じました。
いつか、信頼されるOBOGになれたらと思います。

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